【バスケットボール】連敗に終止符。1次リーグ最終戦を白星で締めくくる

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◇2019年度関西学生リーグ戦第9日目◇対流科大◇9月29日◇京都産業大学◇

[第1Q]関大25-11流科大
[第2Q]関大24-13流科大
[第3Q]関大18-26流科大
[第4Q]関大22-16流科大
[試合終了]関大89-67流科大

1次リーグ最終戦は、出だしから主導権を握り、リードを守り抜いた。。「再確認ができたゲームだった」(尾﨑勇太ヘッドコーチ=HC)。ここ数試合接戦を制することができず辛酸をなめてきた男バスは、やるべきことをコートで体現し、7試合ぶりの白星を手にした。

「試合の入り方であったり気持ちの作り方とか、アップの雰囲気とかにみんな気をつけて取り組んだ」と足立臣哉主将(人4)。黒星が重なり雰囲気が暗くなりがちだった選手達の姿はそこにはなかった。「必勝」の気持ちでコートに足を踏み入れたメンバーたちは、躍動する。この日スタメンに名を連ねた足立主将がボールをプッシュし次々に得点を演出。堅守で相手のボールを奪うとブレイクも出た。関野日久(はるく=文4)の1対1や岸拓也(経2)のスリーポイントも決まり関大ペースで試合を展開。苦しむことが多かった第1クオーター(Q)でリードを奪った。


△足立主将


△西村

第2Qもその勢いは止まらない。西村晴人(商1)がカットインや秋岡和典(人3)のアシストで得点すると、足立もタフショットを沈めるなどスコアを伸ばしていく。関野が2本のスリーポイントと3本のフリースローを決め、一挙9得点。下田竜至(情2)も1対1などで得点し、大量リードで前半を折り返した。


△秋岡


△関野


△下田

後半最初の10分は「相手も勝ちたい気持ちが強かった」と福島大智(法1)。ファウル覚悟で関大を止めにくる相手のディフェンスに苦しめられた。それでも、交代でコートに入った福島が司令塔としてリーダシップを発揮し立て直す。関野もインサイドで踏ん張り、リバウンドやシュートで躍動。終盤には相手のチームファウルがたまり、フリースローで得点を重ねる。点差は詰められたものの、要所で得点を決めリードを保った。


△福島


△山内佑真(経3)

迎えた最終Q。西村のバスケットカウントや関野のリバウンドショットなどで得点すると、福島のアシストで下田もシュートを決める。攻守にわたりリバウンドを制し、流れを渡すことはなかった。終盤には岩本卓巳がペイントエリアでの1対1を決め、中谷颯吾(情4)の放ったスリーポイントもリングを通過。最後は下田がカットインで得点し、試合終了を迎えた。


△岩本


△中谷

「勝つ感覚をみんな忘れていた」と足立主将。遠く感じられた勝利をやっと手にし、連敗を止めた。1巡目最終戦で得たこの白星は苦しい時間を過ごした男バスにとって格別なものとなるだろう。3勝6敗でリーグ戦を折り返した。「結果が出た後にどう行動を取るかっていうことで決まってくる」と尾﨑HC。この9試合を通して得たもの、感じたことを決して無駄にしてはいけない。10月12日よりリーグ戦が再開。全日本インカレ出場を目指す男バスにとって、本当に負けられない戦いが始まる。残る9試合を戦い抜き、全国の舞台へ。関大男バスの挑戦はまだ終わらない。【文/写真:金田侑香璃】

▼尾﨑HC
「(勝因は?)ボールにしっかりプレーしたこと、リバウンドとルーズボールをし続けたこと。それに尽きると思う。40分通してそれができていた。その点については良かったというか、当たり前のこと。昨日ができていなかっただけなので、これをベースとしてやっていかないといけない。プレスがかかっているときはポジショニングであったり、テンションでやってしまって、やらなきゃいけないことをやれていないときがあった。特に、関野と岸については身長があれだけないにも関わらずゴール下で体を張ってくれてる。彼らの功績っていうのは大きい。今日についてはできること、当たり前のことができるっていうことが分かったと思う。再確認ができたゲームだった。(1巡目を終えて)落としちゃあかんゲームもたくさんあったけど、どこのチームもインカレを目指しているし、今日の流通だって勝ちに来ている。それはちゃんと分かっているので、3勝しかできていないっていうのか、これを2巡目でどう生かすか。結果が出た後にどう行動を取るかっていうことで決まってくると思う。バスケットと一緒で、プレーと一緒で1回負けてしまったり、ミスしたら終わりじゃないので、ここから学ぶことの方が大きい。(中1週間空きますが)2週間かけてしっかり準備してって言っても、1年間準備してきたのでどれだけチーム内の競争を激しくしていくかっていうところ。中谷、山内、糸瀬公平(人1)。この3人の選手が中谷を筆頭にランできる選手達なので、そこのクオリティを高めること。あとは、インサイドをどう絡ませていくかが大事だと思う。しっかり準備していきます」

