【アイススケート】7名が全日本インカレ出場を決めた!

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◇第13回西日本学生フィギュアスケート選手権大会◇10月19、20日◇大阪府立臨海スポーツセンター◇

【3級女子】
9位 安田朋 30.82

【5級女子】
3位 奥野 44.08

【6級女子】
4位 畦地 60.61
25位 久保涼 46.11

【7、8級女子】
4位 十倉 97.28
7位 森下 91.85
17位 久保舞 76.30

【7、8級男子】
1位 須本 138.57
2位 本田 120.34

【5級女子団体】
4位 関大 10点

【6級女子団体】
3位 関大 41点

【7、8級女子団体】
3位 関大 80点

【7、8級男子団体】
2位 関大 27点

全日本インカレへの切符を懸けての熱戦が繰り広げられた今大会。関大からは9名の選手が出場した。

初日には、6級女子と7、8級男子、3級女子の競技が行われた。6級女子には畦地日菜子(情3)と久保涼音(政策1)が出場。畦地は冒頭の2回転ルッツ+2回転トーループのコンビネーションジャンプを決めると、流れをつかむ。課題のダブルアクセルは回転不足ではあるが何とか着氷。『シルクドソレイユ』の独特な世界観をしっかりと表現し、大きなミスなく滑り切る。演技終了後には笑顔があふれた。


△畦地

久保涼は、けがの影響もあり思うような演技ができなかったものの、「出来はまだよかった方かな」。ジャンプこそ入らなかったが、キレのある踊りと持ち前の美しいスケーティングで、1年生ながら堂々とした滑りを披露した。


△久保涼

7、8級男子に出場したのは、須本光希(政策1)と本田太一(経3)。須本は、冒頭のトリプルアクセルを着氷。「少しずつですけど、良くはなってきているかな」。その他の要素も質の高いものを披露。近畿選手権大会(近畿)では不調だったジャンプも次々に成功させる。138.57の高得点をマークし、近畿に引き続いて見事1位に輝いた。


△須本

本田は、果敢に攻めた構成で挑んだ。「何かつかめるものがあればなと思って」。冒頭に組み込んだのは4回転トーループ。6分間練習では着氷していたが、本番では惜しくも転倒。それでも、「最後の3本にセカンドのジャンプを付けれたのは、まずまずの収穫かなとは思う」。大きくリズムを崩すことなく、コンビネーションジャンプもしっかりと組み込み、リカバリー。会場を湧かせた。


△本田

3級女子には、今年でラストシーズンの安田朋(情4)が登場。「ここまでできるとは思っていなかった」。最初の3連続ジャンプを決めると、続くシングルアクセルも着氷。会場からは大きな歓声が上がる。『バイオリンコンチェルト』の美しい旋律に合わせ、繊細なスケートを披露。応援に後押しされながら、最後までしっかりと滑り切った。


△安田朋

2日目に行われたのは、5級女子と7,8級女子の競技。5級女子には奥野が登場。ラストシーズンを迎えた奥野は、西日本インカレ前に念願の5級を取得。1つクラスを上げての出場となった。冒頭のシングルアクセル+2回転トーループを鮮やかに着氷。しかし、続く2フリップが惜しくも1回転に。「2本目と3本目のジャンプをミスしてしまった時に焦ってしまって」。その焦りが他の要素にも影響してしまい、終了後は納得のいかない表情を浮かべた。それでも、スピード感あふれる演技を見せて観客を引き込み、結果は44.08で3位となった。


△奥野

7、8級女子には十倉日和(人3)、森下実咲(人2)、久保舞和(人1)の3名が出場した。十倉は圧巻の演技を披露した。冒頭の3回転ループを着氷。すると、続く3回転+2回転のコンビネーションジャンプ、3回転サルコーなど次々に決めていく。終盤になるにつれて盛り上がる曲に合わせたダイナミックな滑りで、会場を湧かせる。全てのジャンプを着氷し、演技終了直後には満面の笑みでガッツポーズを見せた。


△十倉

森下は、最初のダブルアクセル、そして続く3回転サルコー+2回転トーループを申し分のない高さと幅で決めると、勢いに乗る。中盤のジャンプでミスは出てしまったものの、『ラ・ラ・ランド』の明るい曲調に合わせたリズミカルな動きと、長い手足を生かしたスケーティングで会場を魅了した。


