【アイスホッケー】関学大に勝利も課題が残る戦いに

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◇第66回関西学生リーグ戦◇対関学大◇10月6日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇

[第1P]関大1-0関学大
[第2P]関大4-1関学大
[第3P]関大1-1関学大
[試合終了]関大6-2関学大

勝利を収めてはいるものの、関大の良さである守りが影を潜め、失点が続いている今シーズン。この日の試合も、守備力に課題が残る一戦となった。

試合開始直後から関大がパックを支配し、シュートを放つが、得点にはつながらなかった。このもどかしい時間を打破したのは、チームを引っ張る第1ラインのFW瀧本風斗(情3)と、FW三浦詰平主将(人4)だった。第1ピリオド(P)9分、ブルーライン付近でFW三浦からパスをもらったFW瀧本が相手のディフェンスをかわし、自らゴール前まで切り込んでいく。素早い判断でキーパーの隙にパックを放ち、先制点を奪った。

この得点で関大は勢いに乗りたかったが、そうはいかず、第1P終盤は相手に攻められる時間が増える。守りの場面で三浦が反則を取られ、2分間の退場となる。キルプレー(数的不利な状況)で、第1Pを終え、第2Pを迎えた。

第2P1分、相手にチャンスを生かされ、1-1の同点に追いつかれてしまう。しかし、これが関大の選手たちに火を点けた。巧妙なテクニックで次々と得点を奪い、5-1と相手を突き放す。攻守の両方で相手を上回り、王者の力を見せつけた。

しかし、最終ピリオドになると集中力が途切れ、ミスが見られる場面もあった。協議の末、相手の得点が無効になった直後に一瞬の隙を突かれ、2得点目を奪われる。さらに、反則により4分間の退場を余儀無くされ、キルプレーに。相手のアタッキングゾーンでパスを回され、シュートを打たれるもなんとか守り抜いた。

残り10分としたところで両チームとも一段階ギアをあげ、激しさが増す。そんな中、DF工藤雅基(経3)がパックを押し込み、得点を奪った。その後もキルプレーになるが、無失点で切り抜け、6-2で勝利を収めた。

全国制覇を目指す関大にとって、全日本インカレまでの残りのリーグ戦でどれだけ守備力を向上させられるかがポイントになる。関東の強豪とやり合うためには、関西ではシャットアウト勝利を収めなければならない。さらなる練習を重ね、臨む今後の試合展開に期待がかかる。【文/写真:遠藤菜美香】