【馬術】走り抜けた秋学。水谷、岸田一、中村優入賞!

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◇第40回学生東西対抗競技会兼第51回関西学生自馬大会◇8月25日◇三木ホースランドパーク◇

[東西対抗]
●中村大樹(情4)
総減点8 タイム68.80
関西学生の負け(2勝4敗)

[障害飛越競技C]
5位・女子5位 水谷汐里(政策1)・千豪組
総減点0 タイム45.57
6位 岸田一聡(情3)・千翔組
総減点0 タイム46.20

清水茉理香(情1)・千雄組
総減点0 タイム48.24
岡本崚平(情2)・千王組
総減点1 タイム58.30
尼岸みなみ(安全3)・千歌組
総減点4 タイム51.06
布村翼(商1)・千歌組
総減点8 タイム70.27
松村直季(情3)・千王組
総減点16 タイム87.07

[障害飛越競技B]
女子5位 中村優華(安全4)・千騅組
総減点14 タイム75.97

岸田伊久哉(経4)・千翔組 失権(落馬)
松本崇志(情3)・千雄組 失権(落馬)
合田楓(情4)・千騅組 失権(落馬)
前原太陽(情4)・千豪組
総減点4 タイム60.65

[障害飛越競技A]
牧野弘暉(シス理4)・千騅組
総減点4 タイム61.78

10月末から行われる全日本学生賞典大会を控えた関大。40回目を迎えた東西対抗競技会ののち、秋学と呼ばれる関西学生自馬大会で多くの人馬が三木の地を駆け抜けた。

朝一番で行われたのは、学生東西対抗競技会。関大の千王を含む、関西の大学に所属する6頭の馬に関西学生、関東学生それぞれ1人ずつが騎乗。計12人馬が走行する。同じ馬に騎乗する2名はいずれも関西と関東に分かれており、その2名で成績の良かった方が1勝を獲得。6戦中、勝ち越したチームの勝ちとなる。

近年は関西学生の負けが続いている。関大からは中村大主将が出場。関東学生に一矢報いたいところだった。しかし、最後から3番目の走行、千王に乗って走り出した中村大は2度バーを落とし、減点8と思わしくない結果に。タイムも相手に及ばず黒星をつけられる。関西学生2勝4敗と、今年も関東に敗北を喫した。


△中村・千王組

その後行われた関西学生自馬大会。全学の出場がかなわない4年生にとっては、今大会が4年間の集大成の場となった。

まず行われたのは、障害飛越競技C。関大からは7組が出走した。1年生の布村・千歌組が先陣を切り、減点8がついたものの完走。次の岡本・千王組は惜しくもタイム減点を食らうも丁寧な走行を披露した。続く岸田一・千翔組、清水・千雄組、水谷・千豪組はともに満点走行。中でもタイムで上位に入った水谷と清水は入賞を果たし、今後の活躍に期待をのぞかせる。後半の尼岸・千歌組は減点4が惜しまれる走行となり、松村・千王組は減点16と悔しい結果に終わった。


△布村・千歌組


△岡本・千王組


△岸田一・千翔組


△清水・千雄組


△水谷・千豪組


△尼岸・千歌組


△松村・千王組

障害飛躍競技Bには多くの4年生が出場。関大勢のトップバターを飾った中村優・千騅組は、完走するも、結果は振るわず。中村優は「納得いく結果ではなかった」と振り返ったが、この経験を今後も続く馬術人生につなげる。岸田伊・千翔組、松本・千雄組は落馬により、失権。他大学にも落馬する選手が多く出て、悪い流れが続いた。合田・千騅組も、走り出しは好調だったが、ゴール目前でバランスを崩し、落馬。あと少しだっただけに悔しさをにじませる。前原・千豪組は減点4。減点0を目指したが、「馬自体は全然良かったが、僕の細かいミス」と前原は反省を口にした。


△中村優・千騅組


△岸田伊・千翔組


△松本・千雄組


△合田・千騅組


△前原・千豪組

最後の競技となったのは、障害飛越競技A。牧野・千騅組が出場し、減点4のタイム61.78の結果を残した。「馬が頑張ってくれた」と千騅をたたえた牧野。1年間チームを支えた副キャプテンも、関大馬術部としての4年間にここで終止符を打った。


