【バレーボール】芦屋大破り開幕勝利!攻めも、守りも、応援も良し

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◇2019年度関西大学連盟秋季季リーグ第1日◇対芦屋大◇9月8日◇近畿大学記念会館◇

[第1セット]関大 30-28 芦屋大
[第2セット]関大 25-16 芦屋大
[第3セット]関大 25-14 芦屋大
[セットカウント]関大 3-0 芦屋大

ついに秋季リーグが開幕した。4年生にとっては、最後のリーグ戦。懸ける思いは大きい。「リーグ優勝」を目標に掲げ、万全の状態で迎えた初戦は、1セット目に苦戦を強いられる。しかし、磨き抜かれた守備と、自信をつけた攻撃でセットを制し、その後は流れを渡さず、快勝。ストレート勝ちで幸先のいいスタートを切った。

出だし、相手のドライブサーブで崩され、ポイントを許すも、リベロ山本愛梨沙(商4)川西花菜子主将(人4)のつなぎで連続得点はさせない。原幸歩(文3)がレフトから豪快な1発を決めると、ミドルの升谷未来(人1)もキレのあるAクイックを繰り出し、的を絞らせなかった。長いラリーが続くと、セッター川西が隙をつくツーでポイント。原のブロックもよく機能し、流れを渡さない。極め付けは山本の二段トス。味方がはじいたボールをどんな角度でもトスに変え、相手にチャンスを与えなかった。

石田成実(人3)は、サーブでも得点。後衛でもレシーブでチームに貢献する。器用に攻撃を使い分けるのはポイントゲッター・小林瑞季(商2)。ブロックを利用し、うまく点を稼ぐ。ミドル長畑蒼衣(人2)と、川西のコンビも完璧に合い、ノーブロックで痛烈なAクイックをきめた。

順調に点を重ねた関大だったが、初の3連続失点からリズムを乱され、同点に追いつかれる。石田がレシーバーを弾き飛ばす強打で、相手の流れを切るも、セット終盤でシーソーゲームに。途中出場のレシーバー芦田彩音(人1)が食らいつく守備で芦屋大の強烈なスパイクをつなぐと、それに応えるように、山本の二段から石田が決めた。両チームタイムを使い切り、デュースに突入する。先にマッチを取ったのは芦屋大だった。石田はトスと合わないが、なんとか相手コートにボールを押し込み、望みをつなぐ。原が前に上がると、そこから決定率100%のスパイクで逆転。最後は原のブロックでシャットアウトし、セットを奪った。

「1セット目を取れたのが大きかった」と川西主将。その後のセットは完全に関大ペースで進んだ。石田、原が軸となり、得点を重ねる。相手のミスもあり、第2セットは芦屋大を16点に抑えた。第3セットは序盤に5連続得点を決め、流れをつかむ。2枚替えで投入されたセッター芦田幸音(安全1)と、竹川瑞貴(情2)はチームに変化をつけ、関大に勝利を呼び込んだ。

まさに、攻守がかみ合ったゲーム展開だった。山本・川西の4年生コンビを中心に守備のファインプレーでチームを盛り上げ、下級生たちが自らの攻撃力を、遺憾無く発揮する。応援で関大優勢のムードを作り、見事勝利につなげた。次戦は金蘭大戦。毎リーグ、苦戦を強いられる、難敵だ。しかし、今節のようなプレーができれば怖いものはない。状態を万全に、照準を合わして連勝をつかむ。【文:勝部真穂/写真:宮西美紅】

▼川西主将
「あんまり緊張はなかったが、1セット目は競って。でも、1セット目を取れたのが大きかった。やっぱりさっちゃん(=原)が本当に良くて、苦しい時に決めてくれるので。でも、(原に)頼り過ぎると良くないので、トスを分散させることは考えてあげていた。(つなぎについては)やっぱりリベロの(山本)愛梨沙があげると盛り上がるから、そこは意識していると思う。(メンバーチェンジについては)来年のことも考えて。2枚替えが練習試合では良かった。セッターの子(芦田幸)にも期待している。(金蘭大戦に向けて)相性がいいのか、いつも試合では勝っているが、練習試合とかではどっこいどっこいのチーム。しっかりこの1週間練習して、対策していきたい」

