【サッカー】[なでしこ]2部優勝ならず。昇格懸けて入れ替え戦へ。

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◇2019年度関西学生女子春季リーグ2部順位決定トーナメント決勝◇対びわこ大◇6月15日◇神戸LFC◇

【前半】関大0-0びわこ大
【後半】関大1-2びわこ大
【試合終了】関大1-2びわこ大

2部優勝目前。今節白星を上げれば自動昇格が決まる。プレッシャーのかかる一戦で、先制点を決めたのは関大だった。しかし、その後追加点を決めることはできず。相手に2得点を許し、敗北。念願の1部昇格は次週の入れ替え戦に持ち越された。

開始早々フリーキック(FK)を獲得した関大。キッカーのDF大田萌(文3)は直接狙うが、枠の上を越してしまう。MF笹部麻衣(人2)はドリブルで切り込むも、シュートまで至らず。19分には前節2得点のMF塚原碧衣(政策1)がゴールから離れた位置でミドルシュートを放ったがGKの手中に収まった。相手陣地で関大がボールを保持する時間が続くが、決定機に欠ける。


△DF大田


△MF笹部


△MF塚原

33分には相手のFK。ここは関大の固いDF陣がクリアするも、その後、相手のコーナーキック(CK)がそのままポストに当たり、ヒヤリとするシーンも。早く得点が欲しいところ。前半終盤には、MF塚原のクロスを途中出場のFW濱直海(人4)が頭で合わすも、ボールに勢いがなく外れる。前半のラストプレー、MF笠原黎里花(社2)がクロスをゴール前にきれいに上げたが、相手GKに先にキャッチされてしまった。

△FW濱の得点シーン

両者無得点で迎えた後半戦。いきなりチャンスが訪れる。MF笹部からのクロスにMF塚原が合わすが、枠を外す。しかしこれでCKを獲得し、MF藤崎愛乃(人3)のキックからDF国広明香(人4)が合わすも、ここは跳ね返される。そして6分。FKからパスがつながり、最後はFW濱のシュートがゴール左隅に吸い込まれてた。待望の先制点に笑顔が溢れた。「積極的にゴールに向かうっていう姿勢はすごく出てきている」と吉田絢香女子主将(経4)。強気な姿勢が身を結んだ得点だった。


△DF国広


△MF藤崎

しかし、試合を決めるには早すぎる時間帯。相手も挽回の機会をうかがっていた。16分、相手のロングパスが雨に濡れて重たい芝生をイレギュラーにバウンド。そのままゴールに収まった。だが、ここは決勝の舞台。これも想定内だ。先に追加点を取るのみ。もう一度立て直す。


△MF笠原


△成迫美咲(人2)

一進一退の攻防が続く。20分にFKを獲得し、DF大田のキックはつながらなかったが、その後もCKなどでチャンスを広げる。しかし、得点にはならなかった。すると、突然雨が降り出し、ピッチの状態はさらに悪化。徐々に相手ペースに持ち込まれ、40分には痛恨の追加点を決められた。「取るべきときに1点取れなかった」と、足高清司コーチ。関大がチャンスをものにできない間に、隙を突かれた失点だった。試合終了まで攻め続けるも、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。

吉田主将は「もう勝つしかない」と決意を表す。昨秋リーグや、今節の悔しさを晴らすために。もう勝つしかない。次週、必ず白星をつかみ、戻るべき場所に舞い戻る。【文:勝部真穂/写真:長尾洋祐・瀧川千晴】

▼足高コーチ
「内容的には悪くはなかったように思うが、取るべきときに1点取れなかった。(先制点は関大だったが)追加点が取れなかった。そこだと思う。もともとうちは点の入るチームではない。そこらへんが課題で、メンバーを変えてみたりもしたが。あとはこのコンディション、試合前の雨とかも含めてちょっと落ち着きがなかったかな。(入れ替え戦が残っているが)細かいところというよりも、やっぱり気持ちの問題だと思う。自分がやりたい、やりたくないっていう選手の気持ちがどれだけ出てくるのかなというところ。明日(6月16日)相手が決まる。どっちにしろそんなに力の差があるチームではないということは分かっている。あとは気持ちの問題。毎週毎週ハードルの高い試合は続いているが、気持ちを切り替えて、リラックスしてどれだけできるか。チャンスがあるときに決めておかないと、今日みたいになるというのは分かっている。やってみな分からん。でも、(1部に)上がる最後のチャンスやから。頑張りたい」

▼吉田女子主将
「勝たないといけなかったところで負けてしまった。自分たちの取り組みの甘さが出た結果だと思う。積極的にゴールに向かうっていう姿勢はすごく出てきているが、そのあとのシュートの精度だったり、ゴール前のパス精度であったり、自分たちからのミスっていうのが多かったから、そこを修正していかなダメかなって思う。(入れ替え戦へ)もう勝つしかない。勝つために、しっかり練習、取り組みをして、今日出た課題やリーグ通して出た課題っていうのをもう一度、チーム内で統一して、戦い方っていうのをしっかりさせる。勝ちたい」