【テニス】全員で掴んだ勝利!慶大撃破で史上初の決勝進出!

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◇2019年度全日本大学対抗王座決定試合◇準決勝◇対慶大◇愛媛県総合運動公園◇

○D1大野菜・鈴木2(6-3 7-5)0佐藤・永田
○D2中塚・中村2(5-7 6-3 6-2)大村・望月
●S1沈0(2-6 4-6)2佐藤
○S2鎌田2(6-0 6-3 平田
●S3大野菜1(4-6 6-2 4-6)2末野

○関大3-2慶大

ようやく壁を1つ乗り越えた。絶対王者の早大が不在の中、準決勝で相対したのは慶大。全日本インカレ覇者を擁する強敵だったが、得意のダブルスで2勝を挙げ勢いに乗ると、S2の鎌田琴衣主将(社4)がストレート勝利を収め、見事決勝への扉を開いた。

D1は大野菜々子(社3)・鈴木理子(文2)組。全日本インカレの準決勝で敗れた相手とのリベンジマッチとなった。第2ゲームでいきなりブレークを許すが、その直後のゲームをブレークで奪い返し、そのまま押し切って6-3で第1セットを奪う。セカンドセットでは一時1-5に追い込まれるが、ここから驚異的な粘りを見せ、カウント7-5とし、ストレートで撃破。岐阜での雪辱を見事に果たした。

D2では中塚桃子(人3)・中村天音(文1)組が大健闘。第1セットこそ落とすも、セット間に2人で話し合い、すぐに修正。「自分たちのダブルスをすれば勝てる」と中村天。冷静な試合運びを見せ、勝負どころでのダウンザラインやボレーも効いた。ゲームポイントやブレイクポイントの場面でもきっちり得点し、2-1で全日本インカレ準優勝ペアに勝利。

ダブルスで全勝を収め、決勝進出に王手をかけた状況でシングルスを迎える。プレッシャーのかかる中、まずコートに入ったのは、S2鎌田琴衣女子主将(社4)とS3大野菜。S2鎌田は、第1ゲームでブレークに成功すると流れをつかみ、6-0で第1セットを先取する。第2セットは、相手に2ゲーム連続で与えてしまい不安な立ち上がりとなったが、「自分がやらなかったら誰がやるんだ」と、気合いを入れ直す。冷静にプレーし続け、相手の隙に鋭いショットを放ち、得点を重ねていく。全員が勝利を信じ試合を見守る中でいよいよマッチポイントを迎えた。前に出ながら打ち込んだフォアハンドが決まり、関大に3勝目をもたらした。創部初の決勝進出。歴史的勝利に会場は湧き、笑顔と歓喜の涙であふれた。

S3大野菜は、緩急をつけたショットでラリーを続けるも、先にミスが出てしまい、2-5とリードを許す。2ゲームを連取し4-5まで追い上げるも及ばず、第1セットを落としてしまう。第2セットは、先にブレークに成功すると、大野菜のリズムで試合は展開される。攻撃的なプレーで第2セットをものにした。最終セットは両者一歩も譲らず、均衡した状況が続いたが、一歩及ばず
敗北を喫した。

S1沈清河(法4)は、全日本インカレ優勝単複優勝のスーパールーキー佐藤と対戦した。相手の強打に対応し切れず、第1セットを2-6で落としてしまう。第2セットも、相手に主導権を握られ、2-5と先行される展開に。しかし、第8ゲームでサーブに苦戦しながらも粘り続け、デュースの末、ブレークに成功。続く第9ゲームもキープし、4-5とするも反撃もここまで。白星を飾ることはできなかった。

決勝では筑波大と対戦する。悲願の王座制覇まであと一つ。この1年の集大成を発揮し、愛媛のブルーコートに歓喜の声を響かせる。【文/写真:遠藤菜美香、長尾洋祐】

▼中村天
「今日はこの試合を勝つことが目標だったので、そうなって良かったです。コーチからも『D2がカギになる』と言われていたので、勝てて良かったなと思います。4年生の方々と優勝するために、自分が勝つという気持ちは常に持っています。相手はすごく強かったけど、自分たちのダブルスができれば勝てると思っていたし、いつも通りやることを心掛けていました。第1セットはミスが多くて、ゲームポイントから失点する場面もあったけど、しっかり修正できたかなと思います。中塚さんはとても頼りになるし、プレーやメンタルの面で引っ張ってくれるから、ついていこうと思ってます。あと、応援が本当にすごかったし、みんなの気持ちがすごく伝わってきました。(次戦へ)チームのために戦って、周りを楽しませたい。緊張もあるけど、それ以上に楽しみです。このチームで優勝します!」