【野球】序盤の失点響き2回戦黒星

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◇令和元年度関西学生秋季リーグ戦第5節◇対同大2回戦◇10月3日◇南港中央野球場◇

関大 003 100 000=4
同大 042 000 000=6

(関)森翔、巻、定本―久保田拓
(同)溝田、難波、道端、髙橋佑―栗林

1(中)安藤大
2(三)久保田有
3(一)上神
4(遊)野口
5(右)倉川
6(左)吉川
7(二)坂之下
8(捕)久保田拓
9(投)森翔

苦しみの雨は、最後まで上がることはなかった。初戦を勝利し、勝ち点を奪いに挑んだ同大2回戦。先発・森翔平(商4)が2回に崩れ4失点、さらに次の回には2点を奪われ、序盤から苦しい戦いに。なんとか4点を取り返すも、2点差は縮めることができず。勝ち点は3回戦にお預けとなった。

雨が降り始める中、プレイボールのコールがかかる。先発の森翔は、初回2奪三振の好調の立ち上がりを披露。しかし、2回。4番松本に中前打を許しランナーを背負うと、その制球が乱れ始める。続く打者の犠打を一塁へ暴投、さらには二者連続で四球を与え、まさかの押し出しで先制を許す。早瀬万豊監督がマウンドに上がり叱咤するも、悪い流れは止まらず、自身の失策や内野ゴロで一挙3失点。なんとか打者一巡は回避したが、この回4点を奪われてしまう。


△森翔

しかし、雨が止むと同時に関大もすぐに反撃を開始。3回、森翔自身が四球で出塁すると、盗塁で二塁ベースに進む。ここで久保田有哉(情2)が遊撃手のミスを誘い、その間に森翔が生還。それが関大打線に火を付け、上神雄三(法1)、野口智哉(人2)の連続三塁打で2点を追加。すぐさま1点差にまで詰め寄る。


△久保田有


△森翔


△上神


△野口

しかし、その裏に2本の長打を放たれ2失点。またも点差を付けられ苦しい展開に。だが、ここでも意地で追加点を奪取。4回、坂之下晴人(人2)が四球でチャンスを得ると、久保田拓真(社2)が左前打でつなぐ。続く代打森山翔太(経4)も四球を選び一死満塁を作ると、安藤大一郎(経2)が内野に球を転がし1点を返すことに成功した。


△安藤大

これ以上失点が許されない関大は、マウンドに2年生左腕・巻大地(商2)を送り込む。昨春最終戦では近大相手に2本もの本塁打を打たれ悔しい思いをした巻だが、打たせて取るピッチングで堂々とした姿を披露。5回は三者凡退に抑えるなど、しっかりとリリーフとしての役割を果たす。


△巻大地

さらに6回からは定本拓真(文1)へとマウンドが引き継がれる。「今日1番の反省点」と語る先頭打者への四球こそあったものの、その後は高低差をつけた投球で打ち取り、ホームベースを踏ませることなく相手スコアに0を刻み続けた。


△定本

力投を続ける若い投手たちを援護したい打撃陣だったが、次々と変わる投手に対応することができない。2点差を追いかけるまま迎えた最終回。先頭打者の久保田拓がなんとか内野安打で出塁するも、併殺に倒れ得点できず。一度は止んだ雨だったが、最後は再び強まり、試合終了。序盤の失点が重くのしかかった。


△久保田拓


△雨の中見守るスタンド

だが、下を向いてはいられない。「いっぱい日程がある中でこういう悪い日もある」(松島恒陽主将=人4)。神宮大会出場へ望みをつなぐためにも、絶対に落とせない同大からの勝ち点。必ず勝利し、聖地への階段を上り続ける。【文:中西愛/写真:松山奈央】


△松島恒


△里泰成(情4)


△上田竜也(政策4)

▼早瀬万豊監督
「いい流れで昨日勝ったので今日につなげたいなと思ったが、最初にバタバタと守備が乱れて、苦しい展開にならざるをえなかった。それでも、すぐ点を返したりしながらやっていたが、後半に点が入らなかった。(3失点後にマウンドに上がって何と声掛けを?)1つづつアウトを取っていくしかない、思い切ってやれと。それでも、押し出しとなってもったいなかった。森は立ち上がりは良かっただけに。内野手にはダブルプレーを取るようにと言った。巻、定本は後半良く粘ってくれた。(3回戦に向けて)勝ち点で争うリーグ戦なので、明日とにかく勝たないといけない」

▼松島主将
「こういう日もある。いっぱい日程がある中でこういう悪い日もある。森翔平も悪くなかった。もっとどっしりとしておけばよかったが、『勝たなあかん、勝たなあかん』となりすぎて、焦ってしまった。4点取られても、絶対逆転できると思った。その表に3点を取れて、逆転できるなと思ったが、あと一歩及ばなかった。甘くない。リーグ戦はそんな簡単に勝ち点を取れないということが分かった試合だった。これを糧にして、次は勝てるようにやっていきたい。ピッチャーを助けられるように、野手が助けるという思いで行こうと思う」

▼定本
「登板については言われてなかった。緊張はなかった。(感想は?)そんなに調子が良くなかった。とりあえず腕を振ることを意識した。最初の打者を四球で出してしまったことが今日の1番の反省点。(いつものピッチング形態は?)調子がいいときはストレートでばんばん三振が取れる。今日はストレートが全然いってなかったので、とりあえずストライクゾーンで打ち取ることを意識していた。明日ももしかしたらあるかもしれないので、気持ちの準備だけ忘れずにしたい」