【ホッケー】格上相手に引き分けた!

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◇第42回総合関関戦本戦最終日◇対関学大◇6月16日◇於・関西学院大学三田グラウンド◇

[第1Q]関大0-1関学大
[第2Q]関大0-0関学大
[第3Q]関大0-0関学大
[第4Q]関大1-0関学大
[試合終了]関大1-1関学大

ヒーローはやはりこの男だ!伝統の一戦の一幕として行われた関学大との試合。1部校の相手優勢で試合は進んだが、迎えた最終QにFB濱口達也(シス理4)がPCからゴールを決め同点に。土壇場で追いつき、格上に白星を渡さなかった。

第1Qから相手は全力で襲い掛かってきた。開始3分半でペナルティーコーナー(PC)のピンチを迎えるも、GK牧野克哉(政策4)が阻止。その後も数々の危機が訪れるが、粘りのあるディフェンスで守る。関大も負けじとFW山田慧人(政策3)や正岡純也(法4)が攻めるが、スピードのある関学大ディフェンス陣に詰められ、すぐにボールを奪われてしまう。そして、残り2分地点から3回連続でPCを許すと、最後の1回を守り切れず、先制点を献上。「惜しい点だった」(近藤弘明主将=環都4)と、残り時間30秒で痛い失点となった。


△牧野


△山田


△正岡

続く第2Qも相手先行の展開となる。しかし、FB田中大貴(文4)やFW粕渕正真(人1)が左サイドで固守を見せ、追加点を許さない。残り時間5分、やっとの思いでつかんだPCは山田がシュートを放つも阻止され、その後、近藤が押し込もうとするも得点とはならず。1点ビハインドのまま前半を終えた。


△田中大(右)と上田隆ノ介(文2)


△粕渕

第3Qで、徐々に関大ペースへと流れを呼び寄せた。守りからリズムを作ると、MF森川大(人3)が持ち前のスピードとテクニックで相手陣地に切り込む。相手PCのピンチもシューターからのシュートをGKが手で止め、相手に流れを渡さない。前回、課題として挙がった右サイドでの攻撃を試みるも、激しい攻防戦となる。終盤、やっとの思いでゴール直前にまでボールを運び、FW田中溫人(商1)が押し込もうとするも、タイミングが合わず。両チーム無得点、1-0のまま最終Qへ突入した。


△森川


△田中溫

勝負の第4Q。ここでも攻守入り乱れる激しい戦いが繰り広げられた。関大にとってもどかしい時間が続いていたが、ついにその均衡が破れる。残り時間1分49秒。FW笹木大聖(経3)から縦のパスを受けた山田に対する相手のプレーに、関大サイドが抗議。審議の結果、PCを獲得し、ラストチャンスを得た。「ストレートで行くわっていう話をして。なんとか土壇場で追いつけてよかった」と、セットプレーから濱口が放ったシュートは、相手ゴールに吸い込まれ、見事同点弾に。土壇場でのゴールに会場は一気に熱を帯びた。そのままスコアは動かず、関大の得点王の1点で大きな相星となった。

 


△濱口

「間違いなくプラスの試合だった」と、近藤主将もうなずいた。白星には至らなかったが、格上相手に辛抱して終盤勝負に持ち込み、ゲームキャプテンが同点弾。1部昇格を目指すチームにとって、その力に自信を持てる内容だったことは違いない。ここ2年間、得点すらできなかった関関戦で奪ったこの日の1点は、その点数以上に価値のあるものだろう。待ち受ける2部決勝戦を、「優勝して笑って、流れに乗りたい」と濱口。伝統の一戦で弾みをつけた関大は、このまま1部まで駆け抜ける。【文:中西愛/写真:森本明日香】

▼近藤主将
「この前の京大戦で右攻めができていなかったので、とりあえず右攻めを強く意識して。もちろん、ただただ右攻めじゃなくて、右で攻めるにしても左で攻めるにしても、逆サイドへの展開っていうのをしっかりやろうと。縦だけだと相手も守りやすいので、中に通すような意識で挑んだ。(相手は1部だったが?)速かった。走るのもそうだし、動き出しっていうのが。自分たちのトラップ際にすごい詰めてきたりとか。なかなか速かった。そういうところでパスが通りにくかった。あと、詰められてこっちが焦ってなかなかパスが回せなかった。相手に与えるPCもかなり多かった。そこはさすが1部校。惜しい点ではあった。PCの練習をもうちょっと、天候や授業で(グラウンドが)使えなかったりであんまりできていなかったので、悔いは残る。次の神戸戦はしっかり合わせていきたい。(同点弾について)濱口さんがしっかり決めるところは決めてくれた。(出場メンバーについて)けが人以外全員使った。それが僕の今年の代になってからの当初からの目標で。全員出して、かつ勝ち切るっていう。いい試合はできたかなと。普段出てない子もプレーしていたし、すごいいいなと思ったプレーが何個もあったので。今後にかなり期待。間違いなくプラスの試合。ただ課題も見つかって。2部だと攻めと守りが半分半分だったり、うちが攻める場面が多かったり。あまり攻められる場面っていうのがなかったので、そういうときのプレー。カットしたあとのクリアはいいけど、それを取られたら意味がない。(引き分けについて)勝っても負けてもSOはしたかった。今まで一番強く言っていて雰囲気作りっていうのは今日はすごく良くて。この感じでリーグ戦も挑めたらいいなと。応援団、女子部の力もあった。かなり助かっている。(2部決勝戦に向けて)攻められているときのディフェンスの仕方、広いところでプレーする。そこは修正して臨みたい」

▼濱口
「今日は割と良かった。全員試合に出たけどよかったかなと。いつも出てないメンバーもいい仕事をしていた。(同点ゴールについて)ストレートで行くわっていう話をして。なんとか土壇場で追いつけてよかった。最近、こんなのが多い。ハラハラする。(2部決勝戦に向けて)最後決勝なので。去年の秋から優勝していない。優勝して笑って、流れに乗りたい。勝ちたいと思う」