【バスケットボール】遠かった1勝。「勝とうっていう気持ちが先走った」

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◇2019年度関西学生リーグ戦第7日目◇対京産大◇9月16日◇流通科学大学◇

[第1Q]関大10-25京産大
[第2Q]関大18-13京産大
[第3Q]関大8-28京産大
[第4Q]関大22-25京産大
[試合終了]関大58-91京産大

「やることが終始できていなかった」(関野日久=はるく=文4)。3連戦の最後となった京産大との一戦は、自分たちのやるべきこと、やりたいことをコートで表現することができない苦しい展開に。欲しかった勝利は関大の手には舞い込んでこなかった。

この試合、関大の最初の得点は西村晴人(商1)のバスケットカウント。しかし、その後は得点が止まる。司令塔・糸瀬公平(人1)が早いペースで展開するも、関大の選手が放つシュートはリングに嫌われる。相手に要所でシュートを決められると、ターンオーバーからの失点もあり点差を離される。それでも、終盤には関野がタフショットを沈め、西村のカットインも決まり点差を縮めた。


△西村


△糸瀬

迎えた第2Q。序盤秋岡和典(人3)のバスケットカウントや関野のスリーポイントが決まる。相手にブレイクや1対1で得点を積まれたが、相手の攻撃を止める場面も増える。最後の1分では中谷颯吾(情4)がスティールから得点、菅原紳太郎(文3)が1対1を決め切り点差を10点とし、前半を折り返した。


△秋岡


△中谷


△岩本卓巳(文2)

「相手に速い展開に持ってかれた」と糸瀬。後半最初の10分は苦しい時間となった。リバウンドに飛び込んだ西村のアシストで岸拓也(経2)がシュートを決める。西村の1対1や中谷のアシストから菅原が得点を挙げたが、ミスから相手にブレイクを許すなど主導権は相手に渡る。相手にオフェンスリバウンドを許し、セカンドチャンスをものにされる。相手のインサイドでの得点やチームオフェンスを止めきれない間に着実に点差を広げられた。相手の激しいディフェンスに苦しめられ厳しい体勢でのシュートが増えるなど、いい形で得点に結びつけることができなかった関大のこのQの得点はわずか8点に終わる。


△菅原

最終Q、序盤に関野が1対1やスリーポイントで得点を挙げるとリバウンドにも絡むなど攻守にわたり奮闘する。糸瀬、西村が関野の得点を演出、山内佑真(経3)もフリースローを決め秋岡のアシストで糸瀬も得点を決めた。しかし、相手もブレイクやペイントエリアでの得点を挙げる。点差は縮めたものの、一度離れた相手の背中は遠く、追い付くことはできなかった。


△関野


△山内


△松本隼汰(商1)

欲しかった勝利を手にすることはできなかった。3連戦の最後はほろ苦いゲームとなった。しかし、「手の届かない相手ではない」と糸瀬。強敵を相手に競り合った時間はあった。この敗戦を糧に次戦では勝利を誓う。

2週間の期間を経て、男バスは1巡目最後の2試合を迎える。「この2週間、すごく大事だと思う」と尾﨑勇太ヘッドコーチ(HC)。これまで戦ってきた7戦の中で得た収穫、反省、そのすべてを共有し、修正していく。「チームのやってることとか、チームメイトを信じてどれだけ貫き通してゲームができるか」と足立臣哉主将(人4)。やるべきことは変わらない。それをチームでやり切ることが、必ず勝利へつながるはずだ。【文/写真:金田侑香璃】

▼尾﨑HC
「自滅のところが多いんちゃうかな。今日のゲームっていうのはびっくりするぐらいうちのやつらのショットが入っていなかった。それについては練習というか高めていかないといけない、個人の責任としてやらなあかん部分はある。相手に勝ちたいとかそういう思いがちょっと違う方向に働くと、個人個人がめちゃくちゃしだすので、なのでそこを変えていかないといけない。追い上げている時間帯はちゃんとやっていた。オフェンスのクオリティを上げていかないといけないのと、やっぱりけがから帰ってきた選手とかそういうのをちょっと合わせていかないといけないかなと。4年生にとったらすごい痛い3連敗かもしれない、下級生にとったらものすごく勉強になった3連戦ちゃうかな。けど、インカレのためにやっているので、かなり精神的にはみんな選手もスタッフもきついかな。相手に外国人がおるからそうは見えるかもしれないけど、特別強いかといったらそういう風には思わなかった。(立て直すタイミングは)あったよ、10点差のときとか。10点差までいったときにまためちゃくちゃやりだして、っていうのが続いてた。やり切るメンタルっていうのが必要。この2週間、すごく大事だと思う。別にこけているわけじゃない。ただただ黒星になってしまっただけ。点差で見ればすごい実力差があるように見えるけど、そうじゃないと思う。細かい所を直していったらいいと思う。もちろん、勝ててない時点で思ったようにはいってない。2戦というか、残りの試合は全部勝っていきたい。とりあえず、あと2週間練習を頑張っていきます」

