【アメリカンフットボール】3年越しの京大撃破!小田主将「ただの1勝ではない」

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◇2019関西学生リーグDiv.1 第1節◇対京大◇8月31日◇於・エキスポフラッシュフィールド◇

【第1Q】関大7-0京大
【第2Q】関大10-7京大
【第3Q】関大0-0京大
【第4Q】関大21-0京大
【試合終了】関大38-7京大

阻まれ続けた壁をようやく乗り越えた。秋季リーグ開幕戦の相手は、ここ2年苦杯をなめ続けてきた京大。先制後にタッチダウン(TD)で追いつかれ、嫌なムードが漂ったが、後半に3つのTDを集中させ圧勝。10年ぶりの学生日本一へ向け、ホーム・万博で好スタートを切った。

第1Q、RB吉田圭汰(商4)がいきなりランで31㍎のビッグゲイン。だがその後インターセプトで攻守交代となる。初戦の緊張感もあってか、なかなか攻撃の糸口をつかめない。それでも次の京大のシリーズを抑えると、またもやビッグプレーが飛び出す。自陣26㍎地点からQB日野上健一(情4)が投じたパスは走り込んでいたWR渡邉大介(法3)のもとへ。約40㍎をゲインすると、RB吉田の13㍎ランでこの日最初のTD。貴重な先制点を奪う。

この日はディフェンスが好調。第2Q、DB坊農賢吾(社3)が相手のファンブルしたボールをリカバーし、そのまま持ち込んでTD。大きな追加点を奪った。第3Qには、DL藤原航(経4)が鮮やかなQBサック。WR小田康平主将(経4)も「なるべくしてなった」と絶賛した。さらにはLB山根一真(環都4)のインターセプト。幾度となく好プレーを見せ、京大オフェンスに隙を見せなかった。

その後17-7で第4Qに突入すると、ここからTDラッシュ。まずはRB吉岡沢(シス理4)がランでTD。約1分後にはDB竹内和輔(経4)がインターセプトをリターンし追加点を奪う。そしてQB渡邊貴信(シス理3)がゴール前1㍎から自ら持ち込み、ダメ押し点。終わってみれば38-7の圧勝だった。

3年ぶりにリーグ戦で京大に勝利。小田主将も「この1勝はただの1勝ではない」と素直に喜んだ。次戦は1週間後、こちらも開幕戦を勝利した神戸大と対戦する。昨年は快勝したが、オフェンスは多彩であり、決して侮れない。だがこの試合で得た自信は、必ず選手を強く、たくましくさせ、学生日本一への大きな活力となる。【文:長尾洋祐/写真:松山奈央】

▼小田主将
「(勝因は)相手にミスが重なって、そこにつけこめたこと。(坊農のTDは)あれが決定打。なければ負けていてもおかしくなかった。航(藤原航)のQBサックも、なるべきして成った。2人は関西でもトップクラス。今年はディフェンスが強いし、B3(ボール、ビースト、ビリーブ)が体現できている。この京大戦に懸けてきたので、勝ったことはいいこと。今の4回生しか京大に勝ったことを知らないし、今まで負けてきて悔しさはあった。今日はみんながまとまって戦えたと思う。ずっと負け続けている京大に勝てたのは良いことだし、勢いには乗れる。でも調子に乗らないように。今日勝っても、次負けたら意味がなくなる。1試合1試合やり切れば、後から結果はついてくる。神戸大は多彩なオフェンスをしてくるので、しっかり準備して臨みたい」

▼藤原航
「(QBサックのシーンは)ディフェンスとしてB3を掲げていたし、DBやLBがカバーに入ってくれていたので、感謝の気持ちですね。2年間負けていた京大だったし、夏合宿のときから『京大に勝つ』と言い続けてきた。B3を体現して勝てたので、良かったです。(自身の持ち味は)スピードは自信あります。サックしやすいし、あとはスタートにもこだわってるので、そこは強みです。今年のディフェンスは、去年のメンバーがほとんど残ってるから、どこまで粘れるかが重要ですね。(次は神戸大)去年はDBやLBのインターセプトがあって勝てたので、今年はDLが引っ張れるようにしたいし、DLがDBやLBを楽にさせたいなと思います」