【漕艇】朝日レガッタ、女子シングルスカル染矢が決勝へ!

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◇第69回朝日レガッタ(3日目)◇5月3日◇滋賀県立琵琶湖漕艇場◇

【一般女子シングルスカル準決勝2組】
3着 染矢 希実 4:20.50→決勝進出

【一般女子舵手つきクォドルプル準決勝1組】
5着 4:25.15→敗退

【一般男子エイト準決勝2組】
4着 3:10.15→敗退

大会3日目、関大漕艇部の女子エースが底力を見せた。
上位3人が決勝に進む準決勝。予選タイムが12人の準決勝進出者の中で下から2番目だった染矢は「できることをやって出し切ろう」とレースに臨む。後半、荒れるコンディションに苦しみ蛇行。審判艇に注意を受けながらも粘って3位に食い込んだ。2位でフィニッシュした関大の2学年先輩である領木(現明治安田生命)に次いで、決勝への切符を手にした。
昨年の全日本計量級選手権4位など、学生時代から社会人にも劣らない実力を誇った領木は、染矢にとって「かっこいい先輩」。今春から強豪実業団で競技を続ける領木と早くも対決が実現し、「すごい不思議な気分だけど、光栄でした」と笑顔で話す。前半は染矢が前に出たものの、終盤の追い上げで領木が上回った。2人を指導した高宮コーチは「2人ともまだベストじゃない。決勝でワンツーフィニッシュが理想」と期待を寄せる。4日の決勝で再び新旧エースが火花を散らす。
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共に前日の敗者復活戦を勝ち上がり、準決勝に駒を進めた一般女子舵手つきクォドルプルと男子エイト。先に登場した女子クォドルプルは上位艇との差を詰めきれず5着に終わる。
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3年ぶりの準決勝となった男子エイトは、他のレーンで艇同士の接触が起こり、一度レースが止まるアクシデントに見舞われる。それでも「みんなが集中して、次のスタートもきれいに決まったので良かった」と寺田主将。前日同様、快調なスタートを披露し中盤まで上位艇に食らいついた。4着となり「負けたのは悔しいが、それ以上に練習の成果を出せたことが良かった」(寺田)と収穫を口にした。【文/写真:吉見元太】
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▼染矢
「(決勝に)いけると思っていなかったので驚いている。予選のタイム的に厳しいと思っていたので、できることをやって出し切ろうと思った。いつも蛇行してしまうので、まっすぐ進むように意識した。最初で思ったより前に出れたので、途中で周りの艇を気にして、気付いたら蛇行していた。750㍍過ぎでばてて、隣のレーンに入ってしまうくらい蛇行してしまった。相手にも迫られたのでゴールした時は『無理かな』と思った。3位に入って良かった。(先輩の領木と争ったことについて)すごい不思議な気分だけど、かっこいい先輩とレースができて光栄。在学時は同じ艇に乗っていたし、仲良くしてもらった。決勝ではできるだけ上を目指す」

▼寺田主将(男子エイト)
「準決勝は僕自身も初めて。楽しみしかなかったし、力は出し切れた。負けたのは悔しいが、それ以上に練習の成果を出せたことが良かった。スタートに注意して300㍍までは市大にも勝っていたし、600㍍くらいまでは食らいつけた。(一度レースが止まるアクシデントもあったが)ずっとみんなが集中して、次のスタートもきれいに決まったので良かった。いつも出られなかった準決勝に進めたことは収穫。4年生が僕だけで、後は2,3年生のクルー。来年にもこの経験は生きる。今年一番の目標は8月の関西選手権でのメダル獲得。ようやくスタート地点にたったなぁという感じ。レース後半の体力と、無駄な体力を消費しない漕ぎの技術を磨いていく」