【準硬式野球】全国に向け初戦勝利!能塚完投、倉井とどめ弾!

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◇平成27年度関西地区大学トーナメント大会(全国大会予選)1次Bブロック1回戦対大大谷大◇5月3日◇大阪市立大グラウンド◇

大大谷大 000 000 01 =1
関  大 100 004 03x=8(8回コールド)

(関)能塚―瀧上
(大)湧井―富永、湯淺、富永

 全国大会に向けてのトーナメントが始まった。4年生は負けた瞬間に引退が決まる。深井主将は「4年生が熱い気持ちを持って戦いたい」と意気込んだ。試合前から、選手たちは一体となって「よぉっ!よぉっ!」と雄叫びを上げる。

 先発投手は能塚。「負けたら終わり。勝つために投げた」と気迫の投球を見せる。ボールを投げるたびに帽子が吹き飛ぶ。独特なフォームから繰り出される熱球で次々と打者をねじ伏せた。

 5回までわずか1点に抑えられていた打線は6回に相手投手を攻略。先頭打者の出口から、瀬川、酒井宏、大山と4者連続で安打を放つ。その後、能塚にも自身を援護する適時打が生まれ、関大はこの回4点を挙げた。

 打線の援護を受けた能塚。無安打無四球の完璧な投球で7回を迎える。2つのアウトを奪うが、「気にせず投げていたつもりだが少しは(完全試合が)頭にあった」(能塚)。2ストライクと相手を追い込んだ後、惜しくも内野安打を許す。それでも、「切り替えて投げられたのが良かった」と左腕をうならせ、この回も無失点でしのいだ。

 8回には初めて長打を浴び、ピンチを迎える。能塚は「ピンチで全力で投げられるようにペース配分を考えて投げていた」とギアチェンジ。毎回奪三振となる2つの三振を奪い、築いた三振の数は11となった。守備の乱れなどで1点を許したものの、背番号19は自身の役割を存分に果たした。その裏、3番・倉井が3点本塁打を放ち、関大はコールド勝ちを収めた。

 試合後、「チャンスメイクはできていたがそこからの1点が難しかった」と話した深井主将。序盤にチャンスを物にできなかったことは課題となった。しかしその後、コールド勝ちを収め、能塚が好投を見せたことは好材料。昨年は果たせなかった全日出場へ向け、上々のスタートを切った。【浦野亮太】

▼深井主将
「リーグ戦と違う。負けたら終わりなので思い切って戦った。前半は能塚がしっかり抑えてくれた。テンポも良く、守備も不安はなかった。打線はチャンスメイクはできていたが、そこからの1点が難しかった。チャンスはチーム全員で盛り上げて点を取りたい。(バントが少ないのは)チームのスタイル。エンドランなどで積極的に攻める。(次戦に向けて)4回生は最後。昨年はトーナメントの最後の最後で敗れてしまった。今年は全日出場、優勝を目指して一戦一戦大事に戦いたい」

▼能塚
「負けたら終わり。勝つために投げた。(帽子が飛ぶような投球は)昔から。首が動いているのだと思う。ピンチで全力で投げられるようにペース配分を考えて投げている。(8回のピンチについて)点差があったので力まず普段通りいけた。(7回途中まで被安打0)気にせず投げていたつもりだが少しは頭の中にあった。打たれても切り替えて投げられたので良かった。(打線について)6回のワンチャンスを物にできた。自分の打席は内野が前進守備だったので転がそうと考えていた。(次戦に向けて)あと5連勝。全部勝つ気で挑む」