△牧野・千騅組

多くの4年生が最後の走行を終えた。大学に入り馬術を始めた選手も多く、競技レベルもバラバラでスタートした。「うまくいっただけの4年間ではなくて、むしろ全然できなかったことの方が多かった」と岸田伊。もどかしさや悔しさもたくさん経験した。それでも4年生が一様に口にするのは、「出会えて良かった」という、周囲への感謝だった。1カ月とあと少しに迫った全学の舞台。会場は今大会と同じ三木ホースランドパークだ。たくさんの思いが宿ったこの地で関大馬術部が目指すは優勝のみだ。【文/写真:勝部真穂】


△表彰台に立つ岸田一(右)とその横水谷


△表彰を受ける中村優

▼合田
「今日が最後で、結果も残したかったし、完走したかったが落ちてしまった。あと2個だったが。最後もってかれて、ついていけなくて、落ちてしまったので少し悔いは残るが、大学4年間いい思い出になったなっていう風には思う」

▼岸田伊
「(今日は)結果が残念だったので、悔しいところはあるが、充実した4年間だったと思う。決してうまくいっただけの4年間ではなくて、むしろ全然できなかったことの方が多かった。でも、本当にいい人がいっぱいいて。いいコーチとか、いい同期とか、いい先輩とか後輩がいたおかげでここまで4年間続けてこれたと思う。そういう人のめぐり逢いには感謝している」

▼中村優
「集大成は自分の納得いく結果ではなかったが、これからも乗馬は続けていきたいと思っているので、これからも頑張る。(植木コーチが)やればできると教えてくださった。走って起こして走ってという感じ。(4年間を振り返って)一期一会。そして、感謝。いろんな人に出会えて、何より母親のおかげでここまで続けることができた。たくさんの仲間やコーチ、お馬さんと出会えて良かった」

▼牧野
「最後の試合だったので、内容重視で。馬が頑張ってくれた。良かった。(コーチは)本当にいろいろ考えてくださって、時間を縫って見に来てくれたことに感謝している。(副キャプテンとして過ごした1年間を振り返って)チーム、団体をまとめるということはやっぱり難しいと感じた。あまりうまくまとめられなかったが、いい経験になった。(関大馬術部は)仲がいいところが好き。(同期は)みんなそれぞれ違う道を行くと思うが、それぞれ頑張っていこう。(後輩は)馬術すごく楽しんで、勉強も頑張って両立をしてほしい」

▼前原
「(今日は)馬自体は全然良かったが、僕の細かいミスというか。減点0で帰ってきたかったが、帰ってこれなかったのは、自分のミスかなと思う。全体としてもあまりよくはなかったと思うが、次の世代のスタートとしては良かったのではないかと思うので、次の世代に頑張ってほしい。(4年間を振り返って)僕は(馬術を)大学から始めたので、知らないことばっかりで楽しかったなって思うこともあったし、先輩がいるときと、僕らの代では大きく雰囲気も変わった。そういうところに時代を感じつつも、いいのか悪いのかっていうのを感じた。4年間を通して、自分のスキルを高めていけたことは良かったと思うし、大学の部活だからできることがあって、学生主体でやるということの良さというか、高校までとは違う部活の形というのを見れて良かった」

▼中村大主将
「(今日が引退試合の方もいらっしゃったが)結果的には結果がついてこずに引退する人もいるが、みんなそれぞれ練習した成果を出し切ってくれたんじゃないかなと、見てて思った。(入賞している後輩の方は)来年とか、その次の年に向けて頑張っていってほしいなって思う。(東西は)良くない試合だったので、正直馬に申し訳ない感じだった。(全日本に向けて)去年は障害の団体優勝を逃しているので、今年は絶対に取り戻そうという気持ち。チーム一丸となって、優勝目指して頑張っていきたい」

▼神崎光司コーチ
「今回の秋の大会が引退試合になる子も結構いてて、そこに向けて練習してきた。残念ながら、成績があまり良くなかった子も、良かった子もいろいろあるとは思うが、本当にこの4年間めげずに練習を頑張ってきてくれたことは、彼らにとってもいい思い出になったのではないかと思う。(4年生は)最初の1,2年生の時は、外から見ていても仲悪かったというか(笑)。でも、上級生になるにつれて責任感が出てきて、下の子の練習を見たり、指導したりする中で、彼らも個性的な子たちだが、やはり根は真面目で、責任感が今のいい形を作っていったのだと思う。(全日本に向け)夏の大会では残念ながら同志社さんに負けてしまったが、今回地元開催ということで、それに向け練習をしていて、合宿にも行ったり、本番に向けて。去年も団体では振るわなかったので巻き返して、優勝に向けて頑張りたい」