【バレーボール】ヴィクトリーナ姫路追い込んだ!自信をつけ秋季リーグ戦へ

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◇令和元年度第61回近畿6人制総合女子選手権大会◇対ヴィクトリーナ姫路◇8月31日◇ベイコム総合体育館・サブアリーナ◇

[第1セット]関大25-18ヴィクトリーナ姫路
[第2セット]関大23-25ヴィクトリーナ姫路
[第3セット]関大23-25ヴィクトリーナ姫路
[セットカウント]関大1-2ヴィクトリーナ姫路

関大史上初の西日本インカレベスト4を成し遂げた川西女バレが、夏を超え、さらにパワーアップし秋シーズンを迎えようとしている。1週間後にリーグ戦開幕を控え、臨んだ近畿6人制総合女子選手権。勝利とはならずも、健闘を見せ、リーグ優勝に向け自信をのぞかせた。

迎え撃つ相手は、元日本代表の竹下佳江監督率いるV1リーグ所属のヴィクトリーナ姫路。今大会1回戦、春季リーグ戦で関大が敗れた帝塚山大をロースコアで抑え、勝ち上がってきた。決して簡単な相手ではないが、「自分たちのコンディションが良かったら勝てる」と川西花菜子主将(人4)。その言葉を証明するように、1セット目から関大のパワーが炸裂した。

幸先よく原幸歩(文3)がレフトから決めると、升谷未来(人1)も続き流れを呼び込む。相手はパワフルなスパイクと、隙をつくフェイントで緩急をつけて翻弄(ほんろう)してくるが、しっかりと対応した。リベロの山本愛梨沙(商4)が体を張った好プレーを連発。抜群のボールさばきで、スパイカー陣を支えた。


△升谷


△原

つなぎの良さが以前にも増した関大。原は後衛でも安定したレシーブを見せる。さらに、今年から実戦でも使い始めたバックアタックは、春よりも威力が増し、観客をうならせた。ピンチサーバーで登場した近藤初帆(文4)はサービスエースでさらに勢いをつける。その後の守備でも、ファインプレーでチームを救った。


△山本


△原

7点もの差をつけ奪った第1セット。勢いそのままに臨んだ2セット目は互角の展開だったが、中盤に4連続失点を喫す。しかし、直後に原が強打となん打を織り交ぜ、一気に4点を返し、スコアを戻した。その後、一時リードしていた関大だったが、コンビミスやレシーブの連携ミスで流れを渡してしまう。終盤、石田成実(人3)のスパイクで粘ったが、惜しくもセットを落とした。


△石田

攻撃も、守備も引けを取っていない関大。勝負の行方はまだ、わからない。小林瑞季(商2)は石田と原が後衛に下がったローテーションでも何度も高いブロックに立ち向かい、ブロックに当てて得点するなど、落ち着いたプレーを続けた。川西主将はどんなボールも追い続け、絶対にあきらめない。ミドルの高山梨夏子(社3)も、クイックとナイスサーブで貢献した。だが、渡った流れはなかなか取り戻すことができず。10点に乗らないうちにタイムも使い切った。なんとかリズムを変えようと、高山に替わり投入された長畑蒼衣(人2)はクイックで得点に絡み、芦⽥彩⾳(人1)は巧みなディグで流れを作った。反撃に向かう関大。山本は何度も強打を上げ続けた。必死に食らいつく関大に会場の盛り上がりも最高潮に。マッチポイントに乗せられてから、石田のスパイクと原のブロックポイントで23点まで追いつく。しかし、最後は強烈なアタックではじかれ、ゲームを落とした。


△高山

勝利とはならなかったが、プロ選手相手でも通用する強さを確認することができた。だが、「勝てた試合だった」と川西主将。2セット目の逆転負け以降立て直せなかった甘さは反省すべきところだった。リーグ戦前に自信をつけれたこと、課題を見つけられたことはチームにとって好材料だ。春の悔しさ、つけた実力、西カレや今大会で得た自信、それら全てを秋の決戦にLinkさせる。【文/写真:勝部真穂】

▼岡田監督
「相手は高さがあって、攻撃力もブロックもあるチームだった。初めて(の対戦)ということもあって、自分たちのコンビも通用した。そこは良かった。その辺でやってきたことが自分たちの力にもなったと思うし、自分たちのバレーというのが形になってきたかなと思う。でも、2セット目みたいに、リードしていたのに逆転して負けたのは、自分たちのミスとかがあったから、そういうところが修正すべきところかなと。(西日本インカレ以来の試合だったが)久しぶりだったので、試合の雰囲気とかそういうのがなかなか作れてないというところもあった。でも、実際試合では自分たちのバレーを思い切ってやろうという雰囲気があったので良かった。(来週から秋季リーグ戦が始まるが)リーグで今回は優勝を狙いたい。春悔しかった部分とか、いろんなところを修正しようと、頑張ってきたので、その結果をしっかり出せるように頑張っていきたい」

▼川西主将
「本当に簡単に言えば、勝てた試合だったと思った。あっちも能力高いし、前の試合とか見てたら、強いイメージがあった。でも、自分たちのコンディションが良かったら勝てるなっていうのがあって、どこのチームが来ても怖いものはないと思っていた。あとは最後の詰めと、(今回の)悔しい思いをリーグにぶつけたいという気持ちがある。(西日本インカレ以来の試合だったが)確かに久々で。練習試合とかはしていたが、試合ってなったら、これ限りの試合で結果が決まってしまう。練習試合なら負けても次があるって思うが、その甘さっていうのが今日の2セット目とかに出てしまったかなと。だから、最後の詰めはもうちょっとした方がいいかなと思った。(良かったところは)やっぱりさっちゃん(=原)が決めてくれて、上からとかも本当に良かったから、リズムができたこと。でも、コンビを組めるような状態があまりなかったので、そこをもうちょっとリズム良くやりたいかなっていうのがちょっと本音。(以前尊敬する人に相手チーム監督の竹下さんを挙げていましたが)それはあまり意識はしないようにしたが、そのチームにやっぱり勝ちたいなというのをめっちゃ思ってて、向こうのセッターも、すごく尊敬している先輩なので、その先輩とかにも勝ちたいなと思っていた。でも、最後やられたので悔しい。(秋季リーグ戦に向けて)自分自身でいうと、これが最後のリーグになる。ほかの4年生もそうだし、あとは、後輩たちとできるのも残り少ないので、ほんまに結果を出したい。この調子でいけば1位も狙える状態でもあるのかなと思うので、全力で頑張りたい」