【アイススケート】須本、細田が優勝!6名が西日本への切符を手にした!

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◇2019近畿フィギュアスケート選手権大会◇10月6日◇滋賀県立アイスアリーナ◇

【シニア女子フリー】
1位 細田 106.18
7位 森下 91.13
9位 十倉 83.78
19位 久保 64.65
21位 髙木 59.34

【シニア男子フリー】
2位 須本 139.49
3位 本田 133.66
5位 中村 116.36

【シニア女子最終結果】
1位 細田 163.75
5位 森下 145.44
9位 十倉 134.21
18位 久保 102.06
23位 髙木 85.23

【シニア男子最終結果】 
1位 須本 209.32
2位 本田 205.54
4位 中村 193.11

西日本選手権への切符を懸けた、運命のフリーが行われた。西日本選手権へ進めるのは上位10名。この日も熱い戦いが繰り広げられた。

まず最初に行われたのはシニア女子。第1グループには髙木優衣(情4)が登場。けがが完治せず、万全の状態ではないまま近畿選手権大会を迎えた髙木。ショートプログラム(SP)同様、ジャンプはうまく決まらない。しかし、『Chicago』のリズミカルな曲調に合わせた滑りで、観客を魅了する。演技終盤に組み込まれたステップシークエンスでは、会場から大きな手拍子が沸き起こる。「気持ちを込めて滑りました」。最後まで笑顔で滑り切った。


△髙木

第2グループには久保舞和(人1)が登場。冒頭の3回転トーループを鮮やかに決める。しかし、「変に緊張してしまって、力んでしまったのがミスにつながったのかな」。その後のジャンプがうまくかみ合わない。それでも、質の高いスピンや、ステップでミスをカバー。持ち前の華麗なスケーティングで会場を魅了した。


△久保

第3グループには十倉日和(人3)が出場した。SPを終えた時点で8位と、西日本選手権出場を十分見込める位置につけていた十倉。冒頭から難易度の高い3回転ループに加え、3回転フリップも成功させる。だが、後半でその勢いは失速。「どうしても乗りきれない不安が後半に出てしまった」。ジャンプの回転が抜けたり、転倒してしまうなどのミスは見られたが、今季のプログラム、『Queenメドレー』の激しい曲調に合わせたダイナミックな滑りで会場を引き込む。演技終了後、会場は大きな歓声に包まれた。


△十倉

最終グループには、前日のSPで3位につけた森下実咲(人2)と、1位につけた細田采花(法4)が登場。森下は、6分間練習でジャンプがうまくはまらず、不安を抱えたまま本番を迎えた。冒頭のダブルアクセル+3回転トーループを鮮やかに着氷。会場からは歓声が上がる。その勢いのまま続く3回転+2回転のコンビネーションジャンプも決める。しかし、続く3回転ループは、飛び上がるタイミングが合わず1回転に。それでも、『ラ・ラ・ランド』の世界観をしっかりと表現し、会場を虜(とりこ)にする。ミスはあったものの、最終結果は5位と大健闘を見せた。


△森下

細田は、6分間練習でトリプルアクセルを重点的に確認してから本番に挑んだ。「ショート1位でフリーに臨むのが私自身初めての経験で、ちょっといつもよりも緊張していた」。冒頭の大技・トリプルアクセルは惜しくも転倒。しかし、その後すぐに気持ちを切り替える。難易度の高いジャンプを次々に着氷。音をしっかりと捉え、スピードに乗せた演技を披露した。合計163.75で、2位と約10点差をつけて見事優勝を果たした。


△細田

続いて行われたシニア男子。関大勢3人は最終グループに登場した。中村優(政策4)は前日の宣言通り、4回転サルコーに挑戦。果敢に挑むも、回転が足りず転倒してしまう。続くトリプルアクセルは何とか着氷するも、その後のジャンプがうまく決まらない。それでも、繊細なスケートで観客を魅了。試合後のインタビューでは、「ひどすぎて何も言うことがない」と振り返った。


△中村

本田太一(経2)は、昨シーズンの悔しさを乗り越え、圧巻の演技を披露した。演技冒頭に組み込まれた2本のトリプルアクセルを着氷。会場を沸かせる。その後も次々にジャンプを決めていく。『フォレストガンプ』の壮大な音楽に合わせて、迫力のある演技を披露。終盤の3回転ルッツで転倒してしまったものの、演技が終わると同時に会場からは大きな歓声が上がる。「初戦と捉えれば十分なできなのかな」。本人も手ごたえを感じた内容で、133.66の高得点をたたき出した。


