【テニス】リーグ開幕戦、甲南大に4-1勝利!団結力でリーグ3連覇目指す。次戦は4日に大教大戦

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◇2019年度関西学生対抗リーグ戦第1戦対甲南大◇9月2日◇江坂テニスセンター◇

○D1 中塚・中村天2(6-3 6(4)-7 6-2)1中谷・田中
○D2 鎌田・大野菜2(6-2 6-4)0小嶋・望月
○S1 大野菜2(6-1 6-2)0中谷
●S2 鎌田1(6-4 2-6 5-7)2小嶋
○S3 坂本2(6-1 6-1)0松野

○関大 4-1 甲南大

王座の切符を懸けたリーグ戦がいよいよ開幕!初戦の相手は2年連続での対戦となる甲南大だ。「5―0勝利」を掲げた関大は初出場のルーキーたちの躍動などもあり、4-1で快勝。鎌田琴衣主将(社4)がシングルスでフルセットの攻防をものに出来ず、惜しくも完封勝利とはいかなかったが、選手と応援が一体になった良い雰囲気で初戦をものにした。この勢いで4日の大教大戦に臨み、次こそは5-0勝利を飾りたい。

昨日の天候とは打って変わり、気温が高い江坂テニスコート。まずはダブルス2本から始まった。

 

D1では夏関の優勝ペアである中塚桃子(人3)・中村天音(文1)が登場した。相手は夏関でも相まみえたペアだ。ファイナルセットでは1ポイントも奪えず第5ゲームでブレークされる。それでも、中村のネット際に落とす絶妙なボレーですかさずブレークバックを決めた。次のゲームでは難なくキープに成功し、要所ではポイントをものした2人。フルセットの試合で関大に1勝をもたらした。

実戦で初めてのペアリングとなったのはD2の鎌田・大野菜々子(社3)組。ともに今夏インカレダブルスベスト4の実力者同士がペアを組んだ。鎌田のサービスから始まった試合はいきなりラブゲームキープ。「あまりリーグ前は調子が良かったわけではないので、初戦の1ゲーム目がすぐ取れたのは大きかった」と大野菜。そこからリズムよくゲームを連取し5-0。そこから、ミスが増え2ゲームを失うが、落ち着いて取り返し第1セットを先取する。第2セットは先に相手に流れがいき、2―4と劣勢に。ランキング上位者としての意地を見せ、4ゲーム連取と持ち直しストレート勝利を収めたが「相手に付き合ってしまった部分があった」と鎌田。ペアでの練習も夏関後からと日が浅い。鎌田は「どんどん試合を増やしていけたら、調子が上がると思う」と今後の伸びしろに期待した。

 

ダブルスは全勝で、シングルスに折り返す。まずはコートにS3の坂本陽菜(法1)、S2の鎌田が入った。

 

S3の坂本陽菜(法1)は第1、2セットともに力強いフォアハンドを軸に優位にゲームを運んでいく。デュースが続くゲームでも最後は坂本に軍配が上がった。試合を通して失ったゲームはわずか2。リーグ戦初出場とは思えぬ堂々としたテニスを披露した。

鎌田は力強くストロークを打ち込む相手に中々ペースを握らせてもらえない。ロブやスライスなど多彩なショットで対応するも相手の牙城は崩れずフルセットにもつれ込む。最終セットでは0―3と悪い流れから、ニューボールに変わったことも幸いし3-3のタイに。しかし、「ニューボールのときはゲームは取れているけど、そうじゃなくなったときにボールが浅くなって、相手に打ち込まれて、自分のボールに勢いがなかった」と鎌田。諦めることなく食らい付いたが、有効な打開策を見つけきれず、敗戦。「自分のテニスをせず、相手に付き合った結果がこの結果だと思います」と振り返った。

 

S1は大野菜。春関準優勝、夏関制覇などの堂々たる成績を残したサウスポーが他校のエースと勝負する大役を担う。重要な役割を担い「前日はすごく緊張した」と大野菜。しかし、「(シングルス)2、3も強いので自分は思いきってやるだけ」と割り切ってコートに入った。試合前に意識していた攻守のメリハリをうまく実行し、相手を寄せ付けない。ボールを左右に振られても、素早いコートカバーで俊敏に動き、全国でも実績のある相手エースをストレートで退けた。単複を担うキーマンは次戦に向け「目標は2勝。自分が2勝したらチームの勝利にも近づくと思う。ダブルスは鎌田さんと力を合わせて頑張りたい」と意気込んだ。

