【アメリカンフットボール】同大に苦戦も、連敗は阻止。

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◇2019関西学生リーグDiv.1 第3節◇対同大◇9月22日◇於・エキスポフラッシュフィールド◇

【第1Q】関大0-7同大
【第2Q】関大7-0同大
【第3Q】関大3-0同大
【第4Q】関大9-0同大
【試合終了】関大19-7同大

前節神戸大にまさかの黒星を喫し、学生日本一へ最初の正念場を迎えた。この日の相手は2部上がりの同大だったが、第1Qに先制点を許すなど前半は流れをつかめない。それでも第2QにWR桑田理介(経3)のタッチダウン(TD)でスコアをタイに戻すと、後半はディフェンスが粘りを見せ、19-7で勝利。苦しみながらも2勝目を手にした。

先制点は同大だった。相手QBがボールをハンドオフで渡すと、約30㍎を独走され失点。ここからは我慢の時間帯が続く。オフェンスに捕球ミスやパスミスなどが相次ぎ、自分たちのペースに持ち込めない。神戸大戦の展開もちらつく中、重苦しい空気を振り払ったのは桑田だった。QB日野上健一(情4)が思い切って投じたロングパスは、走り込んでいた桑田にヒット。67㍎のTDとなり、同点に追い付いた。

そのままのスコアで迎えた第3Q、相手の反則にも助けられ、じりじりと敵陣へ攻め込む。RB笠田護(経3)やQB渡邊貴信(シス理3)のランでゴールに接近。TDとはならずも、K谷川堅斗(人4)が33㍎の位置からフィールドゴール(FG)を叩き込み、ようやく勝ち越し点を奪う。

さらに直後のシリーズで、相手のパスしたボールをDB政岡和志(法4)がインターセプト。ビッグプレーで流れを呼び込むと、谷川が38㍎から再びFGを決め、6点のリードを奪う。とどめは試合時間5分21秒だった。ゴール前1㍎まで迫ると、笠田が鮮やかなカットインからダメ押しの一撃。このまま逃げ切り、リーグ戦2勝目を手にした。

連敗は免れたが、決して手放しで喜べる内容ではない。WR小田康平主将(経4)も「正直まだまだ」と満足はしていなかった。29日に対戦する龍大は、昨年の開幕戦で苦しい戦いを強いられており、決して油断はできない相手だ。「内容うんぬんより、とにかく勝つこと」。小田を中心にチームが一つになり、残り試合を勝つことに全力を注ぐ。【文:長尾洋祐/写真:長尾洋祐・坂井瑠那】

▼小田主将
「正直まだまだ。最初の(相手の攻撃)シリーズで先制されて、理介(桑田理介)のTDまで雰囲気が良くなかった。でも、自分たちはこういうギリギリの試合を勝ち進むチーム。今日の反省を次に生かさないといけない。(第2QのTDについて)秋リーグで、WRのパスTDがなかった。ああいう風に一発でロングゲインするのは、QB、WRだけじゃなくて、オフェンス全体の自信につながると思う。あれで同点に追い付いて、そこからディフェンスも落ち着いてプレーできていた。試合前は動きが硬いなと思っていたけど、徐々にそういうのが抜けていった。(課題は)QBの経験値がまだ浅い。日野上をはじめ力はあるから、もっと自覚ある行動を見せてほしい。(次戦へ)次もおそらくロースコアの試合になる。でも、内容うんぬんより、とにかく勝つこと。あと1週間しかないけど、変えれるところは変えていきたい」

▼桑田
「(TDシーンを振り返って)序盤はボールを落としていたので、少しフワフワしていたところはあったけど、OLがしっかりブロックしてくれたので、感謝しています。オフェンスが一発で決めることは課題だったので、オフェンスとしても良かったです。秋リーグでは初のTDで、1本取れて気持ちも乗っていくかなと思います。調子が出ないときでも誰かに頼らず『自分がやる』ことを意識してます。(課題は)全てですね。WRの捕球ミスだったり、他にも細かいところが重なっているので、改善しないと。今年はパスを捕って自分が活躍して、チームを勝たせたい。1試合1試合活躍して、甲子園まで行けるようにしたいです」

▼笠田
「(TDシーンを振り返って)ディフェンスが奪ったボールなので、無駄にしたくないと思っていました。一丸になって『絶対TDを取ろう』と言っていたので、良かったです。田中さん(田中拓樹=人4)がブロッカーになっていたので、ついていくだけだったし、道が見えたので、行けると思っていました。オフェンスの皆さんに感謝です。ありがとうございます。前節は負けてしまったので、1つ1つ大事に戦おうと思っていました。相手の弱点を絞り取って、ぶつけられたかなと思います。ショートヤードを取るプレーで、まだまだ視野が狭くなる場面があるので、柔軟にプレーすることは課題ですね。ここからも競った試合が続くので、一丸になって勝ちたい。オフェンスがプレーで魅せたいです」