【ハンドボール】無敗で2015年秋以来8季ぶりリーグ制覇!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇2019年度関西学生秋季リーグ戦最終節◇対関学大◇10月13日◇関西福祉科学大学◇

【前半】関大 11―13 関学大
【後半】関大 14―10 関学大
【試合終了】関大 25―23 関学大

「5!4!3!2!1!」。関大サイドのカウントダウンが会場に響き渡る。試合終了のブザーが鳴った瞬間、今季思い描いた姿が現実となった。苦しみ、もがき続けた春夏を経て、この秋ついに関大が関西の頂点へと上り詰めた。

最後まで簡単に勝利を手にできたわけではなかった。主力メンバーである松園翔太(商3)と前園将至(人3)が怪我により戦線を離脱。大きな戦力を失い、練習でも不安を拭えないまま宿敵・関学大との最終戦を迎えた。今年度の対戦成績は1勝1引き分けと、決して白星が近いとは言えない相手。満身創痍で挑んだ関大だが、前半は苦戦を強いられることとなる。

今試合がチームの最終戦となる関学大は、序盤から気迫を前面に出してくる。先制点を許すと、点差は離されないものの、相手リードのもどかしい時間が続く。相手パスを下柳裕嵩主将(文4)がカットし、小橋澪椰(人2)が同点シュートを狙うも、ゴールネットを揺らすことはできない。そのま拮抗(きっこう)した戦いは続き、3点差で迎えた前半28分。金津亜門(社1)が7㍍スローを獲得すると、シューターを任されたのは先日の京産大戦で復帰を果たした池本佑也(社4)。腕を鋭く振りぬきその役目を果たすと、大きく歓声が沸いた。しかし、それ以上点差を縮めることはできず、2点ビハインドで試合を折り返すこととなった。


△池本

主力の不在に、血眼になって食らいついてくる相手。しかしそんな逆境さえも跳ね返すのが今季の関大だ。後半初得点を金津が決め1点差に詰め寄ると、後藤倫志(人4)が2連続得点で関大に勢いをつける。相手もすかさず取り返してくるが、ディフェンスを専門とする村上将貴(人4)がゴールネットを揺らすと、流れを確固たるものに。ここでも金津が輝きを放ち、豪快に同点ゴールを奪うと、ディフェンス陣からは「守るぞ絶対!」の声が響く。その言葉通り相手のターンオーバーを誘うと、絶対的エース・栗栖昇己(文3)が逆転ゴールを決め会場のボルテージは最高潮に。そのまま3点差をつけるとGK廣上永遠(文1)も好守を連発し、最少失点に抑える。しかし、じわじわと詰められ、残り時間3分時点で1点差に。ここで関大はタイムアウト(T.O)を要求したのち、金津が速攻で追加点を挙げる。その後、相手もT.Oを取り最後の攻撃を仕掛けてくるが、廣上が守護神としての存在感を発揮し、死守。見事な逆転劇で勝利を収め、コート上で歓喜の輪をつくった。


△金津


△後藤


△村上将


△栗栖


△廣上

どん底から這い上がってきた。春季リーグ6位、西日本インカレでも全日本インカレ出場権すらつかめず、暗いトンネルをさまよった。うつむき、一度はバラバラになったチーム。しかしそんな状況でも、下柳主将をはじめとする4回生たちは決して諦めなかった。秋季リーグに向けて立てた「関西リーグ優勝」という高い目標。最初はそれを疑う選手もいた。しかし、開幕戦で難敵・同大を倒すと、接戦を勝ち続け、第5節では絶対王者・大体大をも下し、少しずつ確信へと変わり始める。そしてリーグは終盤へ。池本の復帰、1年生の目覚ましい成長。最後まで決して簡単な試合はなかったが、チームが一丸となって戦い続けた結果、見事夢物語と言われた関西制覇は現実となった。


△宙を舞う下柳主将

2015年秋以来8季ぶりの関西リーグ優勝、そして全日本インカレ出場権を獲た関大。しかし、ここで立ち止まるわけにはいかない。4年生にとってリーグ戦はこれにて終了し、残すところインカレのみとなった。このチームはどんな軌跡をたどり続けるのか。関大のチャレンジャーとしての戦いはまだまだここからだ。【文/写真:中西愛】