△本田

期待のホープ、須本光希(政策1)は、冒頭のトリプルアクセルで転倒。しかし、その後は3回転ルッツ+3回転トーループや、3回転フリップなど、難易度の高いジャンプを次々に着氷。流れるような美しい滑りで、音楽をしっかりと表現する。演技終了後は大きな拍手に包まれるも、納得のいかない表情を見せた。「アクセルがはまらなくて、やっぱりそこが悔しい」と、悔しさを滲ませた。それでも、合計点は209.32で見事優勝。1年生ながらも圧倒的強さを見せつけた。


△須本


△細田


△シニア女子表彰式の様子


△シニア男子表彰式の様子


△本田(左)、須本

初戦から熾烈な戦いが繰り広げられた近畿選手権大会。関大からは、十倉、森下、細田、中村、本田、須本の6名が西日本選手権への出場権を獲得した。しかし、まだシーズンは始まったばかり。憧れの舞台・全日本選手権を目指し、選手たちは奔走する。【文:竹中杏有果、森本明日香/写真:竹中杏有果】

▼高木
「今日の演技はやっぱり練習が足りなくてまだまだで、ジャンプが全く入らなかったんですけど、それでも木原万莉子ちゃんに自分からお願いして作った大好きなプログラムなので、それがお客さんにも伝わるようにステップやコレオシークエンスも気持ちを込めて滑りました。お客さんもジャンプが全く入らなかったにも関わらず大きな歓声を上げてくださって、うれしくて泣きそうになりました。(フリープログラムの見せ所は?)曲が変わるごとに見せ場の部分は自分の中でたくさんありますが、後半で疲れていても最後の力を振り絞ってコレオシークエンスで魅せるというのを頑張ってやったので、それがお客さんに伝わっていたらうれしいです。(ジャンプ以外の要素については)スピンについても、全体的にエレメンツがまだまだ練習不足なんですけど、それも次の西インカレに向けて2週間あるのでどんどん精度を上げていきたいと思います。だんだんジャンプは戻ってきていて、ただそれが曲の中に入らないので、けがのないように自分を追い込めるところまでフリーの曲かけ練習を繰り返して、成功の確率を上げていくことが今後の課題だと思います。ラストシーズンの目標は、やっぱり自己ベストを更新して終わりたいので、フリーで90点以上を取ることと、西日本インカレで自分が関大の中で3位以内に入って最後の年に全日本インカレに出て現役を終えることです」

▼久保
「冒頭のトーループはすごくうまく決まって、サルコーもいけるかなと思ったんですけど、そのあとから変に緊張してしまって、力んでしまったのがミスにつながったのかなと思います。練習のときからそんなにジャンプが決まっていなくて、そこからの不安が緊張という形で出てしまったのかなと思います。スピンとかは、それらのレベルとかをチェックしてくださる先生がいらっしゃるんですけど、その方に何回もレッスンをしてもらって、自分でも自主練でスピンは全てレベル4を、ステップはレベル3を確実に取れるように入念に練習してきたので、その成果が出ているといいなと思います。(フリープログラムは)ショートと違ってきれい系で、私が昔から得意なジャンルだし、太田由希奈先生の一つ一つの動きがきれいなところとかをまねして、いい振り付けをもっと良く見らせれるように自分で研究しながらやっています。(点数については)思ったより自分的には出たなという感じで、もうちょっとジャンプが入って、点数が伸びればいいなと思います。再来週の西インカレまでに、フリーについてはもっといつも以上に練習して確実にジャンプを跳べるようにして、スピンとステップはこれからも継続して努力していきたいです。最近試合でノーミスすることがすごく少なくなっているので、ショートも確実に全てのジャンプが跳べるようにと、スピンとステップのレベルを絶対に落とさないことを目標にして、フリーもなるべくミスを減らして、できることは確実にやっていきたいと思います。(西日本インカレでは)ジャンプのパンクはしないことと、表現ももっとできると思うので、鏡を見ながら自分で練習していきたいです」

