【ハンドボール】おかえり池本!京産大に快勝で運命の最終戦へ

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◇2019年度関西学生秋季リーグ戦第8節◇対京産大◇9月29日◇太陽が丘体育館◇

【前半】関大 21―9 京産大
【後半】関大 19―13 京産大
【試合終了】関大 40―22 京産大

優勝まで残り2勝となった関大。その内の1勝をつかむため、京産大と対峙(たいじ)した。今試合が復帰戦となった池本佑也(社4)が先制ゴールを揺らすと、その勢いを片時も相手に渡すことなく勝利。運命の最終戦へ向け、確実に白星を手にした。

春季リーグ戦ぶりにコートに立ち、先制点を目掛けその腕を振り抜いた。開始1分が過ぎたところで、松園翔太(商3)がファウルを受け、7㍍スローを獲得。そして、そのシュートを任されたのは今季初出場の池本。鋭い弾丸がゴールネットを揺らし、両チーム通じて初得点を決めた。「最初の1本のおかげで、流れがつかめた」(下柳裕嵩主将=文4)。続く4分にも出番は訪れ、その存在感を発揮。池本の出番が訪れる度、そのシュートが決まる度、仲間たちは歓声を上げた。


△池本

池本の活躍を受け、選手たちも熱が入る。「速攻で思ったよりも走れた」(下柳)と、栗栖昇己(文3)を中心に得点を積み重ねる。安定したディフェンスで相手のミスを誘い、GK廣上永遠(文1)も奮闘。その後も関大ペースは止まらず、相手を1桁得点に抑えて前半を終えた。


△栗栖


△ディフェンス陣


△廣上

この試合の課題となったのは後半の滑り出し。ルーズボールを相手に奪われ失点すると、相手もその勢いを増してくる。福原佑哉(人2)が3連続得点を決めるも、チームは前半の得点力は精鋭を欠き、点差を開くことはできない。しかし、14分半時点に奥川魁人(経2)がコートに送り込まれると、すかさず得点を挙げる。それに続いて前園将至(人3)が、シュートやアシストで輝きを放つ。残り10分を切ったところでは相手GKの手を押し切りゴール。その5分後からは金津亜門(社1)が5得点すべてに絡む活躍を見せ、40ー22の快勝となった。


△福原


△奥川


△前園


△金津

夢に見たリーグ優勝が目前まで迫った。これまで数々の強豪たちを倒し、黒星さえ付いていない関大。しかし、最後までその栄冠への道は甘くはない。最終戦の相手は、今年度の対戦成績1勝1分、そしてインカレ出場が関大に決まり現チームで最後の試合となる関学大。相手は想像よりも手ごわいはずだ。そんな因縁の相手だからこそ、チャレンジャー精神を決して忘れない。「すべて俺らはチャレンジャーで行くしかない」(中川昌幸監督)。「チャレンジャーなので」(下柳)。どん底から這い上がった関大が、関西の頂点を立つ時がついに、やってくる。【文:中西愛/写真:瀧川千晴】

▼中川監督
「最初から気が入ってしっかりと試合ができた。攻守ともに。(今季初出場の池本が初得点を決めたことについて)つかみはOKみたいな感じだった。ディフェンスはやはり今季良くなっている。(改善点は?)後半の出だしが悪かった。しっかりと修正していきたい。(最終戦に向けて)こんなチャンス滅多にない。関学大は必死で来ると思う。僕らがその立場だったら、絶対目の前でライバルに優勝なんかさせたくないから。受けて立っていてはだめ。それこそ大体大と戦った時の気持ちと同じで、必死になって、チャレンジャーの気持ちで。春は同点で順位は関学のほうが上。すべて俺らはチャレンジャーで行くしかない。引き分け以上で優勝」

▼下柳主将
「いつも点差をつけてから失速するのが自分たちに1番多いパターン。点差をつけたあと、追い上げらて同点になることが。今日もそれがあるなと思っていた。春季リーグでは全然攻めれなかったイメージがあったので、今回はそこを対策した。速攻が思ったよりも走れた。相手の帰りが遅かった。自分たちの好きなパターンに持って行けた。(ディフェンスについて)相手は上からシュートを打ってくるタイプだったが、そんなに背も大きくなくて。途中から入ってきた45番の選手に少し打たれてしまった。あとは対応できていた。前半は。後半は、さらに変わった子にロングを打たれた。自分たちはロングが苦手だと思う。そのディフェンスの仕方を2週間で考える。永遠(廣上永遠)もよく止めてくれていた。池本も、今日試合に出れた。池本の最初の1本のおかげで、流れがつかめた。これでインカレ出場権は決まったが、次は目標としている優勝。僕らはまだ何も果していない。インカレ出場権獲得は最低ライン。これで優勝できなかったらインカレでは勝てないのかなと。しっかり勝ち切りたい。(最終戦に向けて)相手はインカレ権がないとか関係なくこっちに向かってくると思う。僕らはそれに受けて立たずに、チャレンジャーなので。秋リーグ優勝に向けて、勝ち切りたい」