△ベストナインを獲得した選手。右から後藤、下柳、栗栖


△栗栖は最優秀選手賞を受賞した

▼中川昌幸監督
「苦労した。楽な試合は1つもなかった。(松園・前園がいない中だったが?)そこをどう見るかが問題だったが、亜門(金津亜門)がよく頑張ってくれた。(前半は?)よそ行きだった。相手のGKがすごかった。焦っていた。(何か声掛けを?)前半、お前らがやっていることはよそ行き。誰か1人が点を取って勝つ、そんなことを今までやってきたんじゃない。今季リーグ戦は調子が悪いやつがいたら誰かがカバーして全員でやってきたのに、『俺が点を取ったろう』とかそんなことをしなくていい。今までやってきたことを出して負けるのは仕方ないやろ。それしかできないんだから。だから、後半は今までのゲームをやってこい、と言った。物凄く、『勝ちたい』という意識があった。関学も最終戦で気迫がすごかった。本当にすごかった。(勝因は?)今日はGK。しんどいところで何本も止めてくれた。このリーグですごく成長してくれた。オフェンスだったら、亜門もそうだがずっとやってきた栗栖がしっかりリードして。あと、村上。特に後半しんどい場面で何本もシュートを決めてくれた。3つも。急遽。けがしたやつもおり、調子悪いやつもおり、今季を象徴するような試合だった。それを全員でカバーするという。うちはそれしかない。(優勝の感想は?)良かった。春から思えば全然違う。僕も今までずっとこうやってやってきたが、やっぱりチームで戦うということが本当に大事なんだなということが分かった。メンバー的には春から入れ替わりがあったりとか、怪我したりとかがあったが、やっぱりみんなでそれをカバーしてなんとかなっている。(ここまで成長できた理由は?)リーグの前に、秋のリーグはインカレの権利を獲ろうではなく、大体大を倒して優勝しようという高い目標設定をしたことがやはりこれにつながったのだと思う。あそこでインカレの権利を獲れたらいいという目標だったら、どこかで絶対こけていた。『優勝するんや』っていう気持ちでやってこれた。今年は本当に苦労してきた。春に勝てなかったのはチームがまとまってなかったことがものすごく大きな要素だった。1+1+1がこの子たちの場合は3にしかなってなかった。でも、僕たちがやらなければいけないのは1+1+1が4にも5にもなるようなチームでやること。それがチーム。チームの語源は「Together,everyone,achievement,more」。より大きなことを達成するからチーム。でも、たした分だけしかできなかったら、春ぐらいにしかできない。そこでまとまって必死に戦ったというのが今日につながったのではないかなと。どん底から反発した。それがすごく大きかった。(インカレについて)このチームで1日でも長くやりたい。関西のチャンピオンとして恥ずかしくない試合をしないと。まずは基本から。1カ月あるから、現状維持ではなくまだここからできることいっぱいある。特にシュートを改善したい」

▼下柳
「(最終節はどんな試合にしようと?)とりあえず無敗優勝というのが、関大の歴史で初めて。絶対1敗していて、その他で全部勝って優勝が多くて。それがどうしても達成したかった。でも、松園、前園がけがをして、チーム的にもずっと不安な感じがぬぐえなかった。練習でもそんな盛り上がることもなかった。それでも、目標に優勝を掲げ続けて。関学の対策は常にやってきた。前半が全然できていなかったので、村木 に打たせない、やられないようとやったが、2点ビハインドで前半折り返して。後半では、村木 に得点を取られてしまったが、前半より守れた。目標が達成できたのも、ミーティングしたときからみんなで声を出してやれたから。けがをした松園、前園も応援してくれていて。もう少しあたるとか、具体的な指示も出してくれていたので、ありがたかった。実際には立っていないが、コートに立っているイメージでやってくれていた。そういう選手が多いほど、強いチームになるのかなと実感した。ほかの子たちもしっかり応援してくれていた。僕が今季1番良かったと思うのは永遠(廣上永遠)。永遠は本当によく頑張ってくれた。亜門(金津亜門)も、1年生ながら本当に頑張ってくれたと思う。春、西カレを経てこの秋リーグで、本当に成長してくれた選手。(前半ビハインドで終えたが?)それを引きずっている感じもなく、切り替えることができた。ポジティブに考えてどんどんできていた。ハーフタイムのときでも、ずっと話し合いができていた。それがいつもの試合ではなかったのかなと。具体的な反省ができた。いい傾向。何も打開策がない状態ではなかった。臨機応変に対応できるチーム、それができてきなのかなと。今日は頑張ってない選手はいなかった。一番頑張っていたのは永遠で、ディフェンスは小島。オフェンスは栗栖でもあるし、亜門でもある。このリーグは本当に後輩に助けられた。こんなに立派な後輩がいて、それの先輩でいられるということが光栄なことだなと、つくづく実感した。(これまでを振り返って)春がしんどかった。勝てるはずなのに勝てないことが1番しんどくて。不完全燃焼の子らが多かった。西カレに関しては、力はあるのに最後だけ出し切れてなかった。この秋リーグは、途中からでもしっかり関大の力を出し切れたのかなと。1試合1試合で成長できた。成長しない試合はなかった。ここまでで段階を踏めたのかなと。(最高の締めくくりとなったが?)こういう場面の時にキャプテンになれたことが嬉しい。ただ、ここで終わりではない。優勝したからといって、インカレに出たらまだまだ。ここからもチャレンジャーなので。どんどん強い相手が出てくるので、次のインカレに向けてチャレンジャー精神を忘れずにどんどん向かっていきたい。ハングリー精神も忘れず。一層もっとチームでコミュニケーションをとれたらなと思う。チーム全員と。あとは、同期、後輩にありがとう。この言葉を言いたい」

