【コラム】感謝を胸に戦う新星・玉山士温

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古豪・相撲部で入学後、間もなく活躍している玉山士温(政策1)。75㌔未満級個人戦で西日本大会準優勝など、小柄ながらもその存在感を大いに発揮している。

競技を始めたきっかけは、6歳のときのわんぱく相撲での優勝だ。また、5歳から柔道をしていて、そこで培った技術は土俵上で組んだ際に大きく生かされている。「組んだら負けない」と言い切るように、確かな自信につながっている。

「試合ではよく緊張してしまう」と語る玉山の支えとなっているのは、部の仲間たちだ。団体戦では自身が軽量級であるからか、体重差で力負けすることもある。しかし、自分の番より前に勝利をつかんでいる仲間たちの背中は、何よりも頼りになっている。

高校時代から、とてもアクティブに行動してきた。生徒会やインターンシップ、ボランティアに部活動まで熱心に取り組んだ。「暇が嫌いで、長い間じっとしているのが苦手」。短い時間で質の高い練習が行われる相撲は、玉山にはうってつけだ。

常に自分の目標や課題を、自らで見出し行動してきた玉山。責任感と向上心を内に秘めたそのまなざしからは、熱い闘志がうかがえた。支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを胸に、相撲発祥の地である奈良から力強い一歩を踏み出す。【瀧川千晴】

◇玉山士温(たまやま・しおん)

2000年(平12)9月28日生まれ、生駒高出身。172㌢、72㌔。好きな食べ物は和食。