【サッカー】やったぜ、関大!昨季覇者・関学大を見事、撃破し『全員サッカー』を体現。日本一への野望を近づけた!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第94回関西学生リーグ(前期)第6節対関学大兼第61回関関サッカー定期戦◇5月8日◇キンチョウスタジアム◇

 

【前半】関大 1-1 関学大

【後半】関大 1-0 関学大

【試合終了】関大 2-1 関学大

 

伝統の一戦・関関戦。絶対に勝たなければならない関学大と対峙した。試合前には関関サッカー定期戦の開会セレモニーがあり、サッカー部部長の黒田勇教授より両校に対して激励があった。両校選手にも力が入る。「絶対に勝ちたい」という関大と関学大の熱い思いがキンチョウスタジアムで激突した。

 

DSC_8325

DSC_8337

 

試合開始早々に関学大がフリーキックを獲得。絶好のシュートチャンスをつかんだ関学大はゴール前にボールを出すが、GK前川が素早く反応し、得点を許さない。直後にはFW竹下がペナルティエリア右前からロングシュート。惜しくもバーに当たり先制とはならない。拮抗(きっこう)する力関係の中、先制点を決めたのは関学大だった。13分に関学大攻撃陣が果敢に攻め上がり、DFが懸命な対応をするも裏をつかれて失点。嫌な空気が流れるかと思われたが、FW加賀山が10分も立たないうちにそれをかき消した。MF布施がボールを奪うと、FW竹下、MF藤村へとボールをつなぎ、最後には加賀山がシュート。しかし、一度はね返りボールが宙を浮くも再度、加賀山が渾身のシュートを放ち、ゴールに突き刺した。そう簡単には負けられない。関大の思いは並大抵のものではないということを関学大に思い知らせた。29分には関大のゴール前に関学大選手が飛び出す。応援からは悲鳴が上がるもDF塩谷、DF荒木、前川が失点を許さない。前半を1-1で終わらせ、勝利の可能性は十分にある状態で後半へと進む。

 

DSC_8403

DSC_8421

 

後半、14分にはペナルティエリア外から弾丸シュートを関学大が放つもMF鈴木が弾き出しファインセーブ。22分にもピンチは訪れる。ペナルティエリア内混戦の中、竹下が外へ蹴り出す。しかし、関学大の攻撃は甘くなく、すかさずDFがゴール前に戻すもシュートをすかし運も味方につけた。なんとしても勝ちたい。選手、スタッフ、応援の全員の熱い気持ちが堅い関学大の守備を破った。DF飯塚が関学大からボールを奪うと右サイドを50m以上駆け上がり、右サイドでMF森主にボールをつなぐ、直接ゴールへは放たず、布施へとつなぎ、最後は加賀山が飛び込む形でシュート。決勝点を決めた。負けられない戦いは相手も同じ。関学大はせめてドローで終わらせようと怒涛の攻撃をしかけてくる。関大は魂のセーブで守り抜き、勝利のホイッスルが鳴り響いた。

 

DSC_8587

DSC_8626

DSC_8643

DSC_8707

DSC_8762

 

DSC_8820

 

結果は2-1と勝利をつかんだ。昨季、最強と言われた関学大を倒した関大はやはり、何かが違う。『全員サッカーで日本一』達成へ関学大撃破は確かな大きな一歩となった。「全国で関西の脅威となるチームは関大」と言われるように、まずは連勝を積み重ねる。次節、大教大はリーグ最下位。しかし、侮ることなく、確実に勝つ準備をして臨みたい。【文:水野 真/写真:林 亮佑・宮西美紅】

 

DSC_8863

DSC_8881

 

KUFC Tube(PC版・制作:サッカー部)

 

▼前田監督

「関学が相手で勝ち点3は大きい。いろいろ今日の試合のために準備してくれていた。そういう人たちに恩返しができた。ただの勝ち点3ではなく、選手がしっかりと応えてくれた。内容は関学が良かった。次は内容にこだわって試合をしてほしい。そのための練習をしていかないといけない。(加賀山は)他の選手と違うものを持っている。シュートさえ打てばというところで、今日はうまくいった。選手が負けているときであってもトレーニングに対して取り組んでくれたところが勝利につながった。練習でやったことを吸収している。ミーティングをすることで共通意識を持って、負けても勝ってもぶれずにできた。関学のレベルだと攻めれる力はあるのでうちが苦しくなる。逆に関大が攻めてもいた。圧倒的な力の差がなかったので、競った展開になったと思う。3、4点目が取れれば、反撃も簡単に乗り越えられた。次は勝つだけ。相手に対策を練ることと自分らの良さを出すこと。戦術的に違う戦いになる」

 

▼ファインセーブを連発したGK前川ゲームキャプテン

「基準は全国で1番強いチーム。勝ったことは自信になるし、日本一に向けては大きい。毎回接戦にはなるが、あまり勝てていない。チーム全体で粘り強く守備ができて、少ないチャンスを生かせた。相手の個人能力が高い中でディフェンスラインが頑張ってくれた。関学に対しての作戦は念入りに仕入れた。相手の力があって、攻め込まれる場面が多かったが、しっかり防げた。立ち上がりの失点が反省点。そこの改善をしないといけない。今までだとあそこで引きずってしまうが、すぐに取り返したのは大きいし、自信になった。次は今日勝った勢いをぶつけて、勝ち点3取れるように頑張っていきたい」

 

▼2点を決め、勝利へと導いたFW加賀山

「今の順位というのがあんまりで奮っていなかった。勝って上の順位に行きたいという気持ちはあった。しかし、それよりも他の選手にもあったと思うが、それを割り切って、今日の試合には勝ちたいということがあったのではないか。だからこそ、気持ちが入っていた分、みんなが走って、体張ってということができて勝利に結びついたと思う。1点目は本来なら入るボールだった。でも、相手に当たって跳ね返ってきた。だから、もう一度思い切り振りぬいた。それだけでした。次のも、1点目と同じような形だった。森主がいいランニングをして、背後を抜けてクロスを出すと、ニアに玲王くん(竹下)が走っていたので、そのこぼれ球とか、ファーで相手を焦らすことをしていた。そして、ボールが転がってきたので、それを蹴り入れるだけだった。個人としては得点というところがあったが、全然足りていない。自分のプレーがチャンスになる、チームを流れに乗せるということができなかった。そこはこれからスキルを自らあげていかないといけない。もっとチームが楽に戦えるようにしていきたい。全体としてはDF陣が危ないところで魂の守備を見せてくれた。そのプレーがあればこその今日は勝利だったと思う。また、今日の応援は良かった。他の部や同好会の選手たちが観戦に駆け付けてくれた。自分はリーグでの関学大戦に入学してから3度目になるが、勝った時の一体感というのがすごかった。これがKAISERS全体の士気が高まるようなプレーをこれからもしていきたいと感じた。次節の相手となる大教大は順位の上では関学大とは対極のチーム。しかし、プレーする自分たちは2連勝しているが、油断することなく全員勝ちたいという気持ちを見せて、ハードワークをきっちりとできれば、勝ちは見えてくると思う」