【少林寺】日頃の修練を発揮する場、関西学生大会。運用法では角山が準優勝を果たす!

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◇第57回関西学生大会◇6月22日◇ベイコム総合体育館

演武(本戦)
[自由組演武女子茶帯の部]
安倍百花(化生2)・上田真未(文2)3位
[自由組演武男女有段の部]
木原愛望(文3)・西出風太(経2)2位

運用法
[女子の部]
梅本沙希(安全1)3位
[男子軽量級の部]
大島尚己(経3)3位
[男子中量級の部]
角山雅人(環都3)準優勝

演武予選、本戦、運用法と合わせて22人が出場した関西学生大会。演武では2組が、運用法では3人が入賞を果たした。

午前中は演武の予選が行われた。本戦への切符を手にするため、それぞれが力強いながらも、華麗な演武を見せた。しかし、本戦に進める枠はごくわずか、惜しくも予選突破することはかなわなかった。




予選のあと、開会式が行われた。式中の模範立合評価法では昨年度男子主将の伊藤駿亮(18年度卒)が後輩たちが見守る中、見事な対局を披露した。開会式のあとはいよいよ演武本戦、そして運用法の開始だ。

本戦では自由組演武女子茶帯の部で安倍・上田組がきめ細かい動きとキレのある演武を見せ3位入賞を果たす。

 

自由組演武男女有段の部では木原・西出組が迫力ある演武を見せた。「突き蹴りを本気で当てに行くことを意識してやってました」と木原が語るように、両者ともに息のあった動きで周りを魅了。惜しくも2位となったが、印象残る演武を披露した。

演武の熱が冷め切らないまま、運用法が行なわれた。関大からは8人が出場。

女子の部には木原、梅本がそれぞれエントリー。共に危なげなく1回戦を勝ち上がる。続く2回戦、ここで勝てば入賞入りが決まる一戦だったが、木原は以前の対戦で敗れた相手と対戦。残り数秒で蹴りを決め、延長に持ち込むも「気持ちで負けてしまった」と悔しさ残る敗戦を喫した。

 

1年生梅本は右足を引きずりながらも、2回戦を突破。準決勝も積極的な攻めを見せたものの、一瞬の隙を突かれ敗北。しかし、1年生でけがをしながらも3位と今後を期待させる結果に終えた。

男子の軽量級の部では大島の蹴りが冴え渡る。相手としっかりと間合いを取り、相手がわずかに動きを止めた瞬間を見逃さず鋭い一撃を与えた。準決勝では敗れるも3位入賞。全日本に向けて自信を手にした。

 

中量級の部では角山が見せる。粘り強く戦う姿勢を見せ、決勝まで勝ち上がる。決勝はまさに我慢の展開だった。お互いに好機をうかがうが、なかなか決まらない。2度にわたる延長の末、ついに角山が蹴りを仕掛ける、入ったかに見えたが、審判の旗は上がらず、逆に突きを受け、優勝を果たすことはできなかった。

3人が出場した重量級の部では粟生良紀(シス理4)と竹垣友喜(シス理3)が1回戦を勝ち上がるも、2回戦では相手に攻め立てられ、入賞とはならなかった。

「部全体としての雰囲気は良かった」(粟生)。「良い雰囲気でできている」(木原)。昨年の偉大な先輩たちが抜け、プレッシャーがかかる中での関西学生を振り返った男女両主将。優勝こそ果たせなかったが、新チームでも戦えることを示した大会となった。11月には全日本学生も控える。成長著しい新生少林寺拳法部は全日本の舞台でも躍動すること間違いなしだ。【文:北島大翔/写真:高橋周、宮本晃希】

▼粟生主将
「僕の一個上の先輩がすごく強い人でずっと優勝という感じで、その中でも去年の新人大会で全然ダメでそこからのこの大会だったので自分的にもプレッシャーはあったし、最後の大会だったので、もっと頑張れたと思うんですけど、実力を発揮できなかったです。僕が全体を締めるということが苦手なタイプで一個下の角山も入賞したのもあるんですけど、一個下の子が率先してまとめあげてくれていたので、本当に部全体としての雰囲気は良かったと思うし、僕としても全然できていないところを助けてくれたんで感謝しています。(全日本に向けて)偉大な先輩の下でやってきたので最後は絶対に意地を見せたいと思います」

▼角山
「3回生ということで幹部も近いわけで、下級生に結果を残した姿を見せたかったので、今回準優勝という結果になったのは良かったと思います。決勝は延長にもなって、1ポイントでも奪えれば優勝だったんですけど、取りきれず悔しいところがあって、2位だったんですけどそれに満足せず、次は優勝を目指したいと思います」

▼木原
「3回生になって先輩たちが抜けて新しい体制になったということで絶対自分たちが賞を取るという思いで練習して大会に臨みました。(演武について)身長差があるので自分の間合いでやると西出の蹴りが入らなかったり、西出の間合いでやると私の突きが入らなかったりするので、そこをどこで妥協するかていうのを考えながら監督からも綺麗だけど迫力がないと言われていたのでなるべく突き蹴りを本気で当てに行くことを意識してやってました。(運用法について)前の大会でも負けた相手だったので、気持ちでも負けていたのかなというのと、延長になってしまって、気持ちが切れたというわけではないんですけど、相手の気持ちに負けてしまったというかなという感じです。(部全体の雰囲気は)1年生に経験者の子が入ってくれて、運用も演武も頑張ろうという風になって、いい雰囲気でできているのかなと思いますし、全日本の大会でも結果が残せるチームになってきてるのかなという感じです」