【サッカー】【なでしこ】秋季初得点守り切れず、2つ目の黒星。

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◇2019年度関西学生女子秋季リーグ第3節◇対姫獨大◇9月14日◇姫路獨協大学◇

【前半】関大1-1姫獨大
【後半】関大0-3姫獨大
【試合終了】関大1-4姫獨大

開幕戦では無得点の1失点で敗北、前節はスコアレスドローに終わった関大なでしこ。今度こそ得点を挙げ、勝ち星をつかもうと臨んだ第3節の相手は関西屈指の強豪・姫獨大だった。試合開始まもなく、待望の先制点を奪った関大は、相手の非凡な攻撃にも負けず、堅いディフェンスを保っていた。しかし、後半に入ると、ボールを保持できる時間がどんどん少なくなり、気づけば3失点と大差をつけられてしまう。反撃する間もなく、時計は進み、試合が終了した。秋季初得点も実らず、初白星は次節にお預けとなった。

開始早々ボールを取られ、攻めこまれる関大。相手は巧みなボールさばきでゴールへ向かったが、DF陣の守りは堅く、シュートは打たせなかった。すると6分、守りに徹していた関大にもフリーキック(FK)のチャンスが。DF成迫美咲(人2)の後方からのキックは中と合わないが、そのこぼれ球を奪ったMF笹部麻衣(人2)がゴール前に抜け出し、GKとの1対1で冷静にシュートを決めた。秋季リーグ、チーム初得点は貴重な先制弾。「今まで2節してきたけど、点を取れてなかったので良かった」とMF笹部も振り返った。


△DF成迫


△MF笹部

失点し、さらに攻撃を加速させる姫獨大。GK井上沙季(商1)は積極的にボールを取りに行き、何度も相手の好機をつぶした。関大の攻撃陣は、少ないチャンスをものにしようと、必死に相手DFをかいくぐる。FW塚原碧衣(政策1)はドリブルでゴール前まで運ぶも、惜しくもシュートには持ち込めなかった。その後も、MF笹部が出したパスをFW笠原黎里花(社2)がつなぎ、FW塚原、MF笹部と回してゴール前に迫ったが、相手GKの体を張った守備で得点には至らなかった。前半30分前後には、相手の連続したコーナーキック(CK)でピンチに。GK井上沙の落ち着いた判断で幾度もゴールを守り、一時は難を逃れたが、今度は右サイドを崩され、ついに同点弾を許してしまった。しかし、逆転は許さなかった関大。同点のまま後半戦に突入した。


△FW塚原


△FW笠原


△GK井上沙

後半に入っても衰えない姫獨大の猛攻に対し、今までの2節で好守を見せていたDF陣も対応しきれず、劣勢が続く。18分には相手のセットプレーからチャンスメイクされ、逆転弾を浴びた。さらに2分後、相手FWに自らゴール前に運ばれ、フワッとGKの頭上を越えるボールをゴールに収められる。DF吉田絢香女子主将(経4)はメンバーに声をかけ続け、DF大田萌(文3)は体を張ったプレーでチームを鼓舞するも、38分、精度の高いクロスから頭で合わせられダメ押し弾を決められた。


△DF大田


△MF田中杏実(人1)はハードワークでチームを支えた

先制点を守りきれなかった関大。しかし、今節のゴールは課題だった得点への意識につながったはずだ。リーグ戦も中盤に差し掛かかった。次節武庫女大に、1点でも多く点差をつけ、念願の勝ち点3を手にしたい。【文:勝部真穂/写真:髙橋周】

▼足高コーチ
「底力の差。相手はインカレとか全国大会の常連校やし、それだけの選手もそろってるので、自分たちがどれだけできるか。いつもうちが大敗してるチームなので、それがどれだけ改善されてるのかなというのが見どころで、あわよくばとも思った。でも、うちが体力的に、後半になるとガタッとガタッと動きぐ落ちたり集中力がなくなったりした。そういうところでちょっと劣っていたかな。今週もう1試合やって、それからはちょっとあくので、課題を解消して、もう一回立て直して、後のリーグに臨めるかなという感じ。(今節の先制点は秋季初ゴールだったが)そらいつかは点は入るから。ただ彼女が入れるというのは予想外だった。シュートは毎回練習している。得点力がないっていうことは春からののテーマだったから、ちょっとでも意識が変わってやれたらなという感じだった。ディフェンスは良くなってきてたから。今日みたいにあんなに点を入れられるとは思わなかったけど。そこも実力の差。強いチームやから、代表選手も3人おって、だから仕方ないかなとも思う。(前2節ではディフェンスが良かった印象だったが)カミソリでスパンと切られた感じ。やっぱり相手はサッカーをよく知ってるというところの力が流石やなと思った。(次戦に向けて)もうこれで、強いチーム、上位チームは最後やから、次こそなんとか、初の勝ち点3を目指してやっていきたい」

▼DF吉田女子主将
「先制点を取って、いい流れが来るかなと思ったが、そこで乗り切れずに相手に攻め込まれる時間が前半から続いた。失点して、引き分けに持ち込まれてから結構厳しい時間帯が続いて、その中でチームとしての戦い方の統一というのができなかった。点を大量に取られてしまって結果として大敗したという感じ。獨協はボランチであったりディフェンスの選手に簡単にボールを持たせてしまうと、技術面がこれまで戦ってきたところよりも上回っているので、精度がいいボールが上がってきたりする。能力で自分たちが劣ってしまう中で、自分たちは目の前の選手に対して強くいくというのはあるが、2人目、3人目というのがどんどん走ってきて、すごくいい攻撃をしてくる中で、うまく対応することができなかった。(先制ゴールについて)2節を通して前半は、自分たちのサッカーができる時間だったり、シュートまで持って行くシーンっていうのが結構あったので、前半にはチャンスがあるっていうのを言っていた。FKからこぼれたボールだったと思うが、そこに反応したMF笹部がうまく決めてくれた。自分たちのやろうとしていた攻撃とかで決まったわけではないが、ゴールに対して貪欲にという風には話していたので、そこはやってくれたなという感じ。(次節に向けて)武庫女大は、春リーグ4位ということで、結果も残してくるチームだし、得点力もある。徹底して守備をやっていきたい。やっぱり勝ち点を取らないとインカレにはつながらないと思うので、しっかり勝ちに行けるように攻撃の面も、守備の面もしっかり修正してやっていきたい」

▼MF笹部
「(得点シーンについて)こぼれてくるって思っていて、相手の方が先に触るかなとも思ったが、いい感じに前で触れて、点につなげられた。今まで2節してきたけど、点を取れてなかったので、先制点取れたというところが良かった。(先制点を守ることはできなかったが)大量失点してしまった。でも、そこまで無茶苦茶な大量失点ではなかった。前半に結構耐えれていたところが大きくて、後半に足止まってそこでやられたという感じ。(次節武庫女大戦に向けて)武庫女戦が結構、鍵握っていると思っていて、武庫女が今負けてなくて、2勝1分けなので、そこを倒さないとインカレも厳しいと思っている。そこでまず勝ち点3を取って次につなげていきたい」