「選手は応援のために、応援は選手のためにみんなで勝ちにいこう、取りにいこう」。(鎌田)主将はリーグ戦前にこうチームに伝えた。鎌田はリーグ戦を勝ち抜くためには「団結力がすごく大切」と語る。今日は試合に出場する選手、応援の一体感を感じていたただけに「私の力不足で(5-0で勝利出来ず)申し訳ない」と自らの敗戦に責任を感じていた。

だが、リーグ戦は始まったばかり。残り4戦ではさらなる強豪との戦いが続く。主将は「ここからは絶対5-0で勝ちたい。私もシングルス絶対負けないので」と力を込めた。チーム一丸となって3連覇に挑む!【文/写真:三木勇人・松浦 智】

▼鎌田女子主将
「(前年は橘(前主将)さんが『笑顔』とよく言っていたが、今年はチームで言い合ったことはあったか)『選手は応援のために、応援は選手のためにみんなで勝ちにいこう、取りにいこう』というのは伝えました。(団結力が大事という思いからか)そうですね、これだけ強い大学がいたら団結力というものはすごく大切になってきます。(その点での今日の試合は応援を含めてどうだったか)お互い(選手と応援が)同じくらいの団結力があった。最後は私の力不足で(5-0で勝利出来ず)申し訳ない。(シングルスの相手は力強いショットが多かったが、戦略は)ロブやスライスを混ぜていこうかなと思ったんですけど、全然(相手が)崩れなかった。途中何をしていいか分からなくなった。はまってくれるときははまってくれるんですけど、そうじゃないときにもの凄いボールがくるのでやりにくさというのはあった。(第3セットで)0―3のときにニューボールになった。そのときは凄くやりやすくて、ニューボールのときはゲームは取れているんですけど、そうじゃなくなったときに自分のボールが浅くなって、相手に打ち込まれて、自分のボールに勢いがなかった。自分のテニスをせず、相手に付き合った結果がこの結果だと思います。(実戦では初めての大野さんとのダブルス)大野と自分はタイプが似ているので、最初はどうなるか心配だったが(大野は)ボレーの安定性というのは強いものを持っているし、ストロークもある。もうちょっといろいろ試していきたい。どんどん試合の数を増やしていったら(調子が)上がっていくと思う。今日の相手は一人の子がボールがすごくやりにくい子でボールを持ち上げないといけなくて、ストロークもお互いやりにくかった。ダブルスも相手に付き合ってしまった部分があるので次からは自分たちのテニスをしていきたい。(次戦に向けて)絶対5-0つけて。ここからは絶対5-0で勝ちたい。私もシングルス絶対負けないので」

▼大野菜
「(前年と違いシングルスでも重要な役割を担うが、緊張は)前日はすごく緊張したんですけど、(シングルス)2、3も強いので自分が思いきってやるだけという気持ちで入ったので今日はすごくいいプレーができました。(ダブルスはラブゲームでスタート)あまりリーグ前は調子が良かったわけではないので、初戦の1ゲーム目がすぐ取れたのは大きかったです。(鎌田さんとは実戦では初めてだが、練習で慣れる時間はあったか)いや、夏関が終わってからですね。(ペアリングについては)練習でのゲーム形式などで、段々ですが形は合ってきたと思います。(シングルスについて、コートを素早く動いているのが印象的だったが)去年よりもコートカバーができるようになったと思うので、攻めてくる相手に対してもそこに関しては自信がつけたなと思います。(シングルスで良かった点)試合をする前からどう攻めて、展開していくか決めていたのでそこを実行できたことは良かった。(具体的には)攻めるときは、攻めて、守るときは守ることです。(次戦に向けて)目標は2勝で、自分が2勝したらチームの勝利にも近づくと思うのでダブルスは鎌田さんと力を合わせて頑張りたいと思います」

▼中塚
「(リーグ初戦、全体としては?)オーダーは予想通りだった。夏関であたった相手。競っていたので、今回の相手が来ると思っていた。作戦も昨日の夜まで考えていた。上手く言った部分もあれば、行かなかった部分もあった。勝ちを取ったという点では良かったかなと思います。相手のビデオを見ていて、自分たちのすることをすれば勝つことができるだろうなと思っていた。すべてしようと思ったらぐちゃぐちゃになるので、これはしようということを決めました。(中村天について)今日の朝まで緊張してるって言ってました笑。(残りの試合について)鎌田さん以外だと、後輩と組むことになるのでしっかり引っ張っていって全部勝ちます」

▼中村天
「(初のリーグ戦、全体として今日の試合は?)緊張したけど、よかったです。(春関、夏関とは違いましたか?)思っていたよりはあまり変わらなかったです。(今後の試合について)出た試合すべて勝ちます」