▼村上将
「うれしい。西カレでもうだめだと思ったところで、キャプテンが目標を立てて。最初はみんな『無理やろ』みたいな感じだったけど、それがだんだん現実に近づくにつれてチームの一体感が増していって。そんな中、松園がけがして盛り下がったところで、うまいこと歯車がかみ合った。下柳が喝を入れるのに対して、栗栖とかがしっかり練習に取り組んでくれたのでそれで練習も引き締まって。あと1勝したら優勝が決まる中、もうだめかもしれないという雰囲気の練習にはなったが、その中でも試合に出ている人たちが特にめげずにやってきたのが今日の結果になったと思う。あとは、みんな試合になったらできる。それが今日の1番の勝因。練習中はまとまることはなかったが、試合になって、松園がいないとか前園がいないとかが逆にチームを一つにしたし、その2人が、応援でめちゃくちゃプレーについて言っていたのが選手の耳には入っていたから、落ち着いてプレーができたと思う。あと、前より言い合える環境が増えた。遠慮せず言い合ってやることが増えたから、それがチームにプラスになった。それをインカレにもつなげていきたい」

▼後藤
「(今日の意気込み)みんなのために。応援してくれる人もいるし、俺らが勝ってインカレ出れない相手もいるし。今日の関学にも仲いい子が多いし。そうやって応援してくれている人たちのために頑張りたいなと。確実に力は入っていた。(関学大戦を振り返って)俺が全部シュートを決めていたら、もっと楽に勝てた。(2人がけがしていたが)沈んでいる感じはなかったが、心のどこかでこのままで大丈夫なのかとかは思っていたかもしれない。そういうのは出ていなかった。(今季リーグを振り返って)やってみたらあっという間だったが、一筋縄ではいかなかった。精神的にも肉体的にもしんどい試合が多かったんじゃないかなと。それもこれも自分たちのミスのせいもあって、もったいないところで攻め込まれることが多かった。それを取り除けばもっと楽だったんじゃないかなと。春、西カレと波乱万丈だったが、そんな中でもよくやってくれた」