▼山本
「私自身はラストって思っていて、ラスト感はないけど。でも、最後だから頑張ろうって思っていて。下の子たちにスパイカーが多いから、(川西)花菜子と私でしっかりレシーブあげて盛り上げていこうっていう風には思っていた。(山本さんのレシーブで流れをつくっている感じがしたが)私自身、今日は調子がいい方だったが、まだ反省としては、雑な部分もあるので、そこをしっかり修正していきたいなとは思う。でも、やっぱり(自分があげて)盛り上がるのはうれしいので、ジャンジャンあげていきたい。(二段トスはトスワークまで考えてやっている?)そうですね。今、調子いいスパイカーは誰かっていうのと、あとは本数が多すぎたらスパイカーが疲れちゃうので、どっちの方がいいかなとかいうのを、ちょっと考えるようにはしている。(山本さんから見て良かったスパイカーは)やっぱり、いつもさち(=原)と、なる(=石田)が軸になるので、軸がぶれないようにやってほしいなと思っているが、今日もぶれずにやってくれた。でも、速攻のミドルが機能してくれたら、やっぱりサイドも決まりやすくなると思う。今日も花菜子と、ミドルを多めに使っていこうと話していて。使って、ポイント取れたりしていたので、ミドルも頑張ってくれて、すごく良かった。(金蘭大は)今、左のエースが抜けているもが、それはそれで(いいチームを)作ってきていて、結構チーム力も上がってきていると思う。それに負けないように。レシーブも拾い負けしないように、ミスをなくして、みんなで頑張っていきたいなと思う」

▼石田
「1セット目取れたのもすごく大きかったし、そのあとも自分たちのレシーブとブロックの関係がすごく良くて、ストレートで取り切れて良かった。(試合前から意識していたことは)とにかくブロックとレシーブ。自分たちのレシーブ体形をしっかり確認して、それをメインでずっと練習してきた。それが今日の2、3セット目にちゃんとできていた。やってきたことができたとにかんしては、すごく良かった。(つなぎについては)私は結構レシーブは好きなので、前でさち(=原)が決めてくれてるぶん自分は後ろでちゃんとあげて、さっちゃん(=原)につなげれるようにっていうのを意識していた。前の近畿総合(6人制男女選手権大会)の時にレセ(プション)の調子が自分悪くて、同期の子とかこの1週間ずっと自主練に付き合ってくれていた。それで今日のサーブキャッチはちゃんとできたので良かったなっていう風に思う。(4年生は最後のリーグ、石田さんたちも気持ちが入ると思うが)4年生にとにかく感謝の気持ちがあるので、それを優勝という形で恩返ししたい。4年生のために、私はチームに貢献していきたい。(前主将の服部さんも来ていましたね)そうなんですよ。(服部)愛果さん、(最初は)気づかなかったけど、すごくうれしかった。結構レアなので。めちゃめちゃうれしかった。でも、途中から『おるよ』っていうのは誰かが言ってるのを聞いて、どこにいるかっていうのは分からなかったけど、それがすごい。頑張らなって思った。(金蘭大戦に向けて)勢い出してくるチームなので、自分たちもそれ以上の勢い出して、今日も1セット目にちょっと連携が悪かったところがあるので、この1週間そこは詰めていって2連勝できるように頑張りたい」

▼原
「とりあえず初戦、勝ちたくて。1セット目は競って、このセット取らないとやばいって思って、(セットの)最後は出し切りました。(デュースになった場面)最後は気持ちですね。絶対負けたくないと思ったから。負ける気はあまりしなかった。(レシーブについて)苦手なので結構真面目に練習を積み重ねてきた。それが今回のリーグに出ればいいなと思う。(次戦の金蘭大は)試合ではまけていないが、あまりいいイメージはない。でも…気持ちで。4年生はラストリーグなので。点とるのは3年の自分たちだから、そこはもう、エースの自覚を持って。点、取りたい」