▼足立主将
「昨日の試合でコミュニケーションの部分で、プレー中の声ももちろんだけど、ベンチの雰囲気とか、そういう声の部分が反省に挙がってて、そこは全員が意識して今日はできていたと思う。だけど、相手が全ポジション体を当ててきて、いいポジションでバスケットができなかった。練習中からもっとハードにディフェンスをやって、そういう強度に慣れておかないといけないと思う。ここからの2週間であれぐらいのディフェンスっていうのを練習中からやらないといけないと思います。前半の終わりは向こうも疲れてきていて、その分こっちがみんなで走ってやれてた。でも、ハーフタイムを挟んで3ピリの入りは向こうも回復してきていて、こっちはすごいやろうって意識はあったけど、向こうの方が意識的にも上で、フィジカルも当ててきたし、インサイドの選手をなかなか守れなかった。まずは自分たちのいつもやっているセットプレーとかができなくなったときにどう解決するのか、あとはオフェンスもディフェンスも連携の部分でドライブ行ったから合わせとか、ガードがプッシュしてレイアップいったときにリバウンドにいったりそこに合わせたりっていうのが今日、孤立する部分がオフェンスでもディフェンスでも結構あったのでそこはチームで、全員で攻めて全員で守るっていうのを今までやってきたことなのでそれをやらないといけない。やっぱりリーグっていうのはすごい体力的にも精神的にもすごいタフで、疲労とかもあって思うようなプレーができないときもあるけどやっぱりそこで、チームのやってることとか、チームメイトを信じてどれだけ貫き通してゲームができるかっていうのが勝敗に大きく関わってくると思う。まだ1巡目終わってなくて残り2試合あるのでこの3連戦での反省とか、自分が実際にプレーして感じたこととかをみんながこの2週間の練習でしっかしゃべり合って対策と修正をしっかりやっていけば次の体大、流科にしっかり勝ち星を取って2巡目にいけばまたいい流れが戻ってくると思う。自分が途中で抜けていつもメインでガードをやっていたけど、公平(糸瀬公平)とか晴人(西村晴人)とかカズ(秋岡和典)が上でボールを持つ時間が長くて、それは今まであまり練習のなかでやってきたことじゃないからすごいチームに迷惑をかけている部分だと思っている。次の体大戦までにしっかり自分のコンディションを戻せるように、自分もみんながこの3連戦でハードワークしたみたいに、リハビリやって戻って、もう1回チームを勝たせられるぐらい、いいプレーをして今よりいい流れをチームに与えれたらと思います」

▼関野
「最初からやることが終始できていなかった。負けるべくして負けた試合だと思います。疲労とかもあったり、勝とうっていう気持ちが先走ったりして、打つべきではないシュートを打ったりだとか、しっかりガードに預けて1本いいオフェンスをしようっていうときにむちゃくちゃなオフェンスをしてしまった。普段から尾﨑さんはむちゃくちゃするなよっていう風に言っていて、それは一見ちょっと幼稚な言い方に聞こえるけど、それはしっかりやるべきことをやれっていうこと。それこそ今日はむちゃくちゃしてしまって1Q得点が10点とかで止まってしまった。コーチの考えとか言うことを聞いてそれを自分たちの心理状況に関係なく、とりあえずそれに従うってことが大事やと思いました。この3連戦全部リバウンドが、かなり不利で、逆に自分はそういう役割で出てるから特に徹底しようっていう意識があるから、自分が出てる時間はまだマシだった。だけど、出てない時間は特にリバウンドがやられすぎていた。相手に留学生がいるからとかはあるけど、そもそも自分たちが普通に考えてやらないといけないことをやれてないっていうのがある。ハーフタイムでスタッフから言われているのに、自分たちは徹底できてないけど逆に向こうはやるべきことを徹底して、1対1の強い選手にボールを預けたりとかしてた。ハーフタイムの使い方っていうのはもっと大事にした方がいいと思いました。自分のプレーしているパワーフォワードのポジションは他のポジションに比べてすごい選手がいるわけじゃないから、ほかのところが手詰まりになったら自分が頑張らなあかんっていう意識が強くなる。糸瀬とかがハイスピードでボールを持って行ってくれてるのに4年生になって自分がそれについて行かへんのはダサいし、そういう引っ張ってくれてる1年生をしっかり支えれるようにと思っていた。昨日も今日もおばあちゃんが来ていて、僕はおばあちゃん子なので頑張れました。1試合目で得たものとかを2試合目、3試合目に生かせずに、むしろ1試合目の疲労ばかりが出てしまって、2試合目、3試合目の戦い方には全然つなげられてなかった。リーグは毎週、土日で続くわけやから、土曜日の反省を日曜日に生かすっていうのが絶対に大事になってくる。ここまで負け越していて、自分たちが修正するべき部分っていうのはいっぱい見つかっている。相手チームもこっちに対応してきていて、1、2試合目で活躍した西村の1対1とかをしっかり止めに来るようなチームばかりになってる。ここからの2週間は変わったことをするわけじゃないけど、それぞれがもっと西村とか秋岡とかが止まってしまっているときの得点力不足を解決するためにオフェンスの質を上げるような練習をしたいと思います。大学生の現役で関西のリーグでできる試合はあと11試合になったから、一試合一試合かみ締めて、僕はバスケが好きなので、何より楽しんでやりたいと思います」