▼池本
「春の大経大戦と関学戦の後から病気になってしまって抜けて。総合関関戦も参加できず、秋リーグになってからようやく試合や練習にも顔を出せるようになった。走るのは本当に少しずつ。下半身以外は動けるので、キャッチボールや声出しぐらいしか補助はできなくて。めちゃくちゃ悔しかった。この時期に抜けて、しかもインカレ権を取っていなかったので、部内でもいろいろあって、4回生が特に頑張らないといけない時期に抜けてしまった。主力メンバーとして出させてもらっていたのでそれもあって。あとは去年は春秋準優勝だったので、優勝しないとあかんというプレッシャーもあった中で、悔しさがあった。応援で盛り上げるのが1番いいかなと。京産大戦から、先生が『動けるようになったからペナ専で入ってくれ』と言われて。入れるならそっちのほうがありがたいかなと思って入った。めちゃくちゃ久々にコートに立った。春リーグの中盤以来からユニフォームを着ていなかったので久々だった。(周りから声をかけられたのでは?)ほかのチームの人からも声をかけられた。保護者の方とか、いろんな大学の監督、コーチの方からも『早く入れよ』と。ペナ専だけど、ペナ専という形で入ったことがないから逆に新鮮な感じで、緊張もあった。試合が始まっていきなり出番がきたので、心の準備もしていない間に始まってしまった。それでもいいスタートが切れたかなと。(今日の試合でも出場されていたが?)前半は詰まっているところもあったが、決めれてよかった。後半に追い上げなければいけないところで外したのは痛かった。でも、前半だめだった後藤とかが後半から活躍してくれたのもあるし、こんなエースとかが欠けている状態で勝てたというのは粘り強さかなと。(最後のリーグ戦となったが?)関西でやるのは最後だが、悔いはそんなに残っていない。自分なりに応援とか、盛り上げとかで貢献できたかなと。あとは、自分が入らなかった分、他の選手が活躍しているのもうれしかった。インカレまでにもう少し治れば、入れたらいいかなと。少しだけでも。フルで出るのは厳しいから、ここぞという場面で入りたい」

▼栗栖
「うれしい。松園が前十字靭帯をやって、前園が骨折して、亜門(金津亜門)が出てってなったが、誰が出てもそん色ないハンドボールができると思っていた。松園や前園が抜けた分もやるしかないので、この一週間はコミュニケーションとりながらやった結果、亜門が活躍してくれたので良かった。(前半について)ディフェンスも守れなかったし、オフェンスも攻めきれなかったという感じ。総合関関戦は普通に勝ったが、あの感じでいけたら良かったが、なかなかうまくいかなかった。亜門と永遠(廣上永遠)が活躍してくれたので良かった。(後半は?)関大は波に乗ったら強いので、逆に前半負けていて良かったかなぐらいの感じ。秋リーグはずっと逃げ切りでやってきたが、今日に関しては最初負けていたからこそ、後半優勝懸かっているのもあって集中できたし、気持ちが入ったプレーが出てきていた。あと、先輩も応援に来てくれていたし、負けられなかった。(負けている場面でどういうプレーをしようと?)相手が僕に対して厚く守りにきていた感じがした。前半はそれでも点を取りに行こうとしたが、それも限界があったので、さばくところはさばいていこうと意識して。翔太(松園翔太)らが抜けて、逆にもっと引っ張らないと、もっと点取らないとって思っていたが、関学もそれをわかって厚く来ていたので、そこは冷静になってさばくことを意識した。今日勝ったら優勝という場面で、見てる人も楽しいし、やってる側も楽しいし。勝ったら優勝という最高のシナリオだった。(自身入学後初のリーグ優勝となったが?)関西リーグだけに問わず、タイトルを獲れずにここまできて、ずっと獲りたいと思っていた中で準優勝とか。インカレが懸かっている中で、目標をインカレ出場にするのではなく、関西リーグ優勝にしたことがすごい良かったのかなと。村上さんや下柳さんら4回生が中心になって、練習から声を出しながらやってくれた。永遠も1年生ながらずっと出てるけど、去年の一成さん(酒井一成=19年度卒)が後ろにいるみたいな感じになってきた。周りがすごく頼もしい先輩や後輩ばかりなので、底上げができた。けがして誰が出ても弱くなるわけじゃないというチームがだんだんできてきたんじゃないかなと。満点なチームはこの先もずっとない。満点と思ったらそこで成長は終わる。ここで優勝して安堵(あんど)してインカレ負けても、関大それまでかとなるので。そこでどう上手く切り替えれるか。(課題は?)ディフェンス面は村上さんや下柳さん、小島がしっかりやってくれているので、オフェンス面。どうしても攻撃がどこかで止まってしまう。司令塔でやっている以上、攻め手に欠けることが秋リーグとても多かった。そこをどうにか克服しないと勝てない」

