【バスケットボール】最終Qの猛攻!30点差つけホームゲーム1戦目白星

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◇2019年度関西学生リーグ戦第7戦目◇対大大谷大◇10月19日◇関西大学東体育館◇

[第1Q]関大27―21大大谷大
[第2Q]関大12―16大大谷大
[第3Q]関大21―14大大谷大
[第4Q]関大35―12大大谷大
[試合終了]関大95―63大大谷大

前半こそ苦しい時間が続いたが、最後の20分間は関大らしいバスケットを全力で体現した。「絶対に重点置いてやり切ろう」と確認し合い、新チーム発足以来課題としていたリバンド、ルーズボールにも徹底的に食らいつく。最終Qで20点差以上をつけ、互いに2敗で並んでいた大大谷大から貴重な白星を挙げた。

春の大阪学生選手権大会では敗戦した大大谷大。「自分たちがやるべきことをやらなかったら足元をすくわれる」と、菰方智恵子主将(人4)を中心に気を引き締めてゲームに臨んだが、先制点を挙げたのは相手だった。その後すぐに山中萌(法4)のフリースローで追いつくも、取って取られてのシーソーゲームが続く。何とか6点リードで第2Qへ。

開始1分、新井夕佳(人3)がショットクロックギリギリにタフショットを沈めると、少し時間をあけて再び得点。これで9点差とするも、「レフリーのジャッジにアジャストできずファウルが混んでしまった」。指揮官を始め選手が口にしたように、相手にフリースローで得点を与える場面が目立つ。永田舞(安全2)の1対1、山中のドライブなどペイントエリアでの攻撃を仕掛けるが、要所で与えるファウルが流れの邪魔をする。逆転こそされなかったものの、勝負は後半に委ねられた。


△新井夕


△永田


△菰方

「ファウルになる前に対応しよう」とハーフタイムにポイントを確認し合い、臨んだ後半。開始10秒、永田がシュートを沈めると、乕田優香里(経1)のアシストから小幡実乃理(文4)のスリーポイントで波を作るが、相手も負けじと応戦。一瞬の隙を突かれ、同点に並ばれる。


△乕田


△小幡

しかし、新井夕のパスカットから乕田がバスケットカウントをもぎ取ると、流れが関大に傾き始めた。その後も高島陽和(安全2)、小幡がシュートを決め、点差を広げて最終Qに突入すると、開始直後、これまでも攻守ともに存在感を放っていた山中がさらに躍動。「プレーで引っ張っていけるように」と果敢にルーズボールに食らいつくと、そのまま沈めて得点。その後も新井紫予(政策2)のリバウンド奪取、永田の連続シュートなどで一気に点差を広げていく。獲得したフリースローも確実にリングを通過し、このピリオドだけで35 点を獲得。約30点差をつけて圧勝した。


△高島


△山中


△新井紫

すでに2敗を喫し、絶対に負けられない状況でつかんだこの1勝は大きい。リーグ戦も残り4戦とわずか。よりいっそうの集中力とメンタリティが求められる今、「やるべきことをやると、気を引き締め直して」と菰方主将。今シーズン最後となるホーム戦で、明日も関大が凱歌をあげる。【文:高木満里絵/写真:小田沙貴、金田侑香璃】

▼早川監督
「お互い2敗同士という中で、勝ち切れたのは良かった。(前半は)うちの流れではあったが、レフリーのジャッジにアジャストできずファウルが混んでしまった。その点数がいらなかった。それだけで10点から15点くらい取られてしまっているので。ゲームプランとしては、(前半終了時点で)10点以上空いてるつもりだったが2点差で終わってしまった。ほとんどファウルだったので、ハーフでアジャストの仕方だけ言って後半に入った。後半はそこを直せたので勝負になったかなと。(ハーフは)具体的にどういうファウルが取られているか。そこを意識してやめて、その代わりに他の人が守って、(ファウルに)なる前に対応しようということを。(4Qは)それまで勝ってはいるけど向こうも追いついての繰り返しだったが、4Qでディフェンスシステムを変えようと仕掛けた。その中で、4年生のシュウ(山中)がルーズボールをとってレイアップを沈めてということから、流れが一気につかめて選手が躍動してくれた。そうなったら強い。(この勝利は)大きいと思う。(大大谷大には)春の大阪学生で負けているから不安感もあったと思うが、それを乗り越えてくれたかなと。(明日)同女はラリーが激しいバスケットをしてくる。そこにみんながついていけるか。今日の力があれば勝つと思うが、試合はどうなるか分からないものなので。しっかりと1ゲーム1ゲーム勝つ準備をしてきたので、それを踏まえて最高のパフォーマンスをしてほしい」