▼十倉
「ジャンプのミスが響いてしまったので、今日はよくないプログラムだったかなと思います。前半が決まったので、流れに乗ってこのままいけると思ったんですけど、どうしても乗りきれない不安が後半に出てしまったので、そこは反省する点かなと思います。(ジャンプ以外の要素については)悪くはなかったんですけど、ちょっとレベルが足りないかなと思います。(会場から大きな歓声が上がっていましたが)ちょっとは聞こえていました。うれしいなと思ったのと同時に、見ている人にも楽しんでもらえるようにという気持ちでやっていたので、後半ミスが続いてしまったのが申し訳ないとも思いました。(フリープログラムの見所は?)ステップとコレオシークエンスを意識してやっていました。(点数については)やっぱりジャンプのミスが響いてしまったりとか、コンビネーションジャンプが1つも入らなかったので、残念だなと思います。今回の大会の次が西インカレなので、西インカレまでにしっかり立て直して、今回よりもスケーティングスキルとかジャンプにいくまでの体勢の持ち直し方とかを練習で重点的にやっていきたいと思います。」

▼森下
「出だしは良かったんですけど、後半で結構ミスが出てしまったので、そこは次の試合に向けての課題かなと思います。(ジャンプの調子は)関大での練習では、結構調子が上がってきていてよかったんですけど、今朝の練習があまりよくなくて不安はあって、その中で臨んだ割には、本番はまだましだったかなと思います。(ジャンプ以外の要素については)1つ目のスピンで予定していた要素と違うものをしてしまって、途中から変えてしまったので、もしかしたら1つ点数がないかもしれないです。(どのようにプログラムを演じようと思ったか)『ラ・ラ・ランド』の映画で出てくるのは明るい女性なんですけど、その主人公は結構ネチネチした感じの人なので、表情とか感情とかを変えて、ちょっと性格の悪い女の子を演じるようにとバレエの先生に言われているので、そこもこれからの課題としてやっていきたいです。(フリープログラムの見所は)最後のステップが盛り上がる曲調で、テンポも速いので、そこは観客のみなさんに楽しんでもらえるようなステップにしたいなと思います。次の西日本選手権と西日本インカレに向けて、フリーは、とりあえず前半はこのままでいって、後半を、1本でもいいのでジャンプが入るようにしたいです。ショートは、ノーミスしないと絶対に上位についていけないと思うので、ショートからノーミスして、フリーもノーミスできるように練習したいです。次の大会の西インカレは去年初めて出させていただいて、結構緊張して自分の思うような演技ができなかったんですけど、今年はその緊張感をしっかり覚えているので、その悔しさを試合で出せたらいいなと思います」

▼細田
「朝の練習からトリプルアクセルを1本にするか2本にするかというのを先生と相談していたんですけど、初め先生とは、1本決まってから、自分の気持ち次第でもう1本いくかを決めた方がいいという話をしていたんですけど、自分が本番前にどっちにするか決めてからいきたいという話をしたら、先生が今日は1本にしようと言ったので1本にしました。(今日のコンディションが悪かった?)もしトリプルアクセルを1本にしないといけない状況になったときに、2本のときよりも1本の方がもしかしたら緊張するかもしれないから、1本の練習もやっといた方がいいということでやりました。やっぱりショートとフリーでトリプルアクセルを決めるというのが今回の目標だったんですけど、ショート1位でフリーに臨むのが私自身初めての経験で、ちょっといつもよりも緊張していたので、西日本ではその緊張に負けないようにショートとフリーでトリプルアクセルを3本決めたいと思います。(最終滑走の緊張は)去年も24番だったんですけど、また去年とは違った緊張感で、本当に、本当に緊張しました。(去年の全日本選手権から注目され始めているが)あまり注目されているとかは意識してないんですけど、注目されている分、いつもより責任が大きくなるのかなとは感じています。でも去年と変わらず、何も懸かっているものはないので、全日本までどの試合でも笑顔で終われるように頑張りたいなと思います。どんどん注目してください!(緊張した1番の原因は)滑走順だったと思うんですけど、朝、顔が硬かったのは、正直すごく眠かったからです(笑)。若い子の中で1人ちょっとおばさんだったので(笑)、まあ、ぼちぼち体動かしていこうかなという感じで、朝の練習ではそんなに緊張はしなかったです。(国際大会については)出たいという気持ちは正直あるけど、チャンスをいただけたらチャレンジしたいなという感じです。特別出たいとは思わないけど、出てくださいと言ってもらいたいです(笑)。どの試合も、スポーツをしている以上結果が全てだとは思うんですけど、私は毎試合、プログラムの内容について自分の中で目標を立てて臨んでいます。今回立てた目標は自分の中では達成できなかったけど、それを西日本では確実に達成できるように今後も練習していきたいです。(競技を続けているモチベーションは)やっぱり若い子にはまだ負けられないなという思いがあるんですけど、勝ち負けではなくて、自分よりも年下で世界へ羽ばたいて頑張っている選手たちがいるので、その子たちの支えになれたらいいなと思います。」

