【テニス】今季初の5-0勝利で、次戦の関学戦に弾みをつける!

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◇2019年度関西大学対抗リーグ戦◇第2戦◇対大教大◇9月4日◇江坂テニスセンター◇

○D1中塚・中村天2(3-6,7-5,7-6(5))1浦上・笠原
○D2鎌田・大野菜2(6-3,6-2)0北村・西川
○S1大野菜2(6-1,6-1)0井手
○S2鎌田2(6-2,4-6,6-1)1西田
○S3沈2(6-1,6-0)0笠原

○関大5-0大教大

リーグ戦2戦目は大教大と対戦した。厳しい残暑の中での戦いとなったが、5-0勝利を収めた関大。接戦となった試合もあり苦しい状況でも最後まで戦い抜き掴んだ勝利は、次戦に向けての自信につながった。

D1として出場したのは中塚桃子(人3)・中村天音(文1)組。「戦績のある選手で、警戒しすぎて一歩引いてしまった」と、中塚が振り返るように、気持ちの面で相手に押されてしまう。また、フォアハンドの回り込みのクロスに翻弄(ほんろう)される。第1セットを奪われ、セット間に「相手の嫌がることをしよう」と話し合った。クロスのラリーを避け、ストレートでの展開に持ち込む。第2セットをなんとか奪い返し、勝敗の行方は第3セットに委ねられた。互いに一歩も譲ず、3ブレーク2キープでゲームを分け合い、第10ゲームを迎える。中村のサービスゲームだったが、ミスも絡み相手にブレークを許す。そして続く第11ゲームで、相手にマッチポイントを握られ、2人は後がない状況に追い込まれた。仲間からの声援や応援に駆けつけたOB、OGからの拍手が2人の背中を押す。2度の相手のマッチポイントをしのぎ、勝利への望みをつなぐ。その勢いでタイブレークは快調な滑り出しを見せる。相手に1ポイントしか与えず、マッチポイントを握る。しかし、相手も簡単に勝たせてはくれず、ミニブレークで2点、サービスエースで2点奪われ6-5に。静寂に包まれた中、中村がサーブを打つ。「ラリーをさせるわけにはいかない、出るしかない」と思い、最後は中塚ポーチを決めた。会場は歓喜の声と、選手を讃える拍手が鳴り響いた。

D2の鎌田琴衣女子主将(社4)・大野菜々子(社3)組は6-3、6-2で勝利を収めるも、「自分たちのミスもものすごく多かった」と、鎌田女子主将は振り返るように課題の残る試合になった。

S1の大野菜は高校の先輩である井手と対戦。終始大野菜が主導権を握り、試合は展開された。不安の感じさせないプレーで白星を挙げ、チームの勝利を決めた。

S2の鎌田は初戦に続き、ファイナルセットまでもつれ込む試合となった。第1セットは難なく奪うも、第2セットからは苦戦を強いられる。3-4で迎えたリターンゲーム、デュースが続いたがブレークできず、相手に流れが傾き第2セットを奪われる。セット間にベンチコーチの喜多美結(化生2)や周りからの声援を受け、ファイナルセットに臨んだ。1ゲーム目から集中し、流れをつかむ。苦戦しながらもブレークを奪い、6-1でファイナルセットを制した。勝利を収め、安堵(あんど)の笑顔がこぼれた。

S3には未だにリーグ戦無敗の沈清河(法4)が出場した。自身の得意なストローク戦に持ち込み、チームに勝利をもたらした。「自分の勝利でチームに貢献できたらいいなっていう思いが過去の3年間より強い」と、個人戦で思うような成績残せなかった沈の団体戦への思いは大きい。鎌田女子主将も期待を寄せる沈が白星を挙げ、仲間に安心感を与える。

