【レスリング】岸田、8点差を覆す逆転勝利!フリーは4人が3回戦へ

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◇令和元年度西日本学生選手権大会2日目◇フリースタイル◇10月26日◇堺市金岡公園体育館◇

[フリースタイル]
86㌔級 田川勝大(文3)
1回戦敗退
74㌔級 松下直樹(法4)
1回戦敗退
70㌔級 脇田泰之(人2)
2回戦敗退
65㌔級 上太一(社2)
準決勝進出
岸田宝來(たから=文1)
準決勝進出
61㌔級 加藤優輝(人4)
準決勝進出
57㌔級 野坂優太(人1)
1回戦敗退

大会2日目はグレコローマンスタイルのあとにフリースタイルの1・2回戦も行われた。

野坂、田川は初戦で無念のテクニカルフォール負け。共にローリングで差を広げられ、主導権を奪われた。松下は初戦は不戦勝で2回戦から。しぶとく守り続けていたが、徐々に点差を広げられ、テクニカルフォール敗けを喫した。

△野坂

△田川

△松下

グレコローマンスタイルで入賞し、好調の加藤は初戦、序盤から積極的に仕掛け、ポイントを奪うと後半の攻防ではうまく後ろに回り込み、加点。7ー2で勝利。続く2回戦では関学大・満田に対し、前半でテクニカルフォール勝ちと順調に3回戦進出を決めた。

△加藤

脇田泰は徳山大・長岡との初戦をテクニカルフォールで勝ち上がり、2回戦は九共大・結城に対し小刻みに得点し、3ー0とリード。終盤は相手の攻勢にしぶとく守り抜いていたが、最後の最後残り20秒で返されてしまい3ー4と悔しい逆転敗けを喫した。

△脇田泰

上は初戦は不戦勝で2回戦からのスタートだった。序盤から良い動きを見せ、4点の技が決まるなど、6ー2とリード。後半も攻撃の手を緩めず、12ー2のテクニカルフォール勝ちで明日の3回戦に駒を進めた。

△上

岸田は初戦を6ー0で突破し、迎えた2回戦。相手は強敵・井上(徳山大)だった。前半は0ー8と一方的な展開に「正直負けたと思った」。それでも、関大のみならず、高校の恩師や友人など多くの声援に奮起した。後半少しずつ巻き返し、8ー10と2点差まで詰め寄る。しかし、終盤に4点の技を決められ、8ー14と再びリードを広げられる。残り時間も少なく、勝負はあったかに見えた。それでも、一層大きくなる声援が力になった。「こんだけ応援してもらって負けたらいけない」最後は気持ちだけだった。再び盛り返し、14ー16。残りは10秒を切り、もう試合が終わる。とその瞬間、岸田の諦めない気持ちが奇跡を起こした。終了間際、渾身の力で井上を返すことに成功。劇的な逆転勝利に心からのガッツポーズで喜びをあらわにした。

△岸田

最後の岸田の勝利はまさに関大の成長を象徴したものだった。最後の一秒まで諦めない粘り強さが各選手に見られた今大会。敗れた松下、脇田泰らも得点には現れないしぶとい戦いを繰り広げた。「みんな、やってやるという感じがあった」と一瀬主将。12月のリーグ戦では、その力で1部の強者に挑む。【文:水上壮平/写真:瀧川千晴】

▼脇田泰
「モチベーションはあまり高くなくて、挑戦したら獲れるところも多かったが、守りに入ってしまった。1回戦では後半ちゃんと自分から攻めて得点できた。失点も少なくて良かったと思う。(チームぜんたいとして)前よりも部内でバチバチな感じはある。練習でもより実戦に近い雰囲気で戦って、粘り強くなったと感じる。個人的にもイケるイケないの判断力がついたと思う。今回もがぶられていたが、ここは大丈夫と感じていてその通りに守ることができたのは良かったと思う」

▼岸田
「JOC(ジュニアオリンピック大会)で逆転負け。高校時代も30秒くらいでボコボコにされたり負け続けの相手だった。(前半は相手ペース)ほんとにしんどくて諦めそうになったが、高校時代の先生とか近大のお世話になった先輩もすごいたくさんの人が応援してくれてて、これで負けたら申し訳ないなと。(最後の1分間の攻防)最後は気持ちだけだった。取って取られてまだあと2点あるという中で、ギリギリで返すことができた。ホントにカッコつける訳じゃなく周りの応援に応えないとというだけでがむしゃらに戦った。明日は高校の先輩と当たる。計量のため、あまり食べれないのがしんどいが、明日も頑張る」