【フェンシング】7年ぶり!総合関関戦で大きな1勝

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第42回総合関関戦本戦最終日◇6月16日◇関西学院大学総合体育館◇

[フルーレ]
●関大39ー45関学大
[サーブル]
○関大45ー44関学大
[エペ]
○関大45ー38関学大

昨年ついに連敗をストップしたフェンシング。春季リーグ戦では2部残留となったが、1部の関学大との差をチームワークでいかに埋めることができるかが鍵となる。

まず行われたのはフルーレ競技。序盤、リードを奪われ劣勢となる。終盤に安達、加賀がそれぞれ9点ずつ取り追い上げたが及ばず、まず1敗。

△安達優虎(文3)

続いて行われたのはサーブル競技。橋本拓磨(環境1)が1ー6で敗れると、続く山本康平(社3)もリードを広げられ、6点差に。しかし、今日は加賀が冴え渡っていた。5連取で差を詰める。さらに控えとして出場の浅田。トリッキーな動きで相手にペースを掴ませず、1人で10点を奪い4点差まで詰め寄った。3点差で迎えた最終戦。ピストに入ったのは絶好調の加賀。「何かスイッチが入ってた」と序盤から攻め続け、5連取でついに逆転する。その後相手も粘り44ー44までもつれたが、最後は加賀の剣が先に相手に達した。見事な逆転劇で勝敗はタイに。

△浅田悠那(商1)

△加賀匠馬(商1)

最後はエペ。試合前は粂井章宏監督も「分が悪い」と踏んでいたが、試合はシーソーゲームとなった。2番手木澤が7-3とリードを広げるが、その後は取っては取られての大接戦。30ー27とリードして迎えた第7戦。リーグ戦では控えだった清川は関学大のエース・柏と当たった。ここで32ー35と逆転を許し、「悔しかった」と振り返ったが、格上相手に2本取り健闘。この粘りが次につながった。続く井上が「相手の弱点を正確に判断できた」と冷静な攻撃で逆転。最後は木澤が振り切り、勝負を決めた。

△清川雄伍(政策2)

△木澤聡志(環境2)

△井上桂太(経3)

格上相手に見事なチームワークで手にした7年ぶりの関関戦勝利。1部校とも渡り合えるという自信を得る大きな1勝となった。今年で勅使河原知大副将(社4)が引退。絶対的エースが抜けることになるが、今大会で活躍した下級生たちが、頼もしくその後を継ぐだろう。【文:水上壮平/写真:濱田将志・瀧川千晴】


▼井上
「対策という対策はなかったが。自分たちの方が強いという自信と気を抜けば絶対負けるという強い覚悟を持って挑んだ。自分のポジションは確実にプラスでほかの選手にバトンを渡すことだった。2巡目で逆転することができ、3巡目でも逆転し、そのまま相手を突き放すことが出来た。この3巡目の活躍は勝利を決定したと言っても過言でないと思う。この活躍が1番大きかった。良かった点は、試合中はリラックスしており、冷静に物事を判断できたこと。試合中に相手の弱点を正確に判断したことが、勝利に大きく繋がった。悪かった点は、最初の試合に精度が安定しておらず惜しい失点があったこと」


▼浅田
「1部への対策はまずは2部という意識から自分たちを1部として戦っていくという意識に変えることだ思う。まだ大学のフェンシングで強いチームがどんなチームか分からないので技術的な考えは言えないが、少なくとも意識を変えていくことは今後必ず必要と考える。今日の自分の評価は最初にポイントが取れなかったことと、自分のしたいことができていなかったこと。緊張も少しあったが、マックスまで取りきれる相手だったので、そこは最初にエンジンがかかっていなかったことが結果として現れた試合だった」


▼木澤
「フルーレに関してはうちの大学はどの大学に比べても圧倒的に練習量が足りていないのでフルーレは完全に諦めていた。エペでは新チームで挑んだが、かなり良い雰囲気で試合運びができた。自分と井上さんは去年から多くの団体を組んでいたのでお互いの短所を補いながら点差を広げれたと思う。3番手の清川は練習こそ一緒に行なっているが、団体経験が去年は積めなかったので少し不安も感じていました。それでも、各要所で点差を広げず次にポイントをつないでくれたので、流れを切らずに最後まで行けたと思う」


▼加賀
「1部相手といって特に対策は考えていなかったが、とにかく前に出て気持ちでは負けないつもりで試合に臨んだ。自分自身の活躍に手応えはあまり感じていない。仲間に助けられた部分が多くあった。点を取って巻き返すことができたが、取り方や取られ方がいいプレーではなかったと思う。もっと修正をかければ抑えられる点もあったので、動画を見て振り返り、次の試合までに自分を磨こうと思う。よかったポイントはリーグ戦の時よりチーム力が上がったと感じた所。お互いのミスをカバーし合い、勝ちにつなげることができた」

▼清川
「他の2人に比べて足引っ張ってた。点も取られて、自分からもあまり点数取りに行けない、粘るしかないと思ってた。次はもっと攻めていきたい。最後の相手はエースでだいぶ取られた。変わらず、待って粘るという感じだった。相手の方がリーチが長いので小手を狙われないように意識した。そこはある程度防ぎきることができたかなと思う」