【水上競技】メダルラッシュで明日への弾みつけた!

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◇第93回関西学生選手権大会2日目◇7月27日◇丸善インテック大阪プール◇

好調の滑り出しで始まった関カレ。2日目となるこの日は決勝進出者こそ少なかったものの、4つのメダルを獲得。昨日に続き、収穫のあるレースが繰り広げられた。

最初に行われた200㍍自由形。女子陣は谷裕果(人2)、横田杏圭(環都1)が出場し、決勝進出を狙うが、あと一歩のところで敗れ惜しくも予選敗退。一方の男子は、澁谷鉄人(商3)が全体3位のタイムで決勝へ駒を進めた。


△谷


△横田


△澁谷

100㍍バタフライでは、昨日も決勝に進んだ喜來夏純(人2)、原美都紀(文1)がこの日も2人揃って予選を通過。男子陣も食らいつきたいところだったが、ハイレベルな争いに競り勝つことはできなかった。


△原


△喜來

続いて中川麻子(文4)、長谷川大亮(商1)が200㍍個人メドレーで決勝へ。大迫知永(経3)もベストを更新するなど、各学年でチームを盛り立てる。午前最後に行われた1500㍍自由形には岡田侑万(人2)が出場。仲間の懸命な応援も手伝って、後半に追い上げを見せ、約17分半を泳ぎ切った。


△中川麻


△長谷川


△大迫


△岡田

予選が終わり、迎えた決勝。昨日に比べて少なかった予選での活躍に、森本健太主将(環都4)は「午前が終わって若干の不安はあった」。しかし、その心配を1発目の澁谷がかき消した。出だしを6位で折り返しやや出遅れるも、ラスト50㍍で驚異の追い上げを見せる。ラストスパートで一気にギアを上げ、2位に食い込んだ。「タイムと順位が思ったよりついてきていない」と試合後は悔しさをにじませたが、「自分のやりたい形が徐々に作れてきている」と、前向きな手応えもつかんだ。


△澁谷

澁谷の作ったこの流れに乗るように100㍍バタフライでは喜來と原がW表彰台と、大健闘。喜來は昨年のインカレぶりにベストを更新、原も「初めての関カレでメダルが取れたこと自体は良かった」と、初舞台でメダルを手にした。


△喜來


△原

「ラストは絶対に上がると決めていた」。200㍍個人メドレーでは中川麻がついに表彰台に上がった。最初の50㍍を1位で折り返すと、その後少し順位を落とすも、先頭集団に食らいつく。ベストタイムとはならなかったが、目標としていたメダル獲得にレース後はガッツポーズが飛び出した。表彰式後は仲間が駆けつけて健闘を讃え、笑顔と嬉し涙がこぼれた。


△中川麻

同じく200㍍個人メドレーに出場した長谷川。「自分の役割を果たせた」との言葉通り、ベストタイムにあと0秒05の好記録で6位。ルーキーながら堂々の活躍を見せた。


△長谷川

この日最後の競技となった400㍍メドレーリレー。女子チームは堀あずみ(法2)、平田真依子(社3)、原、中川麻で挑む。堀が最初の50㍍を3位で入ると、その後4位とし、2泳者の平田にバトンタッチ。少し順位を落とすも、アンカーの中川麻までしっかりとつなぎ切り、6位でフィニッシュした。


△堀


△平田


△原


△中川麻

男子チームは松井綜汰(安全3)、瀧本広大(情3)、麻野陣(法3)、澁谷の3年生メンバーで臨んだ。入場時にはポーズを決めて場内を沸かし、リラックスした表情でレースへ。トップバッターの松井綜が好スタートを切ると、5位でバトンをつなぐ。その後も順位を落とすことなく最後まで泳ぎ切り、ガッツポーズを見せた。


△松井綜


△瀧本


△麻野


△澁谷

2日目を終え、女子は1つ順位を上げ4位、男子は関学大を9点差で追いかける形で5位と、昨日からのさらなる成長が見られた。明日は3日間にわたる熱い戦いの最終日を迎える。「泣いても笑ってもあと1日」。チーム一丸で、関大が必ず最高の結果をつかみ取る。【文:高木満里絵/写真:金田侑香璃、高木満里絵】

