【ソフトボール】萩森粘投も打線沈黙。園女大に敗れる

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◇第51回秋季関西学生1次予選リーグ第2節◇対園女大◇9月15日◇於・園田学園女子大学◇

関 大000 000 0=0
園女大000 002 X=2

(関)萩森ー日吉
(園)横谷、秋豆ー服部

1(二)今橋
2(中)田平
3(左)佐伯
4(指)石橋
5(右)福嶋
6(三)森
7(遊)佐々木
8(一)鎌塚
9(捕)日吉
FP(投)萩森

前日、リーグ初戦を勝利し、さい先よくスタートを切った関大。この日は1部屈指の強豪、園女大との対戦。ここを勝って勢い付けたいところ。


△吉末和也監督

△園女大・木田監督

初回、先頭の今橋この実(情4)の当たりはサードへ。ここで主将が気迫のヘッドスライディングを見せ、内野安打。続く田平優佳(人3)が投前に転がした打球を二塁へ送球されるもセーフとなる。さらに続く佐伯瞳(社4)がきっちり送りバントを決め、初回から1死二、三塁のチャンスを作る。しかし、4番石橋美奈(人2)、5番福嶋七彩(人1)とクリーンアップが凡退。先制のチャンスを生かせない。


△今橋


△田平

先発のマウンドには4年生の萩森ちひろ(人4)。「慎重になりすぎた」と先頭の下村を死球で出してしまう。2番藤森には初球を右前に運ばれ、こちらもいきなりピンチ。ここで、警戒していた春の本塁打王の下山を迎える。しかし、ここを三ゴロに仕留め、本塁でタッチアウト。後続を断ち、無失点でしのいだ。


△萩森

2回も四球と暴投でピンチを作るなど、制球に苦しんだ萩森だったが、3回以降は「テンポ良くいけた」と相手の早打ちにも助けられ、ペースを取り戻す。3回には4番下山の長打コースの当たりをレフト佐伯が好返球で単打に留めるなど、バックにも盛り立てられ粘投した萩森。スコアボードにゼロを並べた。


△佐伯

援護したい打線だが、先発の横谷と各打者を細かく分析する捕手服部のバッテリーの前にランナーこそ出すものの、クリーンアップが抑え込まれ決定打が出ない。

すると6回、この回先頭の下村を「弱気になってしまった」と四球で歩かせ、犠打で得点圏へ。代打・中川に放たれた右前打をライト福嶋七彩(人1)が好返球。生還は許さなかったが、その後四球もあり1死満塁のピンチとなる。ここで代打森本に右越適時打され、2人が生還する。ここで相手の走塁ミスがあり、一塁走者を三本間で挟殺。さらに打者走者を三塁タッチアウトと併殺が成立し、これ以上の失点はしなかった。

0ー2と後がなくなった最終回。2番手秋豆に簡単に2死を取られ、打席には前日に本塁打の頼れる主将・今橋が立つ。「1本狙っていた」とフルカウントからのストレートを振り抜いた打球は右方向へ。2日連続の本塁打かと思われた大きな飛球はフェンスに当たる右越三塁打。反撃の一打にベンチは今日最高潮の盛り上がりを見せた。ここで俊足巧打の2番田平。しかし打球は投前へ、全力疾走も届かず、ゲームセットとなった。

△今橋

昨年12連覇を同大に阻止された雪辱に燃える園女大に王者の底力を見せられた関大。それでも、強力打線相手に堂々の投球をした萩森に4年生の意地を、全力プレーと強打でチームを引っ張る今橋主将の気迫を見る試合となった。全勝優勝の夢は途絶えたが、1、2年生中心のチームで気を吐く4年生の存在はこの先のリーグ戦勝利の鍵となりそうだ。【文/写真:水上壮平】


▼今橋主将
「園女大のことは前から分析してて、配球とかデータを見て備えていた。相手キャッチャーは一人一人に配球を変えてくるので、個人個人での分析もしてきた。ただ、試合の中で2順目3順目、する中でさらに配球を変えられて、それに対する試合中での対応ができなかった。初回、チャンスで点が取れず、その直後の入りで先頭を出して気持ちに乱れがあった。地に足がついてないところがあったと思う。(打撃について)自分の持ち味はバッティング。思い切りの良さだと思う。春は結果を出さないとと焦りもあったが、もう一度自分のバッティングを考え直してすべきことを再確認したことである意味開き直れた。打って勝たせるのが自分の役割。(7回の三塁打について)アウトローのストレートだった。ツーアウトだったので、とにかく1本放り込もうという気持ちで打席に立った。本塁打は1本で試合の流れを持ってこれるもの。1点取って後ろが続いてくれればと狙ってたが、あと一歩伸びなかったので残念。リーグ戦は全勝を目標にしてきたが、まだ続いていく。気持ちを切り替えて大谷大、立命大と、1つも落とすわけにはいかない。ここから全勝でいきたい」


▼萩森
「公式での先発久しぶりだった。準備してたが、初回は慎重になりすぎて力んだ。初めの方は園女大なんで打線が強い分、丁寧に投げないといけないという意識が裏目に出てしまった。でも、3回からはテンポ良くいけた。試合事態の流れ早くて、その流れにのってテンポを上げていった。(6回に2点を奪われて)最後の摘めが甘いと言うか、警戒してた4番下山さん相手に、打たれたくないということで低め勝負でいったが、ストライクが取れなかった。そのあと代打攻勢で初めて当たる分、自分が有利だったが、打たれてしまった。次先発する機会には、もうどの試合も落とせない。先頭を取ることを強く意識してテンポ良く投げることを頭に入れて投球したい」


▼日吉
「初回をしめてテンポをこちらに作ることを意識した。(初回のピンチでは)この夏、インカレなどで強豪と当たったときのピンチをイメージした。その経験があったから、打ち取れる自信はあった。(打撃については)自分はホームランとか打てるタイプではない。1番に繋げる、チャンスメイクの役割を全うするために絶対出るという気持ちで打席に立つ。ラストバッターということで他のバッターの打席も1番見れる。あと相手の守備位置とかも見て、打撃を考える。今日はそれが結果に繋がった。下山さんの前にランナーを出したらダメなので、2番、3番を打ち取るというのは大事にした。最終回は(先頭打者の下山に対して)1本だけを避けるということで、外野も下げたシフトを組んでいた。でも、弱気になっていた部分があって、外野が下がっていたから打たせて取ることもできたのに、慎重になりフォアボールを与えてしまった。最大の反省点。次からはもう落とせない。1つ1つ全総力で戦う。4年生になって、もう最後のリーグ戦。全部勝つつもりで戦っていきたい」