【ホッケー】SO戦敗れ、2部2位に終わる

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◇2019年度関西学生春季リーグ決勝戦◇対神大◇6月29日◇於・グリーンランドみずほ◇

[第1Q]関大0-0神大
[第2Q]関大0-0神大
[第3Q]関大0-0神大
[第4Q]関大0-0神大
[SO]関大2-3神大
[試合終了]関大0(2-3)0神大

2部での戦いを白星で終わることはできなかった。春季リーグ戦2部Bプールを1位で通過し、迎えた決勝戦。相手は今季二度目の対戦となり、決着がつかないまま終わった神大だった。今回も激しい攻防戦が繰り広げられ、シュートアウト戦(SO戦)へ突入。サドンデスへ持ち込まれた末、歓喜の輪をつくったのは神大だった。

第1Qから熱戦となった。FW笹木大聖(経3)やMF森川大(人3)らが中心となって攻めるも、相手ディフェンスに阻まれゴールが遠い。ベンチの近藤弘明(環都4)からは「広く!」と大きな声が響く。残り時間6分ではパスミスから右サイドを攻められピンチを招くが、FW柳田昂輝(情2)がコーナーへ追い込み、得点は許さない。ラスト30秒は関大がボールをキープし、柳田、FW正岡純也(法4)らから最後、上田隆ノ介(文2)がシュートを放つもゴールとはならず、0-0のままこのQを終える。


△笹木


△柳田


△上田

続く第2Qはピンチが増える中、MF水川幹也(経1)の右サイドでの好守や、FB濱口達也(シス理4)の粘り強い守りが光る。その努力が実り、残り3分半で念願のペナルティーコーナー(PC)を獲得。なんとか決めて拮抗(きっこう)を破りたいところだったが、森川から放たれたシュートは決まらず。その後はパスがつながらない厳しい状況が続き、最後1分で今度は相手にPCを許してしまう。ベンチからは「止めよう!」の声が。緊張が走ったが、FB五味亨介(環都2)が阻止し、危機一髪のところで難を免れた。


△濱口

ハーフタイムを挟んで始まった第3Q、徐々に関大の選手たちに焦りの色が見え始める。このQもPCのチャンスを手に入れるも、濱口が決めきれず悔しい表情を見せる。終盤には森川がフリーで果敢に攻める場面も見られるなど、もどかしい状況が続いた。

最終Qはそれまで以上に白熱した戦いとなる。序盤から互いにPCの好機を手に入れるも、スコアを動かすことができない。上田からゴールまであと3㍍付近で笹木にパスが出され、観客の目をうばった。しかし、ここもタイミングが合わず無得点。両チームの執念のぶつかり合いは、試合はSO戦へと突入した。

5人で勝負はつかなかった。0-1の相手先行で迎えた3人目は笹木。遠めから打ったボールはGKの上部を通過しゴールに吸い込まれる。その後、相手選手の攻撃をGK平山雄大(情1)が体を張って阻止。1-1の振り出しに戻す。その後も互いに1回ずつゴールを決め、サドンデスへもつれ込んだ。


△笹木


△平山

6回目は相手だけがゴールを決め、運命の7回目。ここでまたも笹木がシューターを任される。最初のゴール時と同じく、GKと距離を取ってシュートを放った。しかし、ボールはGKの手によって弾かれてしまい、枠外へ。同じ手で二度目はなかった。神大の勝利が決まり、まざまざと歓喜の輪を見せつけられた。目標としていた2部1位通過とはならず。悔しい幕切れとなった。

「悔しい。本当に悔しい」と試合後、近藤主将は唇をかんだ。これまでの課題を克服し、万全の状態で臨んだ試合だったがために、悔しさはひとしおだった。だが、1部昇格への道はまだ残っている。入れ替え戦の相手は総合関関戦で引き分けに終わった関学大。戦力が均衡しているのは間違いない。あとは自分たちに打ち勝てるかどうかだ。二週間後、1部の舞台をつかむイメージはもうできている。【文:中西愛/写真:竹中杏有果、小田沙貴】


△敢闘賞を受賞した松本悟郎(商3)

▼近藤
「敗因っていう敗因は特にないです。ただ、勝てなかった理由としてはPCとかが決まらなかったそこが要因。PC自体も今回はあんまりなかったですし、相手もうまかったので。少なかったがチャンスはあったので、あったものをものにできなかった。相手に決められるっていうシーンはなかったですし、逆にうちが決めれそうっていうシーンは向こうよりはあったと思うので。ただ、プレーが悪かったとかは全然思わなかったし、みんなよく動いてくれて、ちょっと声がなかったかなとは思ったが、ディフェンスもよく守って、攻めるとき、逆サイドの展開っていういつも言っていることができていたし、右攻めもできていた。内容は悪くなかった。決めきれなかったのがすべて。悔しい。(次戦に向けて)ちょっと不安なのが平尾、あと森川も骨折してしまったので、その中でどう戦うかが課題。やりきるだけ。言い訳とかにはしないように。特に関学大なんて勝ちたくて仕方がない」

▼濱口
「ほんまに悔しい。ピンチだと思ったらチャンスがきて、チャンスだと思ったらピンチがきた。だいぶ攻防が激しかった。PCも3本でいつもより少なかったし、その中で決めれなかったのは・・・。右からもしっかり攻めれてて、展開とかも。内容は全然悪くなかったと思うし、いい攻めもあって。最後の詰めのあと1点っていうところですね。そごが決まらないと勝てないので。どれだけいいプレーが続いてても。そこだけです。(次戦に向けて)2週間でどう調整するか。1部を目指して。上へあがりたい」SO戦はこういうのが得意そうな上手な選手を選抜した。

▼松本
「スタメンの中で大学始めが僕だけなので、技術はしんどいかなっていうところはあるので、カットとかは足とかでカバーできるので、そこは意識してやっている。入ったときはSF入試で入った同期とかを見て、『うますぎやろ、大丈夫かな』と思ったが、先輩に一個一個教えてもらったり、見たりして。だいぶついていけるレベルにはなってきたかなと。(今後に向けて)走力や体力を生かして、僕が一番後ろのポジションで、守備から攻撃のときにしっかり上げれたらチームも上がれると思うので、大事にしていきたい」