▼森本健主将
「今日もいい流れを作れた。午前が終わって若干の不安はあったが、決勝に残った人が頑張ってくれた。最初の鉄人(澁谷)が流れを作ってくれてみんながそれに乗っかる形で健闘のあるレースだったと思う。中川は、SFで入学してうまくいかないことも多くてプレッシャーもあったと思うけど、いつか結果を残すと頑張っていたのでそれが実ってとても嬉しかった。(明日最終日)笑っても泣いてもあと1日。改めて気を引き締めて、絶対に目標達成できるようにやっていく」

▼中川麻
「タイム自体は大学ベストだけど、ベストではない。インカレに向けてまだまだ高めていかないといけないが、表彰台に上ることを目標としてやってきたのでそこを達成できたのは素直に嬉しい。今まで伸び悩んでいた時もあったけどラストは絶対に上がると決めていたので。(調子は)予選から普通に良かった。試合では一本一本集中すること、ここ最近は努力の継続を心掛けた。自主練として週2回PG(パワージム)でバイクをして腹筋、背筋の部分を鍛えたり。(明日は)400㍍個人メドレーと8継が残っていて一番タフになると思う。得意なのは200ではあるけど、改めて気を引き締めて怖がらずにやっていきたい」

▼澁谷
「レース展開としては自分のやりたい形が徐々に作れてきているが、タイムと順位が思ったよりついてきていないのでやはり悔しい。(調子は)悪くはない。今日は予選では力んでしまったが決勝では後半に追い上げることはできた。(後輩の追い上げは)すごく勢いがある。1バタの2人の表彰台はダウン中に見て鳥肌が立ったし、下からの刺激は僕個人としてもそうだしチーム全体としてとても大きい。最近はスイミングで練習しているのでアドバイスの機会はそんなにないが、昨日のリレーの子なんかは最近すごく伸びているのでレース前後に声を掛けたりはしている。(明日は)リレー。関大自体がすごくいい流れで来ているので、そこをサポートできるような泳ぎをしたい。流れを切らさないように、自分たちの泳ぎでその流れをいい形で終われるように頑張りたい」

▼喜來
「予選から調子は良かった。ベストは昨年のインカレぶり。(原について)めちゃくちゃ速い子なので、意識するところもあるけど刺激になるし、こうして表彰台に一緒に上がれて良かったなと思う。(最近の調子は)今年は調子は良くなく、特に最近は今日決勝に残れるかどうかも不安なところだったので、決勝に出てベストが出せてメダルまで取れたことは良かった。(意識したところは)前半はキック、後半は腕回しを多くすることをいつも言われているので意識していた。(そこは振り返って)決勝は前半から腕を回しすぎました。予選ではうまく意識できたと思う。(明日は)800㍍フリーリレー。フリーもたまに出るようにしている。チームの足を引っ張らないように頑張る」

▼原
「タイム自体はベストではないので完全に満足しているわけではないが初めての関カレでメダルが取れたこと自体は良かった。緊張はあまりなかった。タイムはインカレまであと1カ月少しあるのでもっとベストを出していきたい。(最近の調子は)全然調子が良くなくて、その中で1分01秒台を出せたし、昨日の2バタでも2分16秒台を出せたことは大きい。(大学には)自分たちでやるという自主性が高い。先輩から教えてもらったり、同期で高め合っていくことが多くて、そこは始めは少し戸惑ったけど今は結構なじんできた。(明日は)自分の種目はなくて応援する側。1人でも多く決勝に残って、リレーも1つでも順位を上げて目標とする男女5位を取れるようにサポートする」

▼長谷川
「初めてのインカレで、予選から思い切りいこうと思っていた。決勝は上の5人のレベルが高かったので表彰台というよりはベストを更新して関大に1点でも多く貢献できればという感じだった。(終わってみて)予選を8位で通過して、決勝では6番で3点稼ぐことができて良かったし、決勝に残れるかもあまり自信はなかったのでトータルとして良かった。(大学は)高校はインハイのタイムを切るための練習という感じだったが大学は勝負の世界。タイムが切れなくても1つでも上の順位が取れればというところが勝負を意識していてかっこいいなと思う。(1年生は)先輩方にも勢いがあると言われている。周りの波に自分もうまく乗って、先輩たちや他の同期に負けないようにしたい。(明日は)今日は自分の役割を果たせた。明日はサポーターとして、目標を達成できるようにしっかり応援に励む」