△森下

久保舞は、冒頭のジャンプが3回転+1回転になってしまうも、流れ良く着氷。終盤の3回転トーループの回転がほどけてしまうなどのミスは見られたものの、他の要素でカバーする。洗練された美しいスケーティングで華麗に氷上を舞った。


△久保舞

関大からは、畦地、奥野、十倉、森下、久保、須本、本田の7名が釧路で行われる全日本インカレへの出場を決めた。ここから本格的にシーズンが始まっていく。関大の選手たちは次なる舞台でも自身の力を発揮し、素晴らしい演技を見せてくれるはずだ。【文・写真:竹中杏有果】

▼畦地
「全体的にミスなくできたのは良かったんですけど、またダブルアクセルが回転不足だったのが悔しいなと。でも、しっかり自分の世界が表現できたのは良かったかなと思います。(今シーズンのFSはシルクドソレイユの「オー」ですが、選曲の理由は?)ずっと前からこの曲が好きだったのと、最後に盛り上がるし、異世界の雰囲気もあっていいなと思って選びました。(出来としては)練習ではもっといいのができていたので、ダブルアクセルとかクリーンで降りたかったなとは思います。(今シーズンは)やっぱり、ダブルアクセルはクリーンで決めないといけないなということですね。あと、この曲すごい気に入っていて、踊っててもすごく楽しくて。その異世界な感じを全日本インカレで、見ている人全員に伝えられるようにすることが一番の目標です」

▼久保涼
「一昨年からヘルニアになっていて、ジャンプを7か月ぶりくらいにジャンプを始めて。この試合の1週間前からジャンプを始めて、ここまで戻せたので。関カレまでには何とかしたいなと思います(笑)。出来は、まだ良かった方かなと。スケーティングでこけてしまったんですけど…スピンもミスをしてしまったので。次の試合は、スピンとできるジャンプしっかりやって、ステップでもっと魅せれるように頑張ります。(プログラムの見せ所は)曲の変わり目の踊りが好きなので、そこを見てほしいです!」

▼須本
「結構試合を重ねてきて、最初の方よりかはジャンプも良くなってきていて。少しずつですけど、良くはなってきているかなと思います。近畿ブロックが終わってから調子も上がってきていて、跳んだら成功する方が多い状態まできていたので、あまり不安は無かったんですけど。それでもループをパンクしてしまって。ループは結構、練習から不安があって。その不安が試合に出てしまったのかなと思います。(いつもと違う学生試合の雰囲気はそうでしたか?)楽しめたかは分からないんですけど、もともと自分がリンクサイドに人がたくさんいる状態で滑るのが得意じゃないので。少しずつ楽しめるようにはなってきたんですけど、まだ少し慣れないかなと思います。近畿ブロックで優勝できたんですけど、そのことはあまり考えずに、西日本では自分より上の選手がたくさんいると思うので、その人たちに食らいついていけるようにしていきたいなと思います」

▼本田
「近畿ブロックと、学生の大会が1つ終わって。再来週には西日本選手権があるので、それに向けて、何かつかめるものがあればなと思って挑んだんですけど。6分間で4回転(トーループ)をステップアウトまで持って行けたので、本番もやってみようかなと。他が崩れるのは分かっていたんですけど、せっかくなんでやってみようと思って4回転に挑戦しました。グループの7番で学生の大会ならではというか、長い待ち時間で。少しうまく体を持って行けなくて4回転は全然形にならなかったので、そこはすごい反省です。アクセルも全然できる気がしなかったので、他のジャンプに構成を変えながらという感じでした。構成を考えながら滑ったということもあって、前半が全て単発のジャンプになってしまったんですけど、最後の3本にセカンドのジャンプを付けれたのは、まずまずの収穫かなとは思うんですけど。でも、まあ最低限というか、そのレベルです。西日本は順位という面でもしっかり意識していきたいですし、全日本の後半グループで滑れるためにも上位入賞を目指しながら、全日本までの最後の大きな大会になると思うのでしっかりと攻めながら、得点も意識してトータルパッケージ、完成された演技をしたいなと思います」

