【野球】新戦力光るも投打かみ合わず

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◇2019年度関西学生前期チャレンジリーグ戦◇対関学大◇6月19日◇豊中ローズ球場◇

関学 030 200 210=8
関大 010 001 000=2

(学)吉峰、髙木、苅部、黒原―柘植
(関)清水、池本、定本、植山―石原

1(遊)久保田有
2(二)藤崎
3(右)小河
4(一)目片
5(中)川崎
6(捕)石原
7(DH)川瀬
8(三)石井
9(左)夏目
先発 清水

四球からの度重なる失点が、重くのしかかった。一勝一敗で迎えた前期チャレンジリーグ第3戦。今リーグ戦初出場の夏目緑太(法1)や途中出場の宮嶌俊有(政策2)など、新戦力の活躍が垣間見えたが、投手陣が要所で長打を許し、大差での敗北を期した。

先発マウンドには清水一希(経1)が登板。キレの良いストレートを武器に、連続三振で関学打線を切る。しかし2回、1死から二者連続で四球を許すと、相手8番に右翼手を越える二塁打を打たれ、2点を先制される。さらに、同門の9番中村晴太に中越打を許し、この回3失点目。それでも堂々と自分のピッチングを続け、追加点は許さなかった。


△清水

その裏、川崎圭汰(法2)主将の一打から1点を取り返す。左前打で出塁すると、続く石原水輝(情1)、8番石井陸渡(商2)が四球を選択。2死満塁で夏目が内野への当たりを放ち、その快足を飛ばし塁上に残る。その間に川崎が帰還し、待望のこの日初得点が生まれた。


△川崎

3回を0で切り抜けた清水だったが、4回にも連続四球を許してしまう。2死2ストライクまで追い込むも、またも中村にセンター方向へ打球を運ばれ、2失点。この回でマウンドを降りることとなった。

その後を引き継いだのは池本純(社2)。いきなり1死1、2塁のピンチを招くも、相手中軸を連続三振に打ち取り、反撃への流れを作る。


△池本

前半を4点差で折り返し、なんとか追加点を上げたい関大。6回、先頭打者の小河英一郎(商1)が四球で出塁すると、4番目片洸希(人2)が右前打でチャンスメイク。そして、続く川崎、石原が犠飛で小河を返し、1点を追加した。


△小河


△目片


△川崎


△石原

反撃の狼煙を上げたところに、またも相手がかみついてくる。7回からマウンドに上がった定本拓真(文1)が四球で走者を出すと、4番に右中間を抜く長打を打たれ失点。さらに、2死から2球目をとらえられ、追加点を許してしまう。取っても取り返され、反撃の出鼻をくじかれることとなった。


△定本

なんとか一矢報いたい関大は、9回。2死から途中出場の宮嶌が右前二塁打で塁に出ると、代打の谷元将弥(政策1)が相手の失策を誘い、一、三塁のラストチャンスを作る。しかし、あと一本がでず、点差のついたままゲームセットとなった。


△宮嶌


△谷元

投打がかみ合わず、無念の黒星となった今試合。「守備の流れが悪く、攻撃も流れをつかめなかった」と、指揮官を務める小田洋一コーチも表情を曇らせた。ただ、個々の活躍が輝きを放っている今回。目片や久保田有哉(情2)のように、このチャレンジリーグからリーグ本戦メンバーに名を連ねる選手が出てくることは大いにあり得る。残る2戦でどう戦うか。若武者たちが繰り広げる熱戦から目を離せない。【文/写真:中西愛】

▼小田コーチ
「守備の流れが悪く、攻撃も流れをつかめなかった。四死球が多かった。でも、ヒットは多くはなかった。野手は2死満塁で川崎が打てなかったのが痛かった。でも経験になった。夏目とか。足がとても速い。1点も、普通は併殺で終わりだったが、その足があったから取れた。(次戦に向けて)何人か授業で来れてない選手がいたので、次はセカンドに畠山(航青=社1)とか、外野手の内田(峻太=政策1)を試してみたい」