【テニス】3年連続全勝優勝!笑顔でリーグ戦閉幕!

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◇2019年度関西大学対抗リーグ戦◇最終戦◇対園女大◇9月11日◇江坂テニスセンター◇

○D1中塚・中村天2(6-2,7-6(8))0小池・東谷
○D2鎌田・大野菜2(6-1,7-5)0石井・西野
S1大野菜1(5-7,7-5打ち切り)1小池
○S2鎌田2(6ー4,6ー1)0東谷
○S3沈2(5-7,7-5,7-6(4))1西野

○関大4-0園女大

リーグ戦開幕前、鎌田琴衣女子主将(社4)は「王座に行けない可能性もある」と語った。 どの大学も実力があり、混戦が予想された。しかし、夏関で単複優勝、準優勝を果たした関大は、リーグでも強さを発揮した。5大学中、唯一全勝で最終戦を迎える。園女大から4-0で白星を挙げ、2年連続全勝優勝を果たした。鎌田女子主将は、「ホッとしたのと同時に、素直に嬉しい」と顔をほころばせた。

D2はリーグ戦からペアを組み始めたが、4戦全勝の鎌田・大野菜々子(社3)組。「試合を重ねるごとによくなっている」と、大野菜が語るように息の合ったプレーで第1セットをものにする。第2セットは互いにサービスゲームをキープし合う展開に。大野菜のボレーが冴え、第11ゲームでブレークに成功。6-5とし、次のサービスゲームもしっかりとキープし、試合終了。関大に1勝目をもたらし、コート上で笑顔を咲かせた。

D1は中塚桃子(人3)・中村天音(文1)組。第1セットは2人が主導権を握り、危なげなくものにする。しかし、関西学生大会での優勝経験を持つ相手はすんなりと勝たせてはくれない。第2セットになると、コートを広く使われ、リードを許してしまう。それでも2人は強気な姿勢を貫く。中村天の力強いストロークと、中塚の思い切ったポーチで差を縮めていく。 勝負の行方はタイブレークにゆだねられた。両者譲らず、取っては取られる状況が続き、ポイントは8-8に。「(ここで)いこう」と、中塚が中村天に声をかける。それに応え、中村天がボレーを決め9-8に。そして、サーブ権は相手に渡る。相手のサーブを中塚がスライスで返し、相手の意表を突く。なんとか追いついたものの、ボールはネットに阻まれ、関大側のコートに返ることはなかった。最後まで攻めることを恐れなかった2人に軍配が上がった。

S2の鎌田は第1セット中盤に相手に追いつかれるものの、粘り強さと勝負強さで相手を突き放し6-4でセットを奪う。雨で中断となり、翌日に順延した第2セットは相手のミスを誘うプレーで圧巻の試合展開を見せ、6-1でものにした。主将自らが関大の優勝を決めた。

S1の大野菜も快調なスタートを切る。3-0とリードを奪う。しかし、相手は全日本インカレ準優勝の実力者。強打で左右に振られ、ポイントを奪われる。5-6で迎えたリターンゲーム、デュースでアドバンテージサーバーとしたところで、雨天のため順延となる。翌日、いつも以上に集中して試合に入ることを意識した。しかし、相手にポイントを奪われ、セットを先取される。第2セットはキープが続いたが、大野菜が第12ゲームでブレークに成功し、セットを奪い返した。しかし、ここで相手の要求により試合は打ち切りに。両校のエース対決の決着はつかなかった。

最後までコートに残り戦ったのは、S3・沈清河(法4)。序盤は持ち味のストロークでリードを奪うが、徐々にミスが増え相手に逆転され第1セットを落とす。第2セットでも悪い流れは続き、相手に先行される。しかし、ここから沈は意地を見せた。個人戦では結果を残せず、苦しんだ今年度。団体戦にかける思いはこれまで以上に強かった。勝利への執念で第2セットを奪い返す。ファイナルセットは互角の戦いが繰り広げられ、いよいよ大一番、タイブレークを迎える。女子部員はもちろん、男子部員からの応援が沈の背中を押す。これまでのリーグ戦で、どんな辛い状況であろうと必ず関大に勝利をもたらしてきた沈。最後は冷静にアウトボールを見極めると歓喜の声を響かせた。

関西第一代表として王座に臨む。経験豊富な上級生に勢いのある下級生。戦力がそろい、十分に王座優勝がつかめる位置にいる。残り1カ月でさらなる飛躍を遂げ、愛媛の地で、表彰台の頂上で最高の笑顔を見せる。【文/写真:遠藤菜美香/写真:竹中杏有果】