【ハンドボール】最後の最後で追い付き同点。「勝ち切りたかった」

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は◇2019年度関西学生秋季リーグ戦第4節◇対桃学大◇9月14日◇岸和田総合体育館◇

【前半終了】関大13ー11桃学大
【後半終了】関大11ー13桃学大
【試合終了】関大24ー24桃学大

「勝ちきりたかったですね」(下柳裕嵩主将=文4)。この日の相手は、春リーグで星を奪われた桃学大。序盤は点を重ね、好スタートを切るも中盤でシュートが決まらない時間が続き、じわじわと詰め寄られてしまう。それでも最後まで必死に戦い抜き、試合終了の合図と同時に同点ゴール。「一歩ずつ僕らは前に進めている」(下柳裕嵩主将=文4)。接戦を制せず春の悔しさを晴らすことはできなかったが、チームの成長を感じた1戦となった。

前半開始1分で栗栖昇己(文3)が先制点を挙げると、それに続いて後藤倫志(人4)、福原佑哉(人2)も得点。また、栗栖のバックパスを受けた下柳主将が点を決めるなど、息の合ったプレーも見せる。良い流れでスタートした関大だったが、中盤でシュートが決まらない場面が多発し、その勢いは失速。一時はリードを許してしまったものの、相手の隙をついたプレーで逆転。そして、GK廣上永遠(文1)が体を張ったセーブを連発し、13-11と2点差をつけて前半を終える。


△後藤


△福原


△廣上


△下柳主将

続く後半。序盤は流れを引き寄せ相手を圧倒するも、中盤以降で前半と同様にスコアを動かせない時間が生じてしまう。「4点離せる場面で離せなかった。それでその3点差からジワジワジワジワ攻められて、逆転されてしまって。あそこがポイントやった」(中川昌幸監督)。気づけば後半残り1分30秒時点で23ー24。しかし、チームはここで諦めることはなかった。ラスト3秒で、GK廣上がキープしたボールをそのまま栗栖にロングパス。最後の最後に栗栖が放ったシュートは、ブザーとともにゴールネットを揺らした。


△栗栖

試合終了後、中川監督と下柳主将ともに「勝ち切りたかった」と口をそろえた。次戦の相手は、強豪・大体大。「自分たちの力をしっかり出して勝ち切りたい」(下柳主将)。ここまでの秋季4戦で得た自信を胸に、負けられない一戦に挑む。【文:竹中杏有果/写真:野村沙永】

▼中川昌幸監督
「勝ち切りたかったけどねぇ。後半やっぱりね、4点離せる場面で離せなかったんよね。それでその3点差からジワジワジワジワ攻められて、逆転されてしまって。あそこがポイントやったね。シュート決まらない病が発病したから。よう最後のあのシュート決めたわ。運があったねあれは。運があったとは言うけど、でもやっぱり最後まで諦めないで必死でディフェンスしたからね、ワンマン速攻まで行ったわけやから。チーム力も上がってきたと思う。失点が減ったよね。今日は25点以内に抑えたから。(今日の試合を同点にできたっていうのは)大きいね。負けと引き分けでは全然違う。月曜日の試合が本当に大事やからね。相手強いけど、こっちは大事に行くとかじゃなくてもう思い切っていけばいい」

▼下柳主将
「今日の良かったところは、交代で入ったメンバーもちゃんと自分の力を出し切ってくれたところだと思います。やっぱり、(交代で入るメンバーは)いつもしんどい中で出るときが多いので、そこで力を出し切るっていうのは本当に難しいことで。その中でもしっかり力を出し切ってチームに貢献してくれたっていうのはすごく良かったかなと思います。(流れが悪くなった時にどう立て直した?)シュートが入らなくなるとディフェンスができなくなってしまうので、流れを変えるためにベンチ側の監督とコーチが選手の交代をして。それが功奏したかなと思います。今日は采配のおかげかなと思います。実際力の差はなかったと思うんですよ、正直言って。ゲームの内容的にも決して悪い内容ではなくて。自分たちで自らストレスをためて落ちていって、結局相手に流れを持っていかれてトントントンとやられてしまって。勝ち切りたかったですね。今季僕らは秋リーグで優勝を目指してやっているので、ここを勝ち切って流れに乗ったまま対大戦を迎えたかったなと。でも、決して悪い結果ではないので。春リーグで負けていたけど、秋では同点だし。一歩ずつ僕らは前に進めているのかなと思います。(次戦の意気込みは?)確かに強い相手ですけど、同じ大学生だし、受けて回らずにしっかり前で当たれるように頑張って、自分たちの力をしっかり出して勝ち切りたいなと思います」