▼秋岡
「(自身のプレーについて)ドライブでペイントまで入っていけて、そこから紳太郎(菅原紳太郎)に合わせれたり、外にキックアウトできたので良かったです。(ポイントガードは)だいぶ難しいです。いつもはやらないので。(意識していることは)ペイントタッチ。チームの決まり事なので。それは意識しています。2ピリの途中は良かった。3ピリは、自分たちの決まりごとのペイントタッチが減って、外でボールを回して打って、入らなくて相手に走られて簡単に点を取られてっていう繰り返しだった。流れが悪かったです。(流れを断ち切れなかった要因は?)それは、ガードの弱さ。出てる5人の考えの不一致。それがそういう結果に結びついた。近大戦は負けたけど内容的には自分らがやりたいことをやってた時間帯が多かった。昨日今日は、向こうが対策をしてきたのもあると思うけど自分らからやろうとしなかった部分が多かったと思う。負けたけど負け方も気持ちの面も全然違ったと思います。課題は、徹底することの大事さ。しっかり疲労を取っていいコンディションで次の体大戦を迎えられるようにしていきたい。相手の対策もしっかりしつつ自分らがやることをやる練習をしていきたいと思います」

▼糸瀬
「決められてもすぐ切り替えてプッシュするっていうのをずっと意識していた。自分のリズムでバンバンいって、ペースを上げれば相手に決められても別にそんな悪い雰囲気にはならないし、プッシュしてファウルをもらったら相手に流れはいかないと思っていた。(自身のプレーについて)立命戦は自分のせいで負けたので、今日はとり返そうというか、インカレに行きたいっていう気持ちが出てた。声出してやるっていうのは復帰してから、やろうって決めていたこと。最近それもなくなっていたので、自分のプレーができていなかった。まず声出してみんなを引っ張っていこうかなって気持ちでやってました。10点差でついていって、3ピリで離されて30点までいったときは、あのとき相手にどんどんやられて、それをされなかったら結構いい点差で競れたと思う。あの3ピリでやられたことが今日の敗因というか、みんなが見直す点だと思う。自分たちのオフェンスが止まってしまって、外からのシュートでセットも作れずに自分たちのやりたいことができない。でも相手は激しいディフェンスをして、カットして、レイアップを決めて、相手に速い展開に持ってかれた。タイムアウト明けも、それを止めきれなかった。(京産は)強かった。でも、手の届かない相手ではないってことが今日分かりました。2巡目では必ず勝ちたい。(3連戦のなかで)落としちゃいけない試合もあったんですけど、全部負けて、チームもあんまりいい雰囲気じゃないですけど、でもまだ試合はある。次からはまだ試合があるじゃなくて、もう負けられないので、次からは絶対に勝つっていう気持ちで一試合一試合やっていきたい。2週間で臣哉さん(足立臣哉)も戻ってくるって言っていたので、対策っていうのもあるんですけど、それ以外に自分たちのセットのプレーを見直したり、クオリティを上げていけばどの相手でも通用すると思います。今日の試合も自分がいくのはいいんですけど、シュートを決め切れないとか、パスができないっていうのがあった。個人としてはそういうパスだったり決め切る力っていうのをこの2週間で少しでも上げれたらいいなって思う。次の体大も結構早めに来る相手なのでそれに負けないぐらいのスピードでやれたらなと思います」