【ソフトボール】今橋ソフト ラストゲームは涙で終える

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◇第51回秋季関西学生2次部別リーグ最終節◇対神戸親和女大◇10月6日◇園田学園女子大学グラウンド◇

親和000 010 0=1
関大000 000 0=0

(親)有元、平、八木ー山口
(関)佐保、杉本、髙井、萩森ー日吉

1(二)今橋
2(右)佐々木
3(左)佐伯
4(遊)辻
5(指)石橋
6(一)福嶋
7(三)森
8(捕)日吉
9(中)田平
FP(投)佐保

今橋この実主将(情4)ら4年生が率いるソフト女子の最後の試合。投手が好投を見せ、4人が9回1失点でつなぐも、打線が奮起できず。1点が遠く、完封負けとなった。

先発マウンドには、エース・佐保知里(人2)の姿。初回で連続三振を見せると、1、2回を三者凡退で抑える最高の立ち上がりを見せる。

3回からは今季大活躍の杉本樹菜(人4)が2番手で登板するも、4回に守備陣が隙を突かれて痛い失点。それでも、3番手の髙井菜々(人2)が悪い流れを止める。


△杉本


△髙井

終盤の6回からは萩森ちひろ(人4)にマウンドが託された。6回を3人で切って取ると、7回には特大の三塁打を浴びながらも、最後はキャッチャーフライで仕留めて切り抜けた。


△萩森


△捕手・日吉里香(人2)

春は神戸親和女大に1-0のロースコアで勝利を収めているだけに、なんとしても意地を見せたいところだったが、好調打線が沈黙する。

2回には4番辻楓(人3)と6番福嶋七彩(人1)のヒットで得点圏に進んだものの、後がつながらない。その後は、ほとんどのイニングが三者凡退で、完全に抑えられる。


△辻


△福嶋

最後のチャンスが訪れたのは、最終回の7回のことだった。5番石橋美奈(人2)がヒットでようやく出塁に成功すると、代打・渡辺奏恵(人2)のバントが決まり、同点のランナーは得点圏へ。さらに、代打として強打者の鎌塚玲美(人2)が打席へ向かうも、ここは三振に倒れる。


△石橋


△渡辺


△鎌塚

最後の望みは代打・谷あゆか(人3)に託された。3球を見送り3ボールとすると、続く2球はストライクに。フルカウントで投じられた1球。ボール球を待った谷だが、審判の判定はストライクで見逃し三振。整列する選手たちの目には涙が浮かんでいた。


△谷

全力で駆け抜けた1年だった。春リーグは順位こそ高くなかったものの、佐保が最優秀防御率、佐伯瞳(社4)が首位打者に輝いた。実力者がそろったチームは満を持して西日本インカレに出場。しかし、延長戦タイブレークで敗れた。約1カ月後の全日本インカレでは、初戦から優勝校・日体大と激突。超強豪を相手に、西カレと同じく延長のタイブレークに試合を持ち込み、愛知・安城の地を沸かせた。しかし、そこでもサヨナラ負けを喫し、悔し涙に溢れた夏となった。

そして迎えた、秋リーグ戦。4年生にとって最後のリーグだけに、「最後は笑顔で終わりたい」と選手は口を揃えた。開幕戦で白星を飾ると、投手も打線も好調が続き、納得の勝利を積み重ねた。

「最初と最後は勝ちたい」。そんな願いこそ叶えることはできず最終戦で黒星となったものの、最後まで好ゲームを披露し、全力で戦い抜いた。7人の4年生が関大で過ごした日々が、彼女たちにとっても、関大ソフト女子にとってもかけがえのないものとなったに違いない。全てを尽くして戦う精神や姿勢は、また今年も次の代へと引き継がれた。【文/写真:松山奈央】