▼中村
「(今日の演技は)ひどすぎて何も言うことがないです。けがもちょっとあったんですけど、それ以上にジャンプができない状況でも滑り込みが足りなかったかなというのが率直な感想です。この1週間くらいジャンプができない状況が続いたんですけど、それでもここ3日間くらいでだいぶ感覚も戻ってきて、4回転もいい状態だったので、試合で4回転に挑めるというのも残り少ないですし、今回は結果とかは気にせずに1回やってみようという気持ちで4回転にトライしました。今シーズンは、大きな目標というよりも一つ一つの試合をしっかり大事に滑っていきたいなというのが今一番思っていることなので、一つ一つを大切にというのが目標です。(西日本選手権は)まず、これ以上の演技をしないと全日本選手権があるので、そこにつながるような試合にしたいです。(全日本選手権は)去年はショートがよかった分、フリーのミスが目立ってしまったので、今回はそのリベンジというのも兼ねていて、何よりも4回転を全日本(選手権)という舞台で1度は決めたいなと思うので、そこに集中してやっていきたいです。4回転サルコーに関しては、だいぶ確率も上がってきて、自信にもなっていますし、だからこそ4回転が終わった後の他のジャンプがすごく大事になってくると思うけど、今回そこが、フリーに関しては課題が見えたところなので重点的にやっていきたいです。(今回の曲を選んだ理由は?)ショートに関しては、ジェフリー・バトルさんに選んでいただいたもので、ジェフリー・バトルさんもエキシビションで滑ったことがあるみたいで、それでもよければということでおすすめしてもらいました。フリーに関しては、僕がすごく好きな曲でもあるので、これがやりたいと伝えて、振り付けをお願いしました。(振り付けでこだわった部分は)ショートに関しては、すごく曲調も自分の雰囲気に合っていると言ってくださる方も多いので、雰囲気というのを大事にしています。フリーに関しては、4分間の曲のどの部分も好きなので、そこを自分の雰囲気と体で表現したいと思います。」

▼須本
「ショートと一緒でアクセルがはまらなくて、やっぱりそこが悔しいですけど、冷静に最後、3連続(ジャンプ)のリカバリーもできて、演技全体を通して冷静にできたというのは今までと変わらずにできました。でも今考えるとアクセルが一番悔しくて、(今日の演技は)あまりよくなかったので、これからまず、全日本(選手権)に出ることを目標に、(調子を)上げていきたいと思います。(ジャンプについては)練習では4回転の方が(アクセルより)締められるけど、4回転はまだそんなに確率が上がっていないです。アクセルの方が、調子が悪いとだんだん気持ちも下がってしまうので、アクセルが跳べなくても他のジャンプで切り替えられるようにしたいです。全日本(選手権)では4回転も、サルコーとトーループを入れるつもりでいるので、そこを練習していきたいです。(4回転の調子は?)飯塚杯の時は、本当に4回転の調子がよくて、朝は厳しくても、夜練習に行ったら1本、2本は絶対に降りられる状態だったけど、試合が多くなって、シーズンオフよりも練習をできてはないので、確率はだんだん落ちてきているなと感じます。見ている人だったり、点数をつけるジャッジさんは、ジャンプもつなぎもしっかり見てくれると思うので、今自分の中で、ジャンプの調子が悪いんだったら、最後まで、自分の得意としているスケートの伸びというのを磨いていきたいです。去年は体力が心配だったけど、今年は去年よりも体力の不安は感じないので、そこはシーズンオフに頑張ってきたことが今につながっていると思います。(1度跳ぼうとした3連続ジャンプをやめた場面があったが)2週間前に行ったスロバキアの大会で、同じことを最後のジャンプでやってしまって、オイラーも点数が付くと思ってジャッジスコアを見たら(オイラーの点数が付かず)ダブルアクセル単発になっていて、今回はそれを知っていたので、オイラーをしたときにいい感じではなかったのでそこでやめて、最後に(3連続ジャンプを)付けようと思いました。その辺が冷静だったのでよかったと思います。(試合が続いて疲れはないか)疲れは、感じてはいないですけど、シーズンに入った時に比べると、調子は誰が見ても分かるくらい落ちてしまっているので、ジャンプを跳ぶ回数を今以上に増やして、けがをしない体作りも大切ですけど、しっかり練習していきたいと思います。(優勝という結果については)あまり優勝というのは、意識しなくはないですけど、感じてないという方が強いです。今回は結果を意識してこなくて、見られて恥ずかしくない演技をしようということを心がけてやっていて、アクセルをこけたときにちょっと焦りはあったんですけど、最後まで落ち着いてできたのが優勝につながったのかなと思います。(優勝の喜びは感じてない?)去年、近畿選手権、西日本選手権、全日本選手権のジュニアで優勝を経験しているので、うれしいですけど、あまりそこは感じず西日本に集中して、全日本までつないでいきたいなと思います。(課題は多い?)ジャンプは当然課題で、4回転ルッツも跳ばないといけないと分かっているので、それプラス、プログラムのつなぎも濃くしていけるようにして、スケーティングも拍手が起こるくらい魅せられるようにしていきたいです。」