▼足立主将
「昨日終わって、みんな着替えてるとき時とかにネガティブな発言が多かった。勝つ感覚をみんな忘れていたので、絶対に勝たないとっていう気持ちで臨んだ。特に今日はプレーのことはもちろんだけど、試合の入り方であったり気持ちの作り方とか、アップの雰囲気とかにみんな気をつけて取り組んだ。実際入りからいいプレーも多かった。それが勝った理由だと思う。4年生がコートに立ってプレーすることがいい影響を与えられると思っている。足も順調に治ってきていて、出だしのスタートとしての責任とかプレーっていうのを今日、思い出すことができたので良かったです。良かった時間帯は入りかな。その後も、みんな点差を縮められた時もあったけど、ずっとリードして勝つことができた。ここ最近は、スタートの部分で勢いに乗られる試合が多かったのでみんなで雰囲気を作れて最初の5人がしっかりそれを表現できたのが良かった。向こうも負けていて、なんとかしないとっていうつもりでディフェンスしてきた。ちょっと慌てた部分もあった。自分がちょっと疲れて落ち着いてプレーできていないときに大智(福島大智)が出て、他のポジションの人に指示を出して、リーダーシップを取ってやってた。そこは本当に、大智にも信頼というかそういう気持ちがすごい大きくなったし、そういうのがチーム力としてああやって交代しても乗り切って勝てたっていうのは良かった。あの場面で点を取られたのはちょっと悪いけどこっちがずっとリードしていたのであんまり悪い風にはおもっていない。結果的に当たり前やけど、勝った方がみんな楽しいし、勝った後も次頑張ろうって声が多くて。負けても次やらないとっていう言葉は出るけど、やっぱり言葉の重みだとか、そういう発言に対する聞き方とかが全然違う。チームスポーツなのでみんなで勝って、みんなで喜んでっていうのが一番成長につながると思っているので、内容はどうであれ結果を残すっていうのが大事だなと思いました。(1巡目を終えて)勝った試合も負けた試合も全員本当に勝つつもりで試合に入った。だけどコートに出たときにどれだけ相手に向かっていけるかっていうのが、自分たちのやることをどれだけ徹底できるかっていうのが、勝敗を分けるっていうことがすごい分かった。ベンチに入っているとか、試合に出てるっていう責任をもっと強く持って、残り1周しかないので本当にインカレに行く為の練習を2週間しっかりやっていきたい。まず2巡目の試合の入りから勝てるようにしたい」

