【バレーボール】番狂わせ起こした!堂々の西カレベスト8

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第45回西日本バレーボール大学選手権大会◇対関学大・龍大◇6月29日◇ベイコム総合体育館メインアリーナ◇

[第1セット]関大22-25関学大
[第2セット]関大25-21関学大
[第3セット]関大28-26関学大
[第4セット]関大25-22関学大
[セットカウント]関大〇3-1関学大

[第1セット]関大25-13龍大
[第2セット]関大23-25龍大
[第3セット]関大19-25龍大
[第4セット]関大20-25龍大
[セットカウント]関大●1-3龍大

前日、近大から大金星を挙げ、流れに乗る関大。大会3日目はベスト8をかけ、関学大との関関戦に臨み、逆転勝利を挙げ、2戦連続で番狂わせを演じた。連戦となった第2試合、相手は春リーグ1部王者の龍大。1セット目を圧倒して先取するも、疲れからミスが目立つようになり、惜しくもベスト8敗退となった。

大会前の「ベスト8に入り、全日本インカレ出場権を獲得する」という目標まであと1勝。相対するは先日の総合関関戦でフルセットの末に敗れた関学大だ。1セット目は出だしから前日の立役者、垂水唯人(経4)が力強いスパイクで点を重ねる。しかし、徐々にボールを拾われるようになり、相手に主導権を渡す展開に。終盤、藤井徹太(社2)や田中伸哉(人3)がスペースを上手く見つけ反撃するも、出だしの遅れが重くのしかかりこのセットを落とした。

△垂水

△藤井

関学大を勢いに乗らせたくない第2セット。出だしの部分で失敗した第1セットとは打って変わって垂水の連続ポイントなどで先手を奪うことに成功した。今大会で輝きを見せている青木佑介(社3)のサーブも要所要所で相手レシーバーを苦しめる。流れを掴んだ関大の攻勢がやむことはない。垂水、藤井、南本一成(商2)と次々に決め、相手を引き離して第2セットを奪った。

押せ押せムードのなか第3セットが開始。ところが、思わぬアクシデントに見舞われる。攻撃面で非常に良い動きを見せていた丸山洸祐(人4)が着地の際右足を痛めてしまい、負傷交代。関大の反撃ムードに暗雲が漂うかに見えたが、代わって入った岡田大雅(経1)が不安を一掃する活躍を見せた。入ってすぐに垂水と良い連携で相手を翻弄すると、今度は高さを生かしたスパイクを決めチームを鼓舞した。岡田大の活躍でリズムを掴んだ関大は好レシーブ、ブロックなどもありついにマッチポイント。最後は南本がサービスエースを奪い勝利に王手をかけた。

勝利まであと1セット。セット前の円陣での選手たちの表情は自信で満ちていた。このセットでも高い攻撃力を発揮。平城諒太(社4)の安定したレシーブから次々に得点を重ねた。目標達成まであと1点、ベンチも盛り上がりを見せる中、最後は垂水が叩き込んだ。これで2戦連続のジャイアントキリングを達成。目標を果たすと共に、王者龍大への挑戦権も得た。

△平城

旋風を巻き起こしている関大に立ちふさがったのは春リーグで1部優勝を果たしている龍大。連戦となり疲れも残る中、大一番を迎えた。

第1セットは3枚ブロックがうまくはまり、龍大のアタッカー陣を終始自由にさせなかった。岡田大のサーブ、藤井のフェイント、垂水のスパイクでリードを広げていき、このセットを10点以上の差をつけて先取した。

△岡田大

△田中

続く第2セットは龍大も戦術を変えてきて、これまでの動きとが一変した。それでも終盤まで競る展開に持ち込んだが、ここは王者の意地を見せられカウントを追いつかれた。

△藤井

△南本

第3セットからは流石の関大も疲れが見え始める。これまで追いついてきたレシーブが取れない、スパイクが上に外れてしまうなど、ミスが相次いだ。そこを見逃さなかった龍大に次々と得点を重ねられこのセットを落とすと、次のセットもそのまま落としてしまい、今大会の敗退が決まった。

龍大に敗れ、ベスト4進出とはならなかったが、近大、関学大を破っての西カレベスト8は胸を誇れる成績だといっていいだろう。「初めて目標を達成することが出来た」と林拓磨主将(人4)はチームメイトの頑張りを称えた。全日本インカレへの切符も無事つかみ、強豪相手にも戦える実力を示した今大会。大きな自信を胸に秋季リーグで躍進を遂げる。【文/写真:北島大翔】