【ソフトボール】接戦繰り広げるもまさかのサヨナラ負け

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◇第51回西日本大学選手権大会初戦◇対星城大◇8月3日◇HIRAKINライズ球場◇

関大000 000 011=2
星城000 000 012x=3

(関)佐保、萩森―日吉
(星)横地、中村―榊原

1(中)田平
2(遊)佐々木
3(左)佐伯
4(指)石橋
5(一)鎌塚
6(二)今橋
7(三)森
8(右)田村
9(捕)日吉
FP佐保

先発・佐保知里(人2)の力投は実らなかった。両チーム無得点で迎えた延長8回のタイブレーク。7番森香央理(人2)の内野安打で待望の1点をつかむが、その裏に追いつかれる。そして9回、3番佐伯瞳(社4)の一打でさらに1点を追加。今度こそ逃げ切りたい関大だが、長打で一気に逆転を許し、涙のサヨナラ負けとなった。


△森


△佐伯

今年は岡山で行われた西日本インカレ。暑い中で、熱い試合を繰り広げた。

先発を任されたのは、佐保。春のリーグ戦では、冷静なピッチングで何度もチームを救ってきた。頼れる右腕は、この日も目の覚めるようなピッチングを披露する。初回を2者連続三振で簡単に終わらせると、その後はヒットを許すことなく次々アウトを量産。テンポのいいピッチングでゲームをつくっていく。


△佐保

ピンチが訪れたのは4回裏のこと。仲間の失策で初めてランナーを背負うと、ヒットと犠打で1死二、三塁に。しかし、後続を内野ゴロで仕留め、難を逃れる。

その後も、本塁を死守する安定したピッチングと守備陣の堅い守りで、無失点のままゲームが進む。佐保は最後まで力投を見せ、7回失点なしのピッチングで関大に貢献した。

なんとか佐保を援護したい野手陣だが、相手投手も同じく好投を見せ、出塁すらさせてもらえない。その後ようやく初めて塁に出たのは、5回表、5番鎌塚玲美(人2)の右前打。しかし後が続かず、ホームには手が届かない。ヒットで何度か出塁はしたものの、星城大を攻略できないまま7回を終えた。


△鎌塚

延長の8回からは、規定によりタイブレークに。ここから一気に試合が動く。点を取っては取られての攻防で、油断を許さない展開だったが、最後は8回から登板の萩森ちひろ(人4)が左方向にサヨナラのタイムリーを放たれゲームセット。あまりに悔しい敗戦となった。


△萩森

試合終了後、涙を浮かべた選手たち。接戦だっただけに、この黒星の悔しさは大きい。「ここ、というところで畳み掛け切れなかった」と振り返った今橋この実主将(情4)。佐保に勝利をもたらすことができず、反省の言葉を口にした。しかし、8月末には愛知にて全日本インカレが開催される。立ち止まっている暇はない。熱い夏に笑顔を咲かせるため、関大ソフト女子はこの悔しさをバネに上を目指し続ける。【文/写真:松山奈央】

▼今橋主将
「粘れてはいいたが、ここ、というところで畳み掛け切れなかった。給水タイムがあって、そこは流れが変わりやすくなる。変わり目で一気にいけるチャンスだったが、攻撃が淡泊に入ってしまった。守備はみんなしっかりと入れているが、攻撃ももっとみんなが理解して入れていたら、もっと食らいついていけたのでは。リーグでもいつも佐保は抑えてくれる。そこで勝たせてあげられないのは野手の責任だと思う。緊張したらいつも通りにはできないので、とりあえずいつも通り。練習から緊張感」持って。練習の時点から緊張していないと、試合で平常心は保てない。悔しさは大きいが、今は前を向くしかない。次の全日本インカレでやるしかない。佐保や萩森を泣かせたくない。悔しさを忘れないうちに練習を!」

▼佐保
「やっぱり負けは悔しい。思ったより緊張はしていなくて、逆にいつもと違う感じだった。勝ちだけを意識してテンポ良くいけたと思う。リーグ戦とは違うチームで、打力があるイメージだったが、3人で斬れて感触は良かった。ピンチの場面も捕手の日吉(里香=人2)と冷静に考えて抑えられて、点を取られる怖さ「はなかった。暑さのしんどさはあったが、ベンチでみんながサポートしてくれたおかげで投げられた。上位打線には左打者が、下位打線には右打者が多くて、アウトコースの出し入れを意識した。ファウルを打たせてカウントをこちらの有利にすることを日吉と事前に話し合っていた。全日本インカレはいい機会。成長につなげたい」