【ホッケー】1点差埋まらず2部残留

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◇2019年度関西学生春季リーグ入替戦◇対関学大◇7月14日◇於・立命館OICフィールド◇

[第1Q]関大1-1関学大
[第2Q]関大0-1関学大
[第3Q]関大0-0関学大
[第4Q]関大0-0関学大
[試合終了]関大1-2関学大

雨の中、試合終了のホーンが鳴り響いた。悲願の一部昇格へ向け、関学大との入替戦に臨んだ関大ホッケー部。スタートから激しい攻防戦を繰り広げたが、あと1点が決まらず2部残留が決定。試合後、近藤弘明主将(環都4)はその目に涙を浮かべた

第1Qから両チームのスコアは動く。残り時間3分、このQ3度目のPCを相手に許すと、相手シューターから放たれたボールは、GK平山雄大(情1)のー頭上を通過。先制点を許す。しかし、その1分後、MF上田隆ノ介(文2)のプレーからPCを獲得した関大は、MF水川幹也(経1)がストッパーから受けたボールをゴールネットに押し込み、同点弾。試合を振り出しに戻し、第1Qを終えた。


△上田


△水川

続く第2Qでは、ペナルティーコーナー(PC)を相手に与えながらも平山がゴールを固守。オフェンスも、FB濱口達也(シス理4)、MF森川大(人3)、FW正岡純也(法4)でパスをつないで相手陣地に切り込んでいく。さらに、FB松本悟郎(商3)が巧妙なドリブルで相手を交わし、左サイドを攻める。少しずつチャンスを手にし始めていた関大だったが、残り7分地点でこの日2度目のPCによる得点を許し、試合の風向きが変わる。守備の要である濱口も交わされ、ひやりとする場面も目立つように。終了間際に松本、FW笹木大聖(経3)、濱口でパスをつないで攻めるもゴールは遠く、1点ビハインドのまま前半を終えた。


△平山


△濱口


△森川


△松本


△笹木

流れを変えようと臨んだ第3Qだが、開始直後から相手にゴール付近まで攻め込まれる。しかし、森川や笹木がボールをキープし反撃を試みるうちに、少しずつチャンスがやってくる。残り9分で、濱口の放ったボールが味方スティックにあたり、待望の同点ゴールかと思われたが、ノーゴールが告げられ得点とはならず。DF五味亨介(環都2)やFW山田慧人(政策3)らが相手のすきを狙い、パスをつなぐもこのQでは得点には遠く、焦りの色を拭いきれないまま最終Qへ突入した。


△五味

降り始めた雨が次第に強くなる中、勝負の15分間が開始。両チームがこれまで以上に激しい攻防戦を繰り広げ、会場はその一球の行方に注目した。笹木の体を張ったプレーや森川が1人で切り込む場面が目立ち、なんとか点を取ろうと必死にくらいつく関大。濱口が残りわずかな時間でも構わずに攻め続けようとしたが、無情にも試合終了のホーンが会場に響き渡った。来季も、2部の舞台で戦うことが決定した。

「悔しい」と、かすれた声で近藤主将はその思いを語った。2部リーグ戦を全勝とはいかなかったものの、苦しい戦いを勝ち抜き入替戦まで駆け上がってきた今季。あと一歩で届かなかった1部への思いは、より一層強くなった。「逆に僕らの代で秋リーグで1部に上がって引退っていう最高のシナリオが手に入った」と、近藤主将はラストシーズンを最高の形で締めくくるビジョンを見据える。後輩たちに最高の舞台への切符を残すために、関大ホッケー部が秋の主役となる。【文:中西愛/写真:竹中杏有果】

▼近藤主将
「申し訳ない。よかった。前の神大戦のときもそうですけど、プレー自体は申し分なかった。ただ、1個1個のパス出すコースはいいんですけど、トラップがうまいこといかずに取られて、結局パスが通ってない。個人個人の細かい技量が。シュートが決まってないだとか、決定力。そこが一番難しい。動きとかは頭に入っているから、一つ一つを上手くするのは難しいところではあるが、そこを乗り越えれば。(この春リーグ全体を振り返って)雰囲気はすごくよくなったし、ワンサイド攻撃がなくなってしっかり中へのパス展開、ずっと左攻めだったのが右に移ってきて、すごく成長はしたと思います。あとは、一つ一つのトラップ。微調整というか、精度のところ。逆に言えば、ここで1部に上がって僕らの代で秋2部にまた落ちるっていう最悪のシナリオもなくなったし、秋リーグで1部に上がって引退っていう最高のシナリオも手に入った、そういう言い方もできる。必ずいい方のシナリオを達成できるように。これは4回生の一番良い終わり方やし、チームとしてももちろん1部に上がることが当然なので。しっかりと。次こそは」

▼濱口
「関学に引き分けていたので、最後勝って1部上がろうってみんなで言ってました。たしかに押される場面はあったけど、攻めれてないわけじゃなかった。結構PC取られていて、1、2Qが多かった。止めていて、失点がPCだけだったのは良かった。(後半は?)攻めて取られて。最後は、もったいないなって。最後の詰め。1つのトラップ、1つのドリブル、シュート、パス。(秋に向けて)最後1部の舞台でプレーっていうのはなくなったけど、それは後輩に託したい」