【バレーボール】連敗止められず。「最後は勝って終わりたい」

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◇2019年度関西大学連盟1部秋季リーグ戦第9日◇上位リーグ第4節◇対同大◇10月13日◇関西大学中央体育館◇

[第1セット]関大23-25同大
[第2セット]関大26-28同大
[第3セット]関大25-19同大
[第4セット]関大15-25同大
[セットカウント]関大1-3同大

コートを後にした選手たちからは苦しい敗北の色がにじんでいた。同大をホームに迎えての上位リーグ4戦目。なんとしてでも白星をつかみたかったが、それがかなうことはなかった。

第1セット、長いラリーを制し藤井徹太(社2)が決め切り先制する。しかし、相手も応戦し点の取り合いとなる。スパイクアウトやミスで相手にブレイクを許すが、「調子が良かった」と南本一成(商2)が得点を量産。決して離されることはなかった。垂水唯人(経4)がレフトから決め、田中伸哉(人3)が相手のスパイクをシャットアウト。南本のこの日2本目となるサービスエースで先に20点台に乗せた。しかし、相手のスパイクがブロックを貫き逆転を許す。その後、点を取り返すことはあったもののミスなどもありこのセットを取り切ることはできなかった。


△南本


△青木佑介(社3)

第2セットは、相手のスパイクやサービスエースでリードを許す。それでも、岡田大雅(経1)のブロックや垂水のスパイクで状況を打開したかのように思われたが、相手に3連続ポイントを許す。垂水のスパイクや南本の絶妙なフェイントで同点とすると、関大の3枚ブロックが相手のスパイクをはじき返し逆転に成功した。そこからは取って取られての展開に。岡田大のブロードや藤井のアタックが決まり、セットポイントを手にする。だが、レセプションの乱れや相手ブロックにスパイクが阻まれる。そのまま逆転を許し、このセットも落とした。


△岡田大


△藤井


△田中

取ることができなければ勝利の可能性はなくなる第3セット。相手に先制を許したが、藤井のクロスや垂水のスパイクなどで得点を伸ばす。中盤、強烈なスパイクやフェイントなど多彩な攻撃を仕掛ける相手に対し、リベロ・平城諒太(社4)はこの日も安定したキャッチを見せる。中盤、全員でつなぎ続けたラリーに藤井が強烈なスパイクで終止符を打って12点目。相手のミスで13点目を得ると相手はたまらずタイムアウト要求した。しかし、関大の勢いは止まらない。垂水がバックアタックを決めると、藤井は相手守備の隙を見逃さず空いたスペースにねじ込む。このセットを取り、勝利への望みをつないだ。


△平城


△垂水

勢いをそのままに連取でフルセットまで持ち込みたかった第4セット。しかし、序盤に6点を先取されると悪い流れを断ち切れない。藤井の鋭いクロスや垂水のフェイントも決まるが状況を打開することはできず。何度も打ち込んだスパイクは綺麗に相手レシーバーに返され、同大の強烈なスパイクに変わる。セットを取られ、一段ギアを上げた相手に対応することができず、ゲームセット。喜びに沸く同大を前に、悔しさをかみ締めた。

連敗を止めることはできなかった。立命大戦後の期間を「チームがバラバラになってしまっている部分があったからそこを修正していきたかった」と林拓磨主将(人4)は振り返る。敗戦が続くなかでチームとして戦う姿勢の重要さを感じた。また、「(セットの)終盤にしっかり集中してミスが出ないようにしないといけない」と南本。課題も浮き彫りとなった。リーグ戦も残すはあと1試合となった。西日本インカレでの快進撃、上位進出を果たした1次リーグ。男バレは強敵揃いの上位リーグでも決して劣らない結果を残してきた。今一度チームで戦い抜いた数々の試合を思い起こし、味わってきた勝利の喜びを胸に秋最後の一戦に臨む。【文:金田侑香璃/写真:・水上壮平・瀧川千晴】

▼林主将
「チームが全然勝ってたらこうはならなかったと思うけど、チームがすごい悪い状況だったので技術どうこうよりも気持ちの面で変えてあげたかった。チームがバラバラになってしまっている部分があったから、そこを修正していきたかったですけどなかなかうまくいかなかった。対策もしましたけどやっぱりそこの部分が戻ってこないと勝てないし、チームスポーツなのでそこがやっぱり大事やなってすごい痛感している。対策とかもしてきたんですけどそこを変えられなかった1週間でした。力的には全然戦える力があると思うし、あったからこそ上位リーグに行けたと思うんやけど、あれだけムラがあると上位では勝てない。1セット目、2セット目のこういう展開で取れなかった。第3セットは取れたけどこのままじゃあかんよなって感じ。(4セット目はなかなか立て直せなかったですが)そこですよね。いいときは良くて、悪いときは悪いみたいな。難しいんですけど我慢できないといけないし、流れのスポーツだから我慢する時間も必要だと思う。あとは攻撃がちょっと幅が狭かった。そこを改善できれば。出だしが今日は全然取れてなかったので、たまたま4セット目が切れなくてズルズルいってしまったということだったのでもうちょっと考えていかないといけない。(4試合を通して)いいときに良くできるのは誰にでもできる。悪いときにどうチームを変えれるかというか、我慢できるのか。そういう力が必要だなっていうのは思ったし、さっき言ったようにチームがバラバラやったら勝てるものも勝てないと思った。これまで西日本インカレから勢いで勝ってきた部分があったけど、勢いだけじゃいけないところ。詰めないといけないし、もっとレベルを上げていかないといけないところがある。これから先全日本がある。それはわかっていたつもりだったけどわかってなかったのかなと思う。そこはまだまだだなって。そこをこれからなんとかしていきたい。(リーグ戦は残り1試合ですが)負け続けて終わるのと、次勝って終わるのとではその後が変わってくると思う。あと1週間、チームを立て直して、勝って、いい終わり方をして、目標のリーグ優勝は無理でしたけど、次につなげたいなと思います」

▼南本
「同志社は結構相性悪いチームで、それでもホーム戦ってこともあって勝ってやろうっていう気持ちはすごい強かった。今週、練習で結構セッターが代わったりとかがあってふわふわしていて、あんまり自分的にはいい状態じゃなかったと思う。(1セット目は)序盤から自分は結構点が取れていて、調子が良かった。サービスエースも2本あったし、スパイクも結構決まった。1セット目は最後にサーブミスとサーブカットでミスがあって流れに向こうに行ってしまった。2セット目も自分らでミス出して相手に決められてしまうのが多かった。(セットの)終盤にしっかり集中してミスが出ないようにしないといけない。3セット目は相手のミスに助けられた。(4セット目は)ブロックを利用されたりとか自分たちの悪いところが出てしまった。1、2セット目リードしている状態で終盤までいって取り切れなかったっていうのが、上位リーグになってこういう負け方が続いているので修正していかないといけない。(上位リーグは)今までと違うといえば違うけど、全然通用しない訳じゃない。あともう1個取り切れば勝てる試合がほとんどなので成長したいです。龍大はいま5位とか6位で順位も近い。初戦で負けているので、最後は勝って終わりたいと思います」