【野球】球宴に4選手が選出 活躍見せた!

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◇第26回大学関西オールスター5リーグ対抗戦◇対関西六大学連盟◇6月21日◇わかさスタジアム京都◇

関学連100 111 000=4
六大学110 010 000=3

(関学連)高野、有村、森翔、高橋―大本
(六大学)打田、上谷、花村、橋本、長谷川、北山―小田、岡澤、曽根

1(右)谷川・近大
2(一)倉川
3(三)橋本・立命大
4(二)大本・立命大
5(指)松本・同大
6(左)岩井・関学大
7(中)野口・関学大
8(遊)池上・立命大
9(二)杉内・同大
先発投手 高野

今年もオールスターの季節がやってきた。春で活躍したメンバーから選出され、関西の各リーグと戦うこの大会。優勝リーグには秋の神宮につながる関西選手権のスーパーシード権が与えられる。そして、関大の所属する関学連は2連覇中。3年連続優勝に向け、名だたるメンバーが集まった。

関大からは、投手の高野脩汰(商3)と森翔平(商4)、野手の倉川竜之介(文4)、そして捕手の久保田拓真(社2)が選ばれた。


△高野(左)と久保田拓

初戦で先発マウンドには任されたのは、関大が誇る左腕・高野。春リーグで何度も力投を見せた次期エースは、この大一番を託された。倉川も2番・一塁手としてスタメン出場を果たす。

初回、1死で倉川が打席に立つと、早速活躍を見せる。立ち上がりが安定しない相手先発から振り抜いた5球目。左方向へと流し打った打球はヒットとなった。そして、4番の大本(立命大)が右翼線への鋭いタイムリーを放ち、先制に成功。一塁から一気に駆け抜けた倉川は、笑顔でホームインした。

打線から心強い援護をもらった高野だが、不安定な立ち上がりとなる。四球で許したランナーを、まさかの暴投で本塁に生還させ、試合を振り出しに戻してしまう。

そこからは、取っては取られての攻防戦が続く。強豪校が揃う関六は、簡単にはリードを許してくれない。高野は2回にも失点して降板。3回からは立命大エース・有村が後を引き継いだ。

1点ビハインドで迎えた4回。失策で出塁の7番岩井(関学大)が、8番野口(関学大)の特大の三塁打でホームへ。同点に成功すると、5回にもゲームが動く。前の回でホームインの7番岩井が放った犠牲フライで逆転した。それでも、関六は牙をむき続ける。同じように犠牲フライで再び同点に並ばれた。

何としても勝ち越したい関学連。6回表にバットで魅せたのは、関大が誇る強打者・倉川だった。1死三塁の絶好機。春リーグで何度もチャンスを点につなげたこの男が打ち返した4球目は、センターに落ちて勝ち越しの決定打となった。

その裏、コールされたのは森翔の名。安定した投球で関大を支えてきた4年生投手は、今大会では関学連を支える。守備陣の失策に苦しみながらも、なんとか踏ん張って本塁を守り切る。幾度もピンチを乗り越え、1点というわずかな点差の中3イニングを投げ切った。


△森

倉川と森翔の奮闘が実を結び、そのまま逃げ切って無事白星をつかみ取った。3時間半に及んだ末の勝利により、決勝戦に駒を進めた関学連は、オールスター3連覇に王手をかけた。この勢いのまま、優勝へ一直線だ。【文/写真:松山奈央】

▼後藤昇監督(立命大)
「関六は打線が良くて、ピッチャーも良いのを出してくる。なかなか点を取れない中で良く打てた。大事なところでエラーで点を取られたのは辛かった。あそこで辛抱できていたら。結局は勝ちたい気持ちが上回ったのだと思う。みんなそれなりに良かった。倉川も、関学大の2人も良かった。3連覇に向けて、関西トップリーグの自負を出してもらいたい。決勝戦はピッチャーが増えるし、守備で足を引っ張ることだけはないように。できるだけたくさんの人を出してあげたいし、今日は上手くつないでいけたのでは。長いゲームで、お互いに残塁も多かったが、それだけピッチャーが粘ってくれたということ。関六に勝ったのは大きい」

▼高野
「先発を言われたのは、前日の授業中。緊張とおこがましいので、投げたくなかった。調子はめちゃくちゃ悪かった。ピッチングの練習も全然できていなくて、キレもなかった。相手打者も良かったが、早い段階で追いついてくれた。とりあえず勝って良かった」

▼倉川
「オールスターは2年生ぶりで2回目。今日はバット振れてて、チャンスでも1本打てた。同点で1点欲しいところで打てた。代表として来ているので、次も勝てるように。残塁多くて、守備ミスも多かった。みんなバットを振ってヒットも出てて良かったから、次も受け身にならず頑張りたい。ファーストは久しぶりでドキドキだった。でも1試合やったことで、もう大丈夫。勝たないといけない中で、楽しくやるのがこの大会。今日は楽しめた。MVP取ります!」

▼森翔
「オールスターは初めて。3イニングはしんどかった。7回を投げ終わって、アイシング冷やそうと思ったら、次もってなって『まじか…』ってなった(笑)。心強すぎる打線だったし、打ってくれるだろうと信じて。めっちゃ楽しめたし、雰囲気も良かった。捕手の大本も投げやすかった。自分の調子はまずまず。自分で打たれて自分で抑えて、テンポは悪かったので納得はしていない。優勝してから喜びたい」