▼本田
「まずはアクセルが2発とも加点付きで入って、今までショート含め、3本とも加点付きで入ったことがなかったと思うので、そこに関してはよかったかなと思います。(ジャンプの練習は)後輩の三宅星南(岡山理大附高)から教えてもらったんですけど、ジャンプのスピードをわざと落として、しっかり地に足が着いた状態で踏み切る練習もすることで、ルッツまでのジャンプがよくなったので、本番曲が流れる前はそれを意識しながらやっていました。自分がどちらかというと勇ましい曲を今まで滑ってきたので、このプログラムは雑さが目立たないように一番気をつけて練習から滑ってきたんですけど、今日もジャンプ1本失敗があって、全体的にジャンプ自体はまとまっていたけど、その中でも後半がきついなと感じたので、まだまだ滑り込みが足りないと感じました。でもまだ初戦と捉えれば十分なできなのかなとも感じています。(衣装の雰囲気がいつもと違いますが)6分間(練習)が始まる前に、友野一希(同大)が振り返って、『あぁ、太一か!光希(=須本)っぽいな!』みたいに(言われた)。被ってしまいました(笑)。(これからは)まずは4回転の成功率を上げるのはもちろんですけど、4回転でこけても、後半の(3回転)アクセルを入れられる練習をしたいと思います。今はショートの1発目と、フリーの1発目にしか(3回転)アクセルを入れていないので体力は全く問題ないけど、これを息が上がった状態でも跳べるようにしていきたいです。(全日本選手権のリベンジへ順調か)去年はこの時期に、アクセルが跳べなくても4回転がたまに跳べていたので、そこに関しては、もう少し夏場に練習が積めたかなと思います。でも総合的な完成度はかなり高いと思うので、そこに関してはいい練習が積めているかなと思います。(今回惜しくも2位でしたが)まったく優勝は意識していなくて、どちらかというと、自分が今まで200点越えたことがなかったので、そっちのほうを意識していました。ショートが71点だったので、129点出せば(200点超える)というのを、優くん(=中村)とかに言われて、余計に意識してしまいました。(3回転)アクセル2本入った時点で大丈夫かなと思ったんですけど、後半足にきてしまいました。(3回転)フリップはほとんど練習で失敗することがないジャンプだったので、すごくもったいなかったですし、結果的に見れば光希(=須本)との点数の差はそこだったのかなと思いますけど、そこは全然気にしてなくて、自分の中で満足できる演技ができたのでよかったかなと思います。(フリーは)今までの感じから、(3回転)アクセルが両方きれいに入れば128点くらいは出るとは漠然と思っていたので、そこから落ち着いて滑れたけど、前半よかった割に後半足にきたので、今までより滑り込めている中でも、まだまだ足りないんだなと感じました。4回転を入れることでさらに転倒のリスクが上がっていくと思うし、精神的な負担も増えるかなと思うので、まずは初戦で4回転を入れずにここまでまとめられたというのは1つ収穫だと思います。(4回転は)西日本選手権から入れたいと思いますし、今シーズンは、ショートで(4回転を)入れるかまだ分からないですけど、今の感じだと挑戦できるかなと思っています。4回転とトリプルアクセルを両方入れるのは精神的にきついですけど、トリプルアクセルだけなら9割くらい跳べるという確率になれば、4回転も挑戦していけるかなと思います。」