▼小島魁人(人3)
「春は僕が大学に入ってから1番成績不振で、西カレもインカレ権とれず。秋はこれではだめだし、1つ上が一番長く一緒にいるので、いい思いをさせてあげたいなと思って頑張った。春と違って秋は出させてもらえている中で、自分のやるべきことをちゃんとやってこれたので、この結果になったのかなと。ディフェンスもそうだが、力負けしない体が他の選手よりあるかなと。(同期の2人がけがをしたが?)同期で一緒に試合に出ていて、ハンドボールの考え方とか、やりたいことが似ている2人がベンチから出てしまったので、その分僕がしっかり舵とって。ディフェンスを僕メインで回してくれていたので、そのディフェンスとかを指揮とって、意見して、理想に近づけるように練習からやっていた。試合になっても気持ちを入れてやろうと。(優勝の感想は?)めちゃくちゃ嬉しい。ずっと負けていたので。僕が入ってから1度もしたことなかったので、引退するまでに1回はしたいなと思っていた。あと2回も連覇で。(インカレへの意気込み)4回は一番長くいる回なので、村上さんは高校も一緒でお世話になっているし、試合も一緒に出ている。いい思いしてほしいし、時間を大事にしたい。関大旋風巻き起こす」

▼前園
「優勝自体はうれしいが、けがしてしまったので、試合に出て一緒に喜びたかったなと。(怪我について)プレー中のことだったので仕方ない部分もあるが、悔しい。(ベンチの外から試合を見た感想は?)指示もしたし、まとまっていいチームだなということを外から見て実感した。(今季を振り返って)僕自身あまり出場機会がなく、それで悔しい思いもしたが、春リーグから比べたらまとまりがあって目標も達成できたので、どんどん上がってきてるなと感じている。(インカレに向けて)インカレでもプレーすることは間に合わないので、サポートしかできないが、自分も一緒にやっていてわかることもあるし、外から見ていてわかることもある。それをみんなに共有できたらいいなと」

▼松園
「(自身のけが後のチームの状況は?)僕1人のけがだったら、代わりもいるしなんとかなるかなと思ってた矢先に前園がけがして。どうやろう、と、結構厳しい状況になってしまった。それでも亜門(金津亜門)がよく頑張ってくれて、1年生様様。なんとかなるやろう精神でここまでこれた。(けがしてからメンバーになにか引き継いだことは?)僕がいなくなったところを、村上さんと澪椰(小橋澪椰)が入って。いつもやっていないところで慣れないところだと思うが、そこはやりかたを伝えた。2人もわからないところは頼ってくれた。優勝を目指しているから、僕もこうしてほしい、向こうもこうしたいというのがあって、しっかり連携を取った。チームが優勝したのはうれしい。自分が出てたらもっとうれしかった。外から試合を見るのが何年ぶりとかで、違和感というか。それでも関大の一員として応援は絶対しようと思っていた。応援するしかなかった。会場がコートと応援席が近かったこともあって、指示が出せた。(今日活躍していた選手は?)永遠(廣上永遠)。1年生なのにあれだけプレッシャーのかかる試合でよくやってくれたなと。(関学戦を見ていた感想は?)前半正直焦った。ちょっと流れ悪いかなと。唯一の救いが永遠で。前半だけであれだけやってくれて。完全に流れが相手にいった場面はなかったので、そこは永遠がいたから。後半は気合いを入れなおして前半と全然動きが違った。正直、コートに立つのが最高の終わり方だったと思うが、それでも優勝してくれたのでうれしい。感謝。(インカレに向けて)このチームとして戦う最後の試合なので、できることはやっていきたい」

▼小橋・大塚貫平(商2)
「(小橋・大塚)うれしい。一安心。(小橋)まずインカレ権が獲れてなくて、取れるか不安だったが獲れたし且つ優勝できた。(大塚)主将が秋リーグの目標が優勝だと言ったときは、何を言っているんだろうと一瞬思ったが、達成できた。(小橋)みんな不安だった。(大塚)大経大に勝った時に、『なにかあるぞ』と。(小橋)これはいいなぁと(笑)。西カレ終わりが良くなかったが…。(大塚)無理やこのチームと思った。(小橋)負け方も負け方だったし。そこから立て直して。(どうやってここまでモチベーションを上げた?)(小橋・大塚)しもさん(下柳主将)ら、4回生が引っ張ってくれた。(小橋)しもさんはずっと声を出してくれた。村上さんは陰から支えてくれた。気を使ってくれた。(関学大戦の試合は?)(小橋)後半で立て直すことができた。ずるずるいかない。秋リーグは踏ん張って逆転したり、点差を引き離したりができたので、一皮むけたのではないかなと。(インカレに向けて)(小橋)4回生のために。春と西カレは、勝ててなくて。これまで引っ張ってくれて、リーグ優勝という最高の成績を残せたことがうれしい。4年生のためにつかんだ勝利。4回生の目標についていく。1試合でも多く4回生と試合がしたい」

