【バドミントン】「4年生の意地見せれた」好ゲームもあと一歩及ばず

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◇令和元年度関西学生秋季リーグ戦大会入れ替え戦◇対同大◇9月23日◇於・立命館大学いばらきキャンパス◇

[男子]
S1○中村2ー1岩永
S2●池田0ー2大屋
D1○田中・中嶋2ー0伊藤・藤田
D2●池田・中村0ー2岩永・中里
S3●中嶋1ー2藤田

●関大2ー3同大

先週、大成蹊大との激戦を制し入れ替え戦出場を決めたバドミントン男子。昨年同様1部昇格への執念を燃やして臨んだ。

まずS1の中村勇毅主将(政策4)。相手エース・岩永に対し1つ落とすものの、ここから意地を見せた。第2ゲームのデュースを制すと第3ゲームでも接戦を展開。試合中あまり感情を出すタイプではないが終盤、渾身(こんしん)のショットを決め雄たけび。相手のショットがラインを割り、勝利が決まると両手をあげて歓喜した。

△岩永(同大)


△中村主将

S2池田圭吾(人2)は終盤粘りきれず、ストレート負けを喫した。続いてはD2。関大の誇る4年生ペアのエースダブルス田中大祐(安全4)・中嶋遼(人4)組が、最後の戦いに向かった。第1ゲームを取り主導権を握ると、第2ゲームでは後半連取し、一気に勝負を決めた。冷静なプレーでチームを支えた2人はこの日も貴重な1勝をもたらした。

△池田


△田中・中嶋組

D2には池田・中村。相手エース岩永と中里ペアに苦しめられた。2ゲームとも終盤に集中力を高めてきた相手に突き放され、ストレート負けとなった。

△岩永・中里組(同大)


△池田・中村組

運命を握るD3。コートに入った中嶋だったが、どこか動きが悪い。いつもなら打ち返す球に追い付けない。実はダブルスの終わり際に右足をくじいていた。見ているのが辛いほど不利な状況。隙を見てショットを繰り出すが、12ー21と大差で1ゲーム目を落とす。

しかし、あきらめてはいなかった。第2ゲームでは7ー13から執念の追い上げを見せ、ついに逆転。相手のミスを決して見逃さないプレーでファイナルゲームに持ち込んだ。

相手の藤田も4年生。脚を引きずる相手に負けるわけにはいかない。気合いを入れ直し第3ゲームでは開始から3連続ポイントと気迫を見せる。それでも、流れはまだ中嶋にあった。けがを感じさせない連続ショットで11ー7とリードで前半を終える。しかし、確かに限界は近づいていた。試合終盤、連取を許すとその点差を覆す力は残っていなかった。17ー21で敗れ、関大の2部残留が決まった。

△藤田(同大)

また、同時に隣のコートでは女子が1部残留をかけて戦っていた。先に終わった男子もエールを送ったが、甲南大に2ー3で敗れ、2部降格となった。こちらもファイナルゲームまでもつれる大接戦だったがあと一歩及ばず、D1、S3と最後まで戦い抜いた佐藤鈴奈(人2)は泣き崩れた。

秋季リーグ戦はこれで全て終了。リーグ終盤になればなるほど4年生の内に秘めた気迫がチームを勇気付けた。熱血漢という選手はあまりいない。それでも、そのプレーが熱い思いを何よりもはっきりと伝えている。ベンチからチームを盛り上げた上中知也(化4)も熱い思いは選手と違わない。この世代でかなわなかった夢は次世代に引き継がれた。【文/写真:水上壮平】


▼中村主将
「相手は同大のエースで自分とはレベルの違う格上。前の秋当たった時も負けてた。そこをどれだけ気持ちでカバーできるかとか、リーグ通して大事にしてきた一本一本を大事にするとかを意識した試合だった。勝てたけど、最後にしては内容がショボかったかな…ミスも多かった。もっと良いシングルができるはずだった。全て出し切れなかったけど、勝てたのは気持ちの面でカバーできたということかなと。(けがの中嶋)メンバーチェンジできないから、もう痛くても出るしかなかった。最後って気持ちあったのかな、僕としても最後は出てほしいなという思いもあった。S3の相手も4年生。(けがをしつつも大接戦)けがしていて力の抜けてる選手との対戦は相手もやりにくかったのかもしれないし、同志社の意地が最後は出たのかな。4年間3人ずっと出てたし、最後はやっぱり勝ちたかった。でも4年間、上中も含め4人で頑張ってきたなと。お互い勝ったり負けたりあった。女子は追われる立場だったし難しいところだったのかなと思う。男子も次からはもっとしんどくなると思うけど、頑張ってほしい。最後に4年生の意地みたいなものは見せられたと思う」