▼菰方主将
「自分たちが2敗していて、絶対に負けられない状況で大谷に勝てたことは大きい。前半はファウルが混んで厳しかった状況でも、粘って最終的には自分たちのバスケットができて大差で勝ち切れたのはすごく良かった。(大谷は)苦手意識はなかったが、自分たちがやるべきことをやらなかったら足元をすくわれると危機感は持っていた。(前半終えて2点差)点数だけ見たときに自分たちは39点取れていて、オフェンスとしては自分たちの中で取れている方だったので良かったが、逆にディフェンスの方で37点取られていた。2ピリのところでファウルが混んでしまってフリースローで点数を入れられてしまった。そういったファウルの部分はプラン外、痛い部分だった。(切り替えは)ファウルがシュート、ドライブのところで取られていたのでそこは気をつけること。そして、ディフェンスリバウンドのところで高さのある相手にセカンドチャンスを与えてしまうと自分たちが厳しくなるので、ファウルとディフェンスリバウンドのところは絶対に重点置いてやり切ろうと。(最終Qは)入ってすぐのルーズ対応では特にシュウがすごく頑張ってくれた。新チーム始まってリバウンドルーズは頑張ろうと言っていた。そのルーズに関して、1人が取りに行ったら周りがフォローするというところまでできていたので、最初から自分たちの流れがつかめたかなと。(明日は)同女は大谷よりも雰囲気でガンガン詰めてくるチーム。自分たちが今日勝ったからって油断して臨むんじゃなくて、やるべきことをやると気を引き締め直して臨みたい」

▼山中
「前半はファウルが混んでしまって自分たちのバスケットをするところまで行き着かなかったが、そこを我慢して後半につなげられた。後半はディフェンスのプレッシャーのところだったり、リバウンドルーズのところを徹底して勝ち切ることができたのは評価できる。(ルーズの対応は)プレーで引っ張っていける選手が目標。監督も試合前にリバウンドルーズがカギになる、ということを言っていたのでそこは頑張ろうと思ってコートに立った。(最終Qは)普段出ていないプレーヤーが出たときに浮き足立って思うようなプレーができなかったのは良くないけど、ダメな時間帯も含めて全員でカバーして、後半には自分たちのプレーができた。自分たちのバスケができない時間をずるずる続けず、後半はしっかりと切り替えてできたところが良かった。(大谷は)自分自身は春に対戦していなかったので負けるかもというメンタルは持たずに挑めたことが逆に良かった。チームとしても、負けた結果があるプラス、このリーグは負けられないと思っているのでそこがうまくプレーに出た。(お互い2敗同士)4年生は特に最後だしコートに立つ以上は全力でやらないといけないことはみんな思っているし、スタートで立つ分思い切ってやらないといけないなと。負けられないというよりは残り全部勝てば入れ替え戦にいける、というプラスの気持ちが大きかった。(明日は)ホームは普段来れない方も応援に来てくれる。特に明日は監督もいなくていつもと環境が違う分、スタート5人がどれだけプレッシャーかけてできるかどうかだと思う」

▼永田
「初めは我慢の時間帯が続いたが、後半は粘って関大のいつものディフェンスからの走るバスケットができた。オフェンスのスペーシングのことをずっとやってきていて、今日はそこからドライブの流れができていた。自分たちのやるべきことをやって勝てたと思う。(自分の中で意識していることは)スペースをつくっているので、もらった瞬間にパスを探すのではなく、1対1に行こうと。無理ならキックアウトできるから、まずは相手にぶつかって1対1行こうという風に意識している。(2敗同士で対戦)気持ちは強かった。ここから全勝したら入れ替え戦のチャンスはある。ここで負けたらチャンスはなくなると思っていたので絶対に勝ち切ろうと思っていた。(明日は)ホーム戦はいつも練習している体育館だし、応援に来てくれている人も多いのでそれを味方にできる。同女もかき乱してプレーしてくるタイプだと思うが、自分たちのディフェンスからのバスケットをぶらさないように、積極的に1対1仕掛けて。ディフェンスはしっかり守って、自分たちのバスケットを40分間できたらいいなと思う」