【野球】5リーグの頂点に立ち、スーパーシード権獲得!

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◇第26回大学関西オールスター5リーグ対抗戦◇対近畿学生野球連盟◇6月23日◇わかさスタジアム京都◇

近 畿 000 000 000=0
関学連 014 000 000=5

(近 畿)貴志、末松、宇都、森脇、瀬古、塘本―安田、堀川、末度
(関学連)黒原、藤原、鷲崎、小田―大本、井町、久保田拓

1(右)谷川・近大
2(中)倉川
3(三)橋本・立命大
4(捕)大本・立命大
5(指)松本・同大
6(左)岩井・関学大
7(一)高尾・関学大
8(遊)池上・立命大
9(二)杉内・同大
先発投手 黒原・関学大

2年連続でスーパーシードを獲得したのはやはり関学連だった!激闘から中一日を挟み、迎えた決勝戦。3回にビックイニングをつくった関学連はそのままリードを守り切り、見事5リーグの頂点に立った。関大勢は倉川竜之介(文4)がソロ本塁打、8回から途中出場の久保田拓真(社2)が完封勝利に導くなど存在感を発揮。関大、そしてリーグ代表の役割を全う(まっとう)し、神宮大会予選のスーパーシード権獲得に大きく貢献した。

先発出場の倉川は、チーム初ヒットとなる中前打を放ち初回からその持ち味を披露。関大の強打者が呼び寄せた流れは、2回に中軸からの連続安打を生み、先制点として形になる。さらに勢いは止まらない。3回に先頭打者として打席に立った倉川。「フルスイングしようと思って」初球の真っ直ぐに狙いを定めた。そのインパクトの瞬間、会場はその一球にくぎ付けになる。打球はそのまま左中間の柵を越え、本塁打に。目の肥えた観客たちを唸らせ、そして仲間たちの歓声を背に受けながら、ダイヤモンドを駆け抜けた。

その後は両チームともスコアに0を並べる。そんな中、8回からキャッチャーマスクを被ったのは強肩強打の久保田拓真(社2)。5リーグ対抗戦では初めての出場となったが、「特に緊張もなく、いつも通りやれた」と、鷲崎(近大)、小田(関学大)ら先輩の投手陣を堂々とリードする。攻守交代時には、マウンドから降りる投手と笑顔でハイタッチを交わした。

2、3回で獲得した5点を守り切り、3年連続11回目の優勝を果たした関学連。「関西ではトップレベルのリーグなんだというプライドを持って」という後藤昇監督(立命大)の言葉通り、見事関西最強リーグの名を手にした。さらに、試合後行われた閉会式では、森翔平(商4)の名が呼ばれ、優秀選手賞を受賞。準決勝での力投が評価されての選出だった。この大学の枠を越えた仲間とつかんだスーパーシードをかけ、秋はその仲間たちとライバルとなって熱き戦いを繰り広げることになるだろう。そのイスに座るのは、もちろん関大だ。【文/写真:中西愛】

▼後藤監督
「選手がいい。よく打ってくれるし、ピッチャーもいい。なにもすることがない。一昨日も接戦だったが、負ける気はしなかった。(今日は)関学大がすごかった。関西ではトップレベルのリーグなんだというプライドを持ってやろうという話を選手にした。練習は先週の土日に3時間ずつ行った。同世代でコミュニケーションはすぐとれていて、金曜よりも今日のほうが雰囲気はさらに良くなっていた。(秋季リーグについて)力は伯仲してくると思う。優勝してこのスーパーシードに座るんだというのを合言葉にやった」

▼倉川
「楽しんでやろうと。打ててよかった。(本塁打について)フルスイングをしようと思って。珍しく左中間方向にあたったのでうれしかった。打ったのはまっすぐ。関西学生のピッチャーに比べたら打ちやすかった。チームメイトからは『えぐい』と言われた。うれしかった。(秋季リーグ戦に向けて)スーパーシードに入れるようにがんばります」

▼久保田拓
「5回ぐらいから行くぞと言われていた。緊張は特になく、いつも通り。先輩らが引っ張ってくれていた。いい見本がいたのでそれを盗んで、リーグ戦で活躍したい」

▼森翔
「僕なん?倉川でしょ、と。(秋季リーグ戦に向けて)優勝したい。今は調子は普通。ここから上げて、優勝したい」