【ハンドボール】広島大に圧勝。インカレ出場決めた!

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◇第49回令和元年度西日本学生選手権大会3日目◇対広島大◇8月16日◇スカイホール豊田◇

【前半終了】関大15-6広島大
【後半終了】関大15-11広島大
【試合終了】関大30-17広島大

試合終了の合図とともに、選手たちは歓喜に沸いた。インカレに出場するためには、なんとしてでも勝利を収めなければならなかった最終戦。前半で相手を引き離してリズムをつかむと、後半でも勢いそのままに攻める。大きな声援にも背中を押され、点を量産。13点差を付けての圧勝で、見事に全日本インカレへの切符を手にした。

「負けられない試合だった」(藤村祐理子主将=商4)。昨日の惜敗を糧に、スタートから強気の姿勢で挑んだ。開始早々、髙橋遥歩(社3)が先制点を奪い、チームを勢いづける。相手のミスから生まれたチャンスも、しっかりとつなげて得点。また、山根菜摘(人1)が持ち味の力強いシュートで7㍍スローを決めるなど、序盤から相手を圧倒する。開始15分時点で9-2と7点差まで相手を引き離す。その後もチームの課題であるディフェンスからの速攻を意識したプレーで攻め込み、9点差をつけて前半を折り返した。


△髙橋


△山根

インカレ出場を目前にし、始まった後半。またしても髙橋が先制点を挙げる。それに続いて、中山真侑(人2)もゴール。相手も負けじと攻撃してくるが、GK緒方光(情3)がしっかりと阻止。中盤以降もその勢いは止まらない。後半開始17分で、髙橋と新川紫央(人4)が息の合ったプレーでシュートを決めると、客席からは歓声が上がった。相手に隙を与えず、点を量産。30-17と13点差を付けて圧勝し、インカレ出場権を獲得した。


△中山


△新川


△緒方

「今日はディフェンスがうまく機能して」(髙橋)。春季から力を入れていたディフェンス力の強化が功を奏し、手に入れたインカレへの切符。しかし、ここで満足することはない。「1つでも上の順位に」(藤村主将)。今後はさらなる高みを目指し、攻撃力やシュート率の向上に力を入れていく。関大ハンドボール部の成長は止まらない。【文:竹中杏有果/写真:中西愛】

▼藤村主将
「最初のディフェンスがうまく機能したのがこれだけ点数を離せたのにつながったかなと思っていて。でも、前半であれだけ点差付けれたのに後半のディフェンスではみんなの気が緩んでしまって、相手にやられるシーンとか退場が多かったのでやっぱりそこを引き締めて集中力を保っていかないといけないなと思います。昨日あのような負け方をしてしまったので、ミーティングで気持ちを引き締めて。だからこそ出だしが良くなって今日につながったんですけど、それでも後半で気が抜けてしまう部分があるっていうのは、まだまだこれからの課題かなと思います。自分たちが勝ってても最後までやり切れるようにしていきたいなと思います。(今日の勝利は)昨日の負けが関係しているのもあるし、今日は本当に負けられない試合だったので、みんなの気持ちが一つになっていたのかなと思います。(以前からの課題であるディフェンスからの速攻は)今日は、昨日とか一昨日に比べて一番良い形でシュートに運べていたと思うので、今後も継続していけたらいいかなと思います。(今後の課題は)守って速攻でシュートできるようになってきたけど、遅攻力が全然で攻撃ができていないので、攻めあぐんでしまう部分が出てしまって相手に逆速攻されてしまう場面があったので。とりあえず、遅攻力を強化していかないといけないかなと。あと、シュートの決定力ですね。秋リーグは、春の順位よりも上に行けるようにすること。インカレは、出場できたことに満足するんじゃなくて、去年よりも1つでも上の順位にいけたらいいかなと思います」

▼髙橋
「今日はディフェンスがうまく機能して。新しい変則ディフェンスをしているんですけど、それが1試合目、2試合目、3試合目とだんだん良くなってきて。それが機能して、速攻につなげていけたので。結構、前半から点差を付けれて楽な展開に持って行けたので良かったかなと思います。西カレ(西日本インカレ)で獲り切るっていうのが目標だったので、とりあえず獲れて一安心なんですけど、そこで終わらずにインカレでも勝っていけるように、これからが大事かなと思うので。秋リーグもいろいろ挑戦して、インカレをいい状態で迎えられたらなと思います。(ディフェンスからの速攻は)良かったと思います。でも、ディフェンスからの速攻もそうなんですけど、やっぱりディフェンスが良くても遅攻のセット攻撃がまだまだ足りないかなと思うので。秋リーグはとりあえず、遅攻の攻撃力が課題ですね。インカレまでにやっていこうという感じになっています。昨日は正直、自分たちのミスが無かったら勝てた試合かなと思うので、そういうミスは絶対にやめようということでやっていて。今日逃したらインカレ権が遠くなってしまうから、自分たちの全部を出し切ってやろうと試合前から話していたので。昨日の負けもそうだし、2試合分の反省を改善できた試合かなと思います。個人的には、結構シュートを外してしまったので、確実に決め切る。10本打ったら9本は入れられるくらいの確率にしたいです。チームに関しては、ディフェンスがうまく機能したら試合をうまく運べるので、ディフェンスからの速攻と遅攻力、1人1人の1対1力とかシュート率をもっと強化していかない となと思います」

▼中川昌幸監督
「本当に良かった。藤村がけがをしてしまって、本当に苦しかったんやけど。ディフェンスの体形も春から変えてやってきて。よく頑張ったと思う。今日は完勝やったね、前半が素晴らしかった。安心して見れた。春と全然違うのは、センターに1年生の佐伯を使っていて。あの子が昨日も今日も本当によく仕事をしてくれて。ここでインカレの権利を取れなかったら、ものすごく苦しくなるっていうのも分かっていたから、それを獲り切れたっていうのは本当に良かったと思う。(昨日の惜敗に関しては)前半リードしてたからね。で、昨日の試合があったから、ディフェンスしっかりやらなあかんという意識付けにもなったし、しんどいところで逃げたらあかん、シュート打ち切らないととかを感じながらプレーできていたと思うよ。(今からの課題は)ディフェンスもオフェンスも精度を上げることやね。特にオフェンス。もっと点を取れるように頑張らないと。(ディフェンスからの速攻に関しては)結構できるようになってきたね。やっぱり、速攻で点を取れたからここまで点を離せたんやと思う。今の実力だったら仙台に行くだけになってしまうから、あと3か月あるからインカレに行って1つでも2つでも、少しでも長い時間向こうにいれるように、しっかりしたチームにしていきたいと思います」