▼福原佑哉(人2)
「(今季を振り返って)最初にぎりぎりの試合をしてどうなるかと思ったが、順々にやっていって勝っていって、最後も勝ててよかった。(自身の調子は?)波が結構あって。点を取る試合は取れるけど、今日とかは外してばかりだった。それも誰かが調子悪かったら他の人が助けてくれることが良かった。(優勝した感想は?)歴史的リーグ優勝。自分自身小学校からやってきて優勝経験が全くなくて。大学入って初めて優勝を経験して、それに自分の力も加わってできたことがとてもうれしい。忘れられない。自分の中で初体験。うれしい。(春から今までモチベーションは?)春は脱臼していて、最初の3、4試合出ていなくて。途中で治って出始めてから負けが続いてしんどくて。春だめだった分、秋は最初から出れて頑張ろうと同志社戦から挑んだ。(インカレに向けて)どこと当たってもしっかり勝ち切れるように、この1カ月を過ごしたい」

▼廣上・金津・川人龍之介(経1)
「(廣上)素直にうれしいのと、特別感というのが自分たちはまだ経験が浅いのでわからないが、これを続けていけるようにしたい。(川人)1年のこの時期からこんな優勝を経験させてもらえて幸せ。試合に出れていないので、もっと上を目指して試合に出れるように頑張りたい。(金津)この優勝を懸けた試合を前にしてけが人も出て。その中で、リーグ戦を通してみたらあまり出ていないが最後突然スタメンで出場して、いろいろ不安も大きかったが、緊張はあまりせずにいつも通りプレーできて安心した。先輩たちの中で優勝できた。特に4回生。春リーグ6位だったけど、秋優勝できたのがうれしかった。(上回生から何か声をかけられた?)(廣上)気持ちに弱い部分があるので、そこを先輩たちがいつも気遣ってくれていて。今日も、このリーグ戦を通しても、自分がミスしたときや止めれない時間帯があったときはすぐ声をかけてくれた。先輩たちのそういうところに答えたいなというのもあった。また、松園さんや前園さんが怪我して関学戦まで練習の雰囲気も良くないときもあったが、そういうときも先輩方が中心になって全員で乗り越えて優勝をつかめたので、そこは価値があると思う。春リーグや西カレも自分の責任を感じていた。今日は入れられたらいけないシュートを入れられているので、そこは課題として。でも入学してからここまでそれなりに成長しているかなと自分の中で実感としてある。今1年生なのでそんなにプレッシャーを感じずにのびのびできているが、これから立場が高くなるにつれてしっかり自分が強い気持ちをもってやっていきたい。谷さん(谷雄太=経2)がいつも声をかけてくれるので、助けてもらいながら今やれている。強い存在になれるように頑張りたい。(今季はベンチにいることが多かったが?)(川人)優勝したことはうれしいが、自分が主力として優勝したい。1回のこの2人が活躍しているので、早く追いつきたい。主力として活躍したい。(逆に大抜擢されたが?)(金津)けが人がいたから出場できただけで、けが人がいなかったら僕は控えの控えで出れていない。もっと実力で取らないとなと。永遠はのびのびできると言っていたが、僕は逆に出れていない上回生の気持ちも背負って出ていると気負う部分もあった。(インカレに向けて)(廣上)インカレは経験したことがないので、どんな雰囲気かわからない。でも、関西王者としてインカレに出れるので、そこはしっかりプライドをもって楽しむのもそうだし、雰囲気にのまれないように、関大の勝利に少しでも貢献できるように頑張りたい。(川人)チームとしては関西1位を背負っているのでインカレでは上を目指す。個人としては練習からもっと見直して、チームに貢献できるように練習から頑張る。(金津)インカレ自体、いろんな地方から集まってくる。九州だったり関東だったり、いろんなチームが出てくるわけで。でも1年に1回しか集まる機会はない。いろんなチームとやるには勝ち進んでいかないといけないので、そのためにも勝って楽しく。先輩の引退もそこで懸かっているわけだし、笑顔で終わりたい」