【サッカー】総理大臣杯、3点快勝で初戦突破

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◇第43回総理大臣杯全日本トーナメント2回戦◇対拓殖大学◇9月1日◇みきぼうパークひょうご第1球技場◇

【前半】関大3-0拓殖大
【後半】関大0-0拓殖大
【試合終了】関大3-0拓殖大

関西選手権を2位で通過し、関大は関西地区第2代表として総理大臣杯に出場。初戦の相手は関東地区第7代表の拓殖大。前半に怒涛(どとう)の3得点を挙げると、後半は相手の攻撃にも耐え、完封勝利で3回戦進出を決めた。

「全員サッカーで日本一」をかなえるため、スタンドからの熱い応援に包まれながら、今年初の全国大会に挑んだ。立ち上がりは自陣でのプレーが多かったが、DFラインの集中した守備で相手の攻撃を封じる。その中でもFW高橋晃平(情4)が背後に抜けて積極的にゴールに迫った。そして、先制には時間はかからなかった。17分、MF荒井大(社4)から右サイドのDF坂口貴哉(人3)へとつなぎDF坂口のクロスに合わせたのは、けがで戦線離脱していたFW大久保優(商4)。得意のヘディングシュートで先制点を挙げ、復帰戦にふさわしい活躍を見せた。


△DF坂口


△FW大久保

貴重な1点を皮切りに、関大の攻撃を展開していく。FW松本歩夢(文3)が右サイドからゴール前のFW大久保にボールを送りチャンスメイク。左サイドではDF黒川圭介(法4)が相手3人を抜く抜群のドリブル突破で会場を沸かせた。23分にはFW高橋が倒されてフリーキックを獲得。そのこぼれ球に反応したFW松本歩が見事なダイレクトボレーシュートで2点目を収める。さらにMF牧野寛太主将(経4)からスルーパスを受けたFW高橋がループシュートで追加点。一気に3点リードで関大が優勢に。中盤ではMF荒井のボール奪取力が光り、ボールを保持していく。39分にはDF坂口がPKを得たが、惜しくも相手GKの好セーブに阻まれた。


△FW大久保


△FW松本歩


△MF牧野


△FW高橋の得点後

「後半は相手が3点取り返そうとして上げてきたギアに対して、自分たちがついていけなかった」と前田雅文監督が振り返るように、後半の立ち上がりから相手ペースで試合が進んだ。交代カードを使いながら攻撃チャンスをうかがうが、追加点には至らない。DFラインではDF羽田健人(情4)の頼もしい守備で攻撃の芽を摘む。さらにGK鴨川優斗(政策4)の好セーブに助けられ、最後まで3点を守り切った。


△DF羽田


△GK鴨川

初戦は快勝で3回戦進出となった。次の相手は福岡大だ。MF牧野主将は「この2カ月でチームとしてレベルアップできているし、どの選手が出てもいい試合をできる」と自信を口にした。紫紺の戦士たちの挑戦はここからだ。最高の仲間たちと日本一だけを見つめて戦い続ける。【文:野村沙永/写真:野村沙永・髙橋周】

▼前田監督
「相手が2戦目でうちは1戦目だったので難しくなるかなと思ったけど、うまく最初の方で得点が取れて追加点も取れたので、そこが安定感につながったのかなと思う。後半は相手が3点取り返そうとして上げてきたギアに対して、自分たちがついていけなかった。コントロールできる時間があまりなかった。残り15分くらいのところはコントロールできていたけど、最初の方はバタついた印象。(FW大久保は)得点のところは、横からのボールに対しては得意なので特徴がでたかなと思う。(守備の面は)うまくいかない時間帯にDF羽田やDF長井、DF黒川とか個人の力に頼ってしまっていることがあったので、もっと組織的な守備をやっていかないと、いつかはがされてしまう。(次戦について)ダイナミックにサッカーしてくるチームだと思うので、戦う準備をしなければ全部相手に球際で負けてしまうかもしれないので、自分たちがフルパワーで戦えるように準備していきたい」

▼MF牧野主将
「前半で3点取れたのは大きかった。夏に取り組んだことが出せた部分もあったし、チームとしてやることを中で話せている場面もあった。(良かった点は)後半に相手に攻め込まれる時間があったが無失点で終えたことは良かった。バックラインを中心に粘り強く戦えた。今までの自分たちなら失点してもっと苦しい試合にしていたと思うのでそこは一つ成長できたかなと。(課題は)チャンスはあったが決めきれないシーンがあったので決定力をあげたい。勝てば勝つほどチャンスは減ると思うのでチャンスを仕留めれるようにしないといけない。(FW大久保は)ピッチ外ではムードメーカーとしてチームを盛り上げてくれている。後輩ともコミュニケーションを取れるしバランスを保ってくれている。ピッチ内では野生心溢れるプレーで泥臭く闘ってくれる。優の復帰はチームにとって大きいこと。(次戦に向けて)この2カ月でチームとしてレベルアップできているし、どの選手が出てもいい試合をできるという自信がある。全員がいい準備をして次に進めるように頑張りたい」

▼FW大久保
「去年リーグの最終節で前十字靭帯断裂して、インカレにも出れなかったのでそれがずっと悔しかった。今年1年間ずっとできてなかったけど、今日のためにずっとやってきていたので、しっかり点を取って勝利に貢献できて良かった。(今年出てない期間は)応援でチームを勝たせられるようにと思ってずっと応援していた。(今日出れるとわかった時は)うれしかった。応援の4回生とかも声を掛けてくれたので力になった。自分はFWなので点を取って勝利に貢献しようと思っていた。とにかくゴールすることだけを意識して試合に入った。(得点シーンを振り返って)クロスからの得点は自分が得意とするプレーなので、いい感じにDF坂口が出してくれて、キーパーが出てきそうな感じではあったけど思い切ってヘディングで合わせて決められて良かった。(試合内容は)前半は勢いを持ってやれていたけど、後半のゲーム運びは自分たちの甘い部分が出た感じで、守備に行く時間が増えた。(失点を)0で抑えたれたのは良かったし成長だとは思うけど、ああいう時に自分たちから攻撃を仕掛けられるようにやっていかないと上では戦えない。後半のそういうところは修正して、一試合通して戦えるように意識したい。(ラストイヤーに懸ける思いは)全員サッカーで日本一っていう目標があるので、ピッチに立っている人だけじゃなくて、全部部員が同じ方向を向いて、全員サッカーで日本一を達成できるように。自分はピッチでチームに貢献したい」

▼FW高橋
「前半で3点取れて、試合を楽に運べた。無失点で終われたのが良かった。(得点シーンを振り返って)(MF牧野)寛太がカットインしたので、サイドバックの裏がつけて、いいパスが来たので決めるだけだった。(良かった点は)ゴールを決めれたこと。(課題は)ゴール以外全然ダメだった。もっとボールを収めないと勝ち上がるときつくなってくる。そこが課題。(FW大久保は)いつも何か叫んでいる。ワールドクラスの胸トラップを持っています。(次戦に向けて)点とって勝つ」

▼FW松本歩
「序盤から攻撃のリズムがうまく噛み合っていてゴールまでいけていたので良かったと思う。守備も0で抑え切れて良かった。(得点シーンを振り返って)難しいボールだったんですけどうまくミートして良かった。(良かった点は)いつもより多くゴール前でのチャンスメイクできたと思ってます。(課題は)得点をたくさん取ること。(次戦にむけて)次はたくさんゴールに絡んで勝利したいです!」