【レスリング】松下、田中フリーでベスト16

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◇令和元年度全日本学生選手権大会◇フリースタイル◇8月20~21日◇駒沢オリンピック公園総合体育館◇

[フリースタイル]
57㌔級
野坂優太(人1)3回戦敗退
○11(Tフォール)0森大典(日本文理大)
●0(Tフォール)10竹下雄登(日体大)

61㌔級
加藤優輝(人4)予備戦敗退
●4ー14藤倉健吾(日体大)

65㌔級
岸田宝來(たから=文1)3回戦敗退
○6(フォール)0平井大義(同大)
●3ー5小林雄泰(近大)
上太一(社2)2回戦敗退
○7ー4鈴木海斗(国武大)
●0(Tフォール)10上野裕次郎(日体大)

70㌔級
脇田泰之(人2)3回戦敗退
○3(判定)3田和樹(近大)
●0(Tフォール)10米澤凌(早稲田)

74㌔級
松下直樹(法4)ベスト16
○(不戦勝)片口泰志(日本文理大)
○5ー4林田大二郎(立命)
●0(Tフォール)13金子将大(専修大)

79㌔級
脇田俊之(人4)2回戦敗退
●0(Tフォール)10大渕大聖(東洋大)

86㌔級
田中颯人(人3)ベスト16
○11(Tフォール)0宮島陸斗(近大)
●(フォール)石黒隼士(日大)
田川勝大(文3)2回戦敗退
●(フォール)浴口慎吾(立命)

4日間に渡って開催される今大会。全国の頂点をかけた個人戦の最高峰だ。2日目まではフリースタイルが行われた。

57㌔級に出場したのはルーキー野坂。初戦は序盤から積極的に攻撃し、最後はローリングで一気に決め、1ラウンドでテクニカルフォール勝ちとした。しかし、この階級のアジアチャンピオンである竹下との対戦では攻める姿勢を見せるも、相手の実力に押され、テクニカルフォール敗けを喫した。

△野坂

61㌔級には副将の加藤が出場。序盤リードするも逆転され、4ー14と予備戦で敗退となった。

△加藤

65㌔級には新人戦優勝のルーキー岸田と上が出場。鳥羽隆行(人2)は腰のけがのため出場ができず、今回はサポートに回った。岸田は骨折の痛みが残っており、万全ではなかったが、初戦では1ラウンド目でフォール勝ち。2戦目はライバル的存在である小林にラスト30秒での逆転を許し、敗れたものの、それまで互角以上の戦いを見せた。

△岸田


△上


△鳥羽

脇田泰は70㌔級に出場した。初戦、近大の田和樹との戦いで、目を負傷しながら粘り勝ち。しかし、次の米澤との戦いで途中頭に巻いた包帯が外れるなどけがの影響もあり、テクニカルフォール負けとなった。

△脇田泰

74㌔級では松下が初戦を不戦勝。続く2回戦では昨年戦って敗れている立命大の林田に接戦の末リベンジを果たした。2日目の金子との対戦ではアジアチャンピオンの相手にテクニカルフォールを取られたが、全国でベスト16と結果を残した。

△松下

79㌔級の脇田俊はJOCジュニアで3位の大渕にテクニカルフォール負け。悔しさをにじませ、西カレでの活躍を誓った。

△脇田俊

86㌔級には田中が出場。初戦を得意の大外刈りが見事に決まり、勝ち上がる。2日目は世界王者の石黒と対戦。「すべてが上だった」と開始わずか18秒でフォール負けとなった。同階級には田川も出場したが、1ラウンドでのフォール負けで敗退となった。

△田中


△田川

世界クラスの選手も出場するハイレベルな大会で加藤、脇田俊といった上回生が結果を残せなかった中、大学から競技を始めた松下がベスト16入りを果たした。関カレへ向け、さらにレベルを高めていきたい。【文・写真:水上壮平】

▼加藤副将
「出てみて、体力が大分落ちてると感じた。体重落として、今年は最後だからこれまでやってきたことを出しきれるようにしたい」

▼松下
「調整はうまくいってなかった。初戦の林田は1回当たってる相手。去年のアルキメデス選手権で1ラウンドフォール敗けだったから、リベンジしたかった。チャレンジの場面は場外で相手投げたのか自分が攻めてたのかの判定だった。場外際で攻めて結果こっちのチャレンジが成功してラッキーだった。(大学からレスリングを始めて)ようやく全国ベスト16残れてやってて良かったとは思った。強くなった実感はないけど、ちょくちょく勝って戦えるようになった。手足の長さを生かしてハイクラッチを狙うのが自分の戦い方。経験じゃほとんどの人に勝てない。4年間ずっと基本のタックルを練習してきた。最後の半年、リーグ戦で戦力なれるレベルまで行きたい。個人的には1つ、目に見える結果を残したいと思う」

▼田中
「グレコメインでフリーも出てみたが、初戦は大内刈りがよくかかった。2戦目は相手がすべて上だった。グレコは相手が強いが、チャンスはあるかもという感じ。自分の技を出せるように。メインの種目だから何か残したい。そして、西カレに繋がる試合にしたい。8月は骨折もあって合宿3日目からようやくできるようになった。(練習できたのは)1・2週間くらい。今後は西カレにかけてる。自分はパワーも技術もそこまでない。身長と手足の長さを使って戦う。西カレでは本当に出しきりたい」

▼上
「自分は西カレで勝ちたくて、そこに向けての思いが強かったが、全国はやはりレベルが高かった。西カレに向けて、このままじゃヤバイなと感じた。2回戦は確かに強い相手ではあったが、ポイントを取れず1ラウンドで終わったのが悔しい。西日本に向けて体力をアップして体をつくっていく。グランドでの防御力をつけるのと、いつも攻めなきゃと思いつつ待ってしまうので、もっと先に自分から取りに行けるようにしたい」

▼岸田
「けがが完全に治ってなくて、万全の調整はできなかったので、体力面が心配だった左手が使えなくて、タックルに入れないから組手だけでいなして、戦うしかなかった。正直負けると思ったけど、案外行けたという感じ。(小林戦は)ラスト勝てると思ったが、残念。相手のタックルは切ったけど上げられてやられた。ヘマしてしまった。けがをしてる中である程度戦えたのは自信になった。今後は肘を完全に治して万全の状態で出場したい」

▼脇田泰
「とりあえず怪我だけはせずにと思って調整してきたが、直前にヘルペスでしばらく練習できなかった。勝った1戦目も相手ペースだった。西カレはいい内容で勝てるようにしたい」