【バスケットボール】「勝ちのイメージをもって後半戦に行ける」。大きな白星つかみ2週間後の次戦へ

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◇2019年度関西学生リーグ戦第5戦目◇対親和女大◇9月29日◇関西外国語大学◇

[第1Q]関大19-18親和女大
[第2Q]関大15-15親和女大
[第3Q]関大18-20親和女大
[第4Q]関大18-6親和女大
[試合終了]関大70-59親和女大

「自分たちのバスケットをやり切ろう」。1週間前の苦い2連敗と同じ思いをせぬよう、菰方智恵子主将(人4)を中心にコートに入る。前日に白星を挙げていた関大だったが、緊張もあってか、この日も前半から拮抗(きっこう)した戦いに。それでも最終Qに粘りを見せ、大きな金星を手に入れた選手たち。最後は安堵の笑顔が浮かんでいた。

開始1分に許した相手の先制をきっかけに、ペースをつかみ損ねた関大は、親和女大の強いフィジカルにも押され、なかなか自陣でのプレーが続かない。それでも、小幡美乃理(文4)のスリーポイント、新井紫予(政策2)の連続シュートで何とか点数を重ね、1点差で最初の10分を終える。


△小幡(左)と、高島陽和(安全2)

突き放したい第2Qだったが、ここでも流れに乗り切ることはできない。「パスミスなどから入ってしまった」と新井夕佳(人3)が振り返ったように、ターンオーバーやルーズボールを制することができず、大きなリードを得られるかは後半に委ねられた。

「点数は関係ない」。相手を意識しすぎたことによる1週間前の敗北の味を、選手たちは忘れてはいなかった。後半が再開し、関大らしい走るバスケットで攻め立てると、ディフェンスもいっそうのタフさを増す。攻守のリズムが連動し、少しずつ流れを取り戻していく。


△新井夕


△五十子玲奈(政策3)

最終Qは完全に関大のものに。相手のファウルを逃さず、フリースローで確実に得点を奪うと、永田舞(安全2)のタフショット、山中萌(法4)、乕田優香里(経1)らの体を張ったディフェンスで大きく突き放す。相手の点数を一桁に抑え、約10点差をつけて試合を制した。


△永田


△山中


△乕田

次戦まで2週間の猶予がある中、前半戦を勝利で終えられたことは大きなプラスだ。「勝ちのイメージをもって後半戦に行ける」(新井夕)。一つも落とせない、厳しい戦いはこれからも続いていく。それでも、確実に白星を重ねるよりほかはない。その先に、最高の歓喜が待っているはずだから。【文:高木満里絵/写真:小田沙貴】

▼菰方主将
「結果として勝ったのはチームとして良かったこと。ただ、内容を見ると、3、4ピリは自分たちのバスケットができて良かったが、前半は自分たちの出だしが悪かったし、ずっと課題にしているディフェンスのプレッシャーも弱くて、オフェンスもいつも通りの調子が出せなかった。それもありつつ、いいところもありつつという感じ。(相手に対しては)先週のゲームで相手のことを意識しすぎて、相手が何をしてくるのか気になりすぎてしまった。なので、相手はいったん置いとこうと。もちろん相手が大きくてポストをケアしていこうというのはあったが、自分たちのバスケットをやり切ろうということを意識していた。後半はそれが良かったけど、前半は、相手が大きくて、ポストのところでやってくると分かっていたのに中ケアが遅かったのと、1線のプレッシャーが緩くてアウトサイドシュートを簡単に打たせてしまった。(リバウンドルーズは)流れがいいときはボックスアウトもできて自分たちがディフェンスリバウンドも取れてということが多かった。でも、流れが悪いときはどうしても相手にオフェンスリバウンド取られてチャンスを与えたり、ディフェンスリバウンドも飛び込めていなかったり、単発のシュートで終わってしまったりというのが課題。(後半良くなったことの要因は)1点勝ちで入ったが、まず点数は関係ないというところと、ディフェンスをハードにしていこうと意識した。オフェンスはいつも通り広がってすることと、相手はスクリーンなどによく引っかかっていたので、そこをしっかりやっていこうと。(次戦へ)2週間開く中で、自分たちのやりたいバスケットがちょっとだけではあるけどできて、前半を終われたことは良かった。でもまた2週間後、びわこ戦で自分たちのバスケットができなくなるのは絶対嫌だから、自分たちがやるべきことが見えた中で、どれだけ感覚を落とさずに、チーム内練習で厳しくできるかだと思うのでこの2週間がとても大切になってくると思う」

▼新井夕
「今日は相手が下が大きく、上は速かった。昨日は、インサイドに入れられた後のダブルチームなどが途中から機能してきたので、今日は初めから中をケアしていこうと言っていたが、入りが重たかった。自分がそうだったが、パスミスなどから入ってしまって、流れはあまり良くなかった。それでも、徐々にインサイドダブルチームがいけたり、そこでちゃんと潰してタフショットを打たせてリバウンドからのプレーや速攻が出たので、そこは自分たちが継続していかないといけないところだし、今日一番評価できるところかなと思う。(後半で再度意識したことは)やられているのが中ばかりだった。インサイドのシュートや押し込まれてのシュートで行かれていたので、全員、中のケアはちゃんとしようと意識していたのと、オールコートでゾーンして、ちょっと迷わせてから、前から当たっていったのが自分たちの作戦的にはいつも通りだった。相手がちょっと迷った時に自分たちの、足を動かすいつものディフェンスができた。相手を惑わすというよりはそのゾーンによって自分たちのリズムができていた。(今週の2連勝は)先週の負けは、勝てた試合を落としてしまったことが大きい。そこから気持ちを落とさずに、修正すべきところを意識して練習に取り組めたからこの2試合勝てたと思うし、この2勝にやっと勝てた実感がある。2敗してしまったから、後全勝しないといけないという気負いから、昨日の1勝で1回ほっと落ち着けた。そこで緩まずに、今日は自分たちがやるべきことをして勝った。勝ちのイメージをもって後半戦に行けるのでそこは大きかった。(自身の役割は)自分はゲームをコントロールするPGのポジションなので、きちんとコントロールしないといけない。おとといの練習で、自分たちはリバウンドを取れる回数が少ないから、リスタートを早くすることを監督から言われていた。昨日はそれを意識しすぎてすごくバタバタしてしまった。自分が勝手にバタバタすることで、余計流れが悪くなってしまった。それもあって、今日は落ち着いてやろうと。それと打てる時に打つことを意識した。今までの4試合はそれがあまりなかった。チームで作り上げたリズムの中で打てる時に打って、今日はそれが何本か入ったことで、こういうことが大事、コントロールするだけじゃなくて点を取ることも大事やなと今回の試合で思えた。なので、今までの役割プラス、そこも意識していきたい。(次戦へ)今日はチームディフェンスが機能して勝てたので、チームディフェンスを自分たちの武器としてやっていきたいし、チームとして相手に絶対にやらせたらダメなところなどを徹底して、もっとコミュニケーションをとって練習をやっていく。ディフェンスがいいときはすごく走れて速攻が出るので、ディフェンスを頑張ってからの次の1歩をちゃんとやっていきたいし、チーム内で合わないことがあっても、落ち込まずに全員で戦っていく。27人全員が明るい気持ちで2週間やっていきたい」