▼関野
「(スタートでの出場でしたが)いつも、ふわふわした入りをしていて、最初の点差が最後までそのままだったりした。昨日は1ピリで8点差をつけられてて、最後は8点差で負けた。ほんまに顕著に出てた。1ピリの点差を追い上げるっていう形の試合が多かったけど、それはやっぱり集中力も体力も追いつく頃に切れてしまう展開で、じゃあ最初に点差をつけないとと思った。ちょっと尾﨑さんと話して、スタートで出たいって言って出た。それで今日は、コミュニケーションとか最初に取ることができたら最後まで取り続けることができるし、リバウンドとかルーズボールとかも交代で出てきた福島とかも球際の強さの部分でしっかりやってくれてた。最初に自分たちがこうするっていうのをやったら控えで出てきた子達もそれを続けてくれて、それが良かったと思う。今日は30分ちょい出ていたけど試合内容的には余裕があったからやけどあんまり無理せずに戦えたと思う。流通科学は自分より大きい人が少ししかいなかったし、他のチームに比べてあまりサイズがない。ルーズボールとかは頑張るけどやっぱり、リングが高いから高さ勝負になったら自分が鍵になると思ったからやろうと思った。それに、個人的にリバウンドランキングとかちょっと入ってきたから、あんまり個人のスタッツを狙うのはどうかと思うけど、留学生3人とBリーガー吉井(大院大)と、たぶんその次俺ぐらいになってるから、そういうのも意識してやったら楽しめてできた。しんどい仕事やけど楽しんでできた。6連敗して、へらへらしてるけど非常につらい気持ちがあった。でも、俺がつらい気持ちしても別に勝てるわけじゃないからやることは変わらないと思ってた。(1巡目に関して)つらかったです。2勝だったらインカレはほぼ無理と言っても過言ではないけど、3勝やったらほんまに首の皮一枚はつながったかなと思う。京産以外には接戦だったから全然ポジティブな結果ではないけどネガティヴになりすぎる必要もないかなと思う。連敗中に毎試合毎試合、課題をリバウンドって言っていた。同じ課題がずっと出続けるっていうのは改善できてないということだから、非常にまずかったなと。個人的にはちょっとずつ調子は上がってきているけど、冷静さを失ってしまう時があった。やっぱり4年生だから周り見ながら、誰が調子いいとか考えて喋っていきながらやっていけたら、4年生の余裕を持っていけたらと思います。この2週間の使い方ってほんまに大事やと思って、それこそリバウンドって言ってるけど、リバウンドじゃあどうするのか、突き詰められていないからそういうのを考えたり、オフェンスをスカウティングされたときにどうするかとかも、自分たちで何がつらいからどうっていうのを考えていければいいかなと思っている。例えば今日はゾーンプレスに引っかかったときにボール出しを誰がするかとかどう動くかっていうのを中で喋れてた。そういう習慣をこの2週間でもっと定着させられればもっといいチームになれると思う。この2週間は大事にしたい。今日でリバウンドランキング詰めれたのでリバウンドランキングを維持しつつフリースローランキングもちょっと詰めたと思うのでフリースローランキングも狙います。そして、インカレに行きます」

▼岸
「点数の部分で、21点と18点ていうのは大きかったです。前の3戦はシュートのアテンプトも少なくて、特に京産のときはミドル1本だけだったので、アテンプトの違いが点数につながった。(中1週間空きましたが)特に個人的にはなくて、チームのスクリーンとかマッチアップのミスが多かったのでそこを直していこうって意識で練習をしてきました。尾﨑さんにも言われているけど、先に体を当てたりしないとポジションを取られてしまうので、ペイントに入られる前に体を当てて、そういう工夫をして自分より高い相手からでもリバウンドを取れるようにしていきたい。最初の部分でブレイクも出たし、僕自身も走れていた。臣哉さん(足立臣哉)とかがプッシュして、キックアウトやミドルも入ってたので良かったと思う。(連敗が止まりましたが)やっと。1巡目最後に勝てて本当に良かった。去年と比べて出場時間が倍以上に増えてしんどいところもあったけど、1週間空いたときとかもコンディションも調整できていたので良かったと思います。相手に最初に流れを持っていかれると、体大戦のときのようになってしまって負けてしまう。やっぱり最初で出るからには今日みたいに点差を開けてチームを勢いづけられるように意識しています。自分らは8位なので上位のチームと先に当たることになると思う。そこで1勝できないとインカレにはつながらないと思うので初戦しっかり、間があるので対策もしっかりして勝ちにこだわってやっていきたいと思います」

▼福島
「14番の人がシューターのところなのでそこはやられるなっていうことと、相手のインサイドが小さかったのでそこを使っていけっていう指示がありました。後半点差が開いたときに相手のプレッシャーが強い中でゲームを作るっていうのが難しかった。相手も勝ちたい気持ちが強かったし、そのプレッシャーのなかでボールを保持しないとあかんっていうのは大変でした。スピードが持ち味でやっているので、ボールだしのところでセンターがやってくれて、センターとガードでダブルチームに来られたときはセンターの方をスピードで抜いたりとか考えながらやってました。(この2戦の自身のプレーについて)準備はしていましたけど、出ると思っていなかったです。結構緊張するかなと思ったけど案外堂々とできたので良かったかなと思います。1巡目は、チームの雰囲気が悪い状態が2試合も3試合も続いてしまったのがチームとしてもったいなかった。2巡目はチームがどうしても沈んでしまうときはあると思うのでそこがみんなでコミュニケーションを取ってやっていければと思う。1年に限らずしっかりベンチにいるときも声出してっていう指示はあったので心がけていました。(連敗が止まりましたが)うれしいです。(2巡目に向けて)やっぱりインカレに出たい。1巡目で接戦で落としていたチームにも2巡目でしっかり勝ちきりたいです」