▼安田朋
「緊張してあまり内容はそこまで覚えていないんですけど、一番感じたのは声援がすごくて。今までにない大声援を浴びて贅沢な気分を味わせてもらったなというのが1つ。内容的には、もう少しできたかなというエレメンツとかはあったんですけど。1番の見せ場のこれをシークエンスでも少し足が上がらなかったのが悔しいなという所です。(ラストシーズンは)チャイコフスキーの『バイオリンコンチェルト』です。(選曲の理由は)関西学院大学の選手権の杉中賢人さんが滑っていたのを見て、心にグッときて。私もこの曲で引退するっていうのを2回生くらいの時から決めていて。でもすごく長い曲なので編曲するのに時間がかかりました(笑)。バレエをやっていたので、チャイコフスキーが本当に好きで。絶対チャイコフスキーのクラッシックで引退するって決めていました!(ラストシーズンですがどんな気持ちで滑っていますか?)とりあえず楽しんで終わりたいっていうのは強くて。内容もそうですけど、自分ができることを全部詰め込んだプログラム、+チャイコフスキーにかけて、最高×チャイコフスキーで『サイコフスキー』って言っているんですけど、皆さんにサイコフスキーをお届けできるように(笑)。エレメンツ以外の部分も磨いていきたいなというのもあるので。周りを感動させたいなと思います。全日(全日本インカレ)には行けなかったんですけど、でもここまでできるとは思っていなかったので。悔いは思ったよりないかなというのもあって。周りのレベルが高すぎるので、順位は気にしていないというのもあったので、自分ができることをやって自己中に悔いなく終われたらいいなというのはあったので、その部分では(今日の演技は)よかったかなと思います。ラストシーズンは、引退試合で周りの人を号泣させられるような演技がしたいですね。自分の顔を見て、あの踊り踊ってた人や~とか思ってもらえるくらい印象に残るプログラムを滑れるようにしたいです」

▼奥野
「練習したことが全然できなくて、ちょっとどうしようかなと思っていたんですけど。楽しむことを第一に考えていたので、ミスはしてしまったんですけどすごく楽しかったです。(焦りとかはありましたか?)すごく焦りました。基本的にジャンプを跳ぶときに焦りがちなんですけど。2本目と3本目のジャンプをミスしてしまった時に焦ってしまって、スピンとかも入らなかったので、やっぱり焦りは禁物だなという永遠の課題が…。(全日本インカレ出場が決まりましたが?)無茶苦茶な演技をしてしまったので、本当にそろそろリベンジをしなければと。インカレでちゃんとした演技をしたことがないので、最後くらいはいい演技ができるようにしたいです。(ラストシーズン、何か思いはありますか?)思いしかないですね。私はずっとスケートを続けてきたわけじゃなくて。6年くらいブランクがあって、大学に入ってもう一度スケートを始めて。こうやって夢中になるものに出会えて。5級も取れたので、最後までしっかりやり切りたいなっていう気持ちと、自分はほかの5級の人たちみたいにジャンプが得意ではないので、表現とかそういう面で見せていけるように、人を感動させられるような演技をして引退したいなと。(関カレでは)スピンは絶対に失敗しません。スピン、ノーバリューを2つしてしまったので、絶対に2つとも成功させます」

▼十倉
「全体的に通してすごく良かったと思います。でも、ちょっと最後らへんのジャンプに回転不足を取られてしまったりとか、スピンのレベルを取りこぼしてしまったりとかがあったので、そこは課題かなとは思います。最後まで、ジャンプの回転も足りるように練習していきたいです。ちょっとタイミングとかがずれてしまったりというのがあったので。そこは要練習かなと思います。(インカレでは)個人でも去年よりいい成績を出せるように頑張ることと、引き続き2年連続で優勝を目指すことです」

▼久保舞
「練習の7割くらいは出せたかなとは思います。スピンとステップを重点的にやっていたんですけど、あまりレベルとかが取れていなくて。ステップでふらついてしまったりとかがあったので、悔しいです。(ジャンプは)構成を落として挑んだので、まとまったと言えばまとまったかなという感じです。関カレまでにしっかり追い込んで体力をつけて、構成を挙げて挑めるようにしたいです。インカレは初めての出場になるんですけど、みんなの足を引っ張らないようにしてチームに貢献できるようにすることと、個人ではショートでノーミス、フリーは構成を上げれるようにジャンプの確率を上げていきたいなと思います。」

▼森下
「後半しっかり1本決めることができたので、良かったかなとは思います。(踊りの面では)もう少し踊れるようにはしたいなと。次は後半で2本以上決めれるようすることと、もっと周りを楽しませられるような演技をしたいなと思います。西日本ではもっといい演技ができるようにしたいです。インカレか国体では(3回転)ルッツにも挑戦できたらいいなと思います。(インカレでは)点数は95点以上が目標です。ショートもフリーもしっかりまとめて、先輩に追い付いていけるように頑張ります」