【卓球】無念の2部降格。「この悔しさを1年間持ち続けて欲しい」

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◇2019年度関西学生秋季リーグ入替戦◇対武庫女大◇9月9日◇大阪経済法科大学◇

関大3-4武庫女大
[S1]藤原○3-2
[S2]松島○3-1
[S3]稲村●0ー3
[D1]宮村・藤原●2ー3
[S4]宮村○3ー0
[S5]鈴木●0-3
[S6]朝野●1-3

1部秋季リーグ戦でわずか1勝と、苦しみ続けた今シーズン。1部残留を懸け、最後の戦いに臨んだ。最終ゲームまでもつれ込む接戦の末、勝利を掴めなかった関大。再起の希望は次代に託された。

S1は、藤原真由(人1)。力みがあったか、ファーストセットを落とすも、確かな実力ですぐに取り返す。先にリーチをかけたのは藤原だったが、4セット目は序盤に流れを渡し、落としてしまった。だが、最終セットに藤原の真骨頂が現れる。キレのあるスマッシュでリズムをつかみ、集中したプレーで相手を揺さぶった。見事、勝利でバトンをつなぐ。

2人目は松島大空(人1)。第2セットこそ落とすも、鋭いフォアで積極的に攻め、優勢を保った。左右に打ち分け、相手に的を絞らせなかった松島は、4セット目に怒涛の8連続ポイントを奪い、勝負をものにした。

稲村羽奈(情2)は3番手で出場。セットを先取されるも、第2セットではパワフルなスマッシュを繰り出し、一時は稲村のペースに。しかし、デュースに持ち込まれたこのセットを惜しくも落とし、次のセットでも巻き返すことができなかった。

3勝目を挙げるべく、ダブルスには宮村栞奈(社2)と藤原が登場。連続得点でペースをつかみ、1セット目を奪ったが、次セットでは相手の反撃にあう。その後は一進一退の攻防で、デュースにもつれ込む接戦を演じたが、最後は相手の勢いに押されてしまう。最終セットに突入しても、流れを取り戻せず。無念の黒星で、S4、S5を迎えた。

S4の宮村は序盤から相手を寄せ付けず、早いペースで試合を進める。球のスピードも冴え渡り、ストレート勝ちを収めた。隣のコートでは、鈴木理布(社4)が奮闘するも、あと少しのところでショットが決まらず、セットを取りきれない。第3セットの終盤も相手に食らいつき、一時は同点まで迫ったが、追い越すことはできず。ストレート負けを喫した。

ラストチャンスを託されたのは朝野郁香(社3)。ただならぬ緊張感が押し寄せる中、「ベンチの雰囲気的にも、何か足りないところがある」と小林菜々美主将(化生4)が振り返ったように、ベンチも重い空気を払拭することはできなかった。サーブの前に深呼吸をする朝野。1球1球に思いを込めるも、力が入りすぎたか、無情にも球がコートに収まらない。後がない関大に比べ、挑戦者の武庫女大は、怖いもの知らず。朝野は必死に球を追ったが、広がる点差を止めることができなかった。

フルゲームをものにできず、2部への降格が決まった関大。「今日の悔しさを、1週間とかではなくて、ずっと1年間持ち続けてほしい」と小林主将は口を辛くした。4年生の無念を晴らせるのは、その思いを託された後輩たちだけだ。いつか栄光をつかむその日まで、今日の悔しさを、無駄にはしない。【文/写真:勝部真穂】

▼小林主将
「この結果っていうのは、それぞれ全員が受け止めなければいけない結果だと思う。実力的にも、ベンチの雰囲気的にも、何か足りないところがあるから負けたんだと思う。1部でも正直1つしか勝てていないから、みんなにもそれぞれ考え直してもらって、新チームで新たに臨んで欲しいなと思う。(良かった部分は)すみませんがありません。負けてしまったので、良かった部分も悪かった部分に引き込まれてしまっているから、良かった部分というのは考えられない。(女子の主将を務めた1年間は)正直、自分自身がレギュラーじゃないっていうのもあって、レギュラーの子たちの気持ちとか100パーセントは理解してあげられなかった。そういう意味では、次のキャプテンは、今日最後の試合負けてしまったが、そういう部分も含めて、みんなをいい道に導いていけるのではないかなと思う。今日の悔しさを、1週間とかではなくて、ずっと1年間持ち続けて、1部で勝てるようなチームにして欲しいと思う。(部員たちについて)正直、私1人ではここまで、100パーセントやってこれなかった。たくさん支えてもらって、ありがとうございましたと伝えたい」