今季初の完勝を収めた関大。次戦は6日に行われる関学大戦だ。選手、部員、監督、コーチ、保護者が一丸となり、必ず勝利をつかみ取る。【文:遠藤菜美香/写真:松山奈央】

▼鎌田女子主将
「(ダブルスについて)予想していた相手と全然違って、どんなプレーをくるんだろうっていうのが第一印象で。データも全くなかった。勝ったんですけど、内容的には結構競ってて。良い6-3、6-2じゃないっていうのはコーチにも言われて、確かにそうだなと思う。自分たちのミスもものすごく多くて、ボレーのミスっていうよりストロークのミスが多かった。もっとしっかりラリーして、ボレーで決めるっていうパターンを作っていきたい。(D1の試合はご覧になってどんな印象ですか)めちゃめちゃ良い試合してたね。中村がちょっとチキってたっていうのがあった。中村が強気になったらものすごく強いから、毎回中村次第だと思う。桃子はよく耐えたと思う。そこはすごいかなと思う。(シングルスについて)調子は普通。良くはないけど、悪いとも言えないけど、なんかしっくりこないかな。今日も負けちゃうかなって思ったけど、なんとか勝ちたかったからファイナルの出だし集中した。相手はサーブが良かったし、リターンが得意じゃないから、どうやってブレークするか考えてた。3-4のときデュースが続いたんだけど、取れなくて。そこが取れなかった原因の1ポイントかな。(その中で勝てた勝因は)ベンチコーチの喜多が結構笑わせてくれて、気持ち的には楽になった。ファイナルセットに入ったときには応援もあったし、みんなに支えられて自分が乗ってくだけかなと思った。(今日は5-0を収めましたが)良かったっていう感じ。4-1より、絶対5-0の方がいいし、自信も持っていいと思う。プラスに捉えられる5-0だと思う。(次戦は関学大ですが)関関戦は勝ったけど、内容的には競っていた。団体になったら強いから、油断はできない。5-0つけられるように頑張ります」

▼沈
「(今季初のリーグ戦でしたがどんな気持ちで臨まれましたか)今年は最後だし、個人戦で思うような成績を残せなかったので、やっぱり特別な思いを持っていて。自分のプレーで、自分の勝利でチームに貢献できたらいいなっていう思いが過去の3年間よりも強い。今日は久しぶりの団体戦だったので、緊張はあったんですけど、序盤から離していけば流れをつかめると思ったので、ファーストもセカンドも出だしを特に集中した。(今日の試合の良かったところは)相手が先にミスしてくれる場面が多かったので、自分から攻めようという意識はあったんですけど、無理しすぎずに相手のプレーを見計らって慎重にプレーできた。(次戦への意気込みは)出るとしたらシングルスの2か3になるんですけど、周りの仲間がプレーしてる中で、安心させれるようなプレー意識してやっていきたい。見てて安心してもらえるようなプレーをしたい。周りの仲間が負けて焦ってても、沈は勝ってくれるだろうっていう思われるように。(鎌田さんが沈さんはリーグの女と言っていましたが)プレッシャーにはなるんですけど、期待してくれてるみたいなので、その期待に応えられるように頑張りたい」

▼中塚
「相手も戦績のある選手でボールも鋭い選手で、それはわかってたんですけど、ファーストセットは2人ともそれを警戒しすぎて、一歩引いてしまった。相手の思うようにされてしまって。2セット目からは相手の嫌なことをしていこうっていうのを話し合ってやりました。具体的には、中村と相手のクロスのラリーがすごかったと思うんですけど、それをやらせないためにストレートでの展開にしたりとか。浦上さんが回り込みのフォアのクロスが鋭くて、結構エースも取られたと思う。リターンゲームがやりづらくて、私たちのマッチポイントでエース取られたりした。わかってはいたんですけど、うまいことできなくてズルズルいってしまった。(ファイナルセットは先にマッチポイントを握られましたがどんなことを考えてプレーしていたか)リターンゲームだったんですけど、笠原さんのサーブでリターンからしっかり振っていこうっていうのをお互い言い合ってやっていた。(後輩とのペアだが何か声をかけたりとかは)私たち普段から仲良くて、試合中喧嘩してるんちゃうかって言われるくらい思ったことは言い合っていて。やってほしいこととかがわかって、うまいことバランスはとれてる。今日は天音がラリーを嫌がっていたと思うので、タイブレークでは私がポーチに出たりとかした。私も天音が落ちてたら結構キツイことを言ったりするんですけど、それをやってくれるので、お互い言い合っていい感じにだと思う。(タイブレーク中はどんなことを考えてプレーをしたか)序盤がいい感じに行き過ぎて、6-1で少しふわっとしてしまって、お互い心のどこかで取れるって言うのがあって。天音も思い切ってボレーに出てくれたんですけど、それがミスにつながっちゃって。でも、6-5になって、天音がサーブで私が前で、これはラリーをさせるわけにはいかないと思って、出るしかないと思って、最後いい形で終われた。負けてたら次にはつながらないような内容だったけど、勝ちを取れたことは良かった。(部員の声は聞こえるか)最後、鎌田・大野も最後来てくれて、「2人で行くぞ」って鎌田さんに声掛けられて。ここで自分たちが負けるわけにはいかないって天音と言い合った。(次戦への意気込みは)D1なのでどこの大学も手強いというか、簡単には勝たせてくれないと思うけど、もう一回気を引き締めて、いいテニスをできるように切り替えていきたい」