【バスケットボール】格上相手に力負け。

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◇第42回総合関関戦本戦2日目対関学大◇6月14日◇関西学院大学合体育館大フロア◇

[第1Q]関大14-25関学大
[第2Q]関大15-21関学大
[第3Q]関大8-25関学大
[第4Q]関大22-15関学大
[試合終了]関大59-86関学大

ここ数年黒星に終わっている総合関関戦。今年こそ勝利をつかみたかったが、1部に属する格上に約30点差をつけられ完敗。この結果により、男子は28点以上のリードを奪っての勝利が必須条件となった。

ジャンプボールを制したのは関学大。開始早々に先制を許すと、180㌢台を擁する大柄な相手にペースをつかまれ、試合が進む。固いディフェンスに阻まれシュートがリングを通過しない。それでも、山中萌(法4)、乕田優香里(経1)らが積極的にリバウンドに食らいつき、約10点差で最初の10分を終える。


△山中


△乕田

永田舞(安全2)のシュートをはじめの得点として始まった第2Q。高さを生かし新井紫予(政策2)がリバウンドを奪うと、スピードが持ち味の奥谷楓(人1)がレイアップシュートを沈める。高島陽和(安全2)も新井夕佳(人3)のアシストを受けスリーポイントシュートを決めるなど関大が少しずつ流れをつかむが、確実にセカンドチャンスをものにする相手に追い付けない。


△永田


△新井紫


△奥谷


△高島

第3Q。再開後すぐに、新井夕のパスから山中がレイバックを沈めるもそこからパタリと関大の得点がやむ。リバウンドから速攻を試みるが相手ディフェンスにブロックされ、シュートを打つ体勢が整わない。約5分後、竹内彩寧(政策3)がスリーポイントシュートを沈めるも、立て続けに狙った奥谷のシュートはリングに嫌われるなど、わずか8点に抑えられた。


△新井夕


△竹内

後がない最終Q。「最後できた部分や強度を1ピリ目から出せないと」と山中が振り返ったように、ラストは関大らしい走り切るバスケットを展開。要所でのディフェンスも機能し、相手のターンオーバーを誘うなど、得点のリズムを作った。しかし、開きすぎた点差を埋めることはできず。残り2秒、新井夕がタフショットを沈めるも、反撃むなしく試合終了のブザーが鳴った。

試合後、指揮官は「準備不足」と課題を口にした。リーグ戦前の公式戦を全て終え、これから鍛錬の夏を迎える関大女バス。昨年かなわなかった1部昇格をつかむべく、秋につながる成長のシーズンにしたい。【文:高木満里絵/写真:金田侑香璃、小田沙貴】

▼早川監督
「練習では、これとこれとこれはやろうと話していたが入り方はいつも通りじゃなくてこの雰囲気に少し萎縮した。3Q途中から開き直って動き出したけど、3Qの入りも重たかった。選手たちはいつも通りやってるつもりかもしれなかったが、やっぱり雰囲気に飲まれてしまってる。自信を持って落ち着いてプレーすることができなかった。そこに持ってくのにオフェンスもディフェンスも、時間がかかった。最後(ギアを)あげた時には体力消耗してて精度は良くない。はなからできるチームを作らないとなと思う。経験不足が露呈した。相手は180もいて、こっちとは20㌢くらいの差がある。最後みたいにファウル覚悟、我々はこれをしないと勝てないっていう覚悟を持ってたらもう少し差はなかったと思うけど、そこに至るまでの不安もあった。こういう雰囲気で恥ずかしい試合したくないし、いいプレーしたい気持ちも当然ある。ただ相手がいて、かつ相手は格上で、昨年の入替戦で負けててっていういろんな気持ちの中でいつも通りできていなかった。指示も通りづらいから自分たちで何とかしろとは言ったが、そういう準備ができていなかった。ギリギリで緊張感のあるゲームだから場数も踏まないといけないし、それによって成長できるものもあるので。普段やってることにまだ自信が持てず、不安が不安を呼んでしまってる。選手たちは2重苦3重苦になってるけど、そこも仕方なくて、勉強。(1年生は)まだまだやけど面白い。センスはある。このレベルが当たり前と思ってちゃんと決めれる準備をしてほしい。準備不足なだけなので、そこができたらすごく楽しみ。(夏は)これ以降公式戦はない。とりあえず勝つために何ができるか。練習不足、自信のなさがまだあるから充実度を高めてそういうメンタリティーを持って。リーグまで2カ月。今日の試合の最後みたいに吹っ切ってやればいけるんやから、フルメンバーで40分間戦えるようなタフさを身につけてやっていきたい」

▼山中
「いつもと違う環境の中で、自分たちのいつも通りのプレーができなかった。高さがあると分かっていても実際は対応しきれてないところがあって、特にそれが顕著に出たのがディフェンスの部分。(指示は)聞こえづらい状況は去年もおととしも同じ。だから昨日の練習ではフォーメーションはしっかりしようと言っていたがいざゲームになると萎縮して練習通りできなかったというところでは伝達ミスもあったと思う。(高さのある相手に対して)コンタクトの部分で、自分たちは中で面取られてしまったら終わりなので、そこを取られる前に絶対チームで負けないようにしようと話してて、入った後もカバーや周りのケアをみんなでしていこうと意識していた。(立ち上がりは)みんな固かった。悪くはなかったけど、こっちのシュートが入らず、向こうのシュートが入ってしまった感じ。(最後ギアが上がった)相手もメンバーを落としていたのもある。最後できた部分や強度を1ピリ目から出せないと自分たちは1部の相手にも2部の相手にも勝っていけないと思うのでそこはしっかりやっていきたい。(夏は)自分たちの強みはディフェンス。走り切らないと勝てないし、平面で勝つところを40分間やらないと勝てないのでそこは何があっても突き詰めてやっていかないといけないし、リバウンドルーズは取らないと速攻も出せない。今日は立ってるだけで押し出す部分も甘く、上から取られる場面もあった。このチーム始まってからずっとリバウンド・ルーズ・走り切るっていうのはやろうと言ってるのにまだ50㌫もできていないと思うのでそこをどれだけリーグまでにあげていけるか。(リーグに向けて)今のままだと入替戦にすらいけない現状。まだチームで勝とうという意識が低い部分がある。4回生だけの気持ちが強すぎたり、下級生に伝えきれてない部分が練習の質や強度にも出ている。そこを修正かけて、夏までには全員で1部をつかみ取る強い気持ちで、練習も試合も遠征も挑んでいけるように頑張りたい」

▼永田
「ゲームプランは、西日本終わってから結構走る練習が多くて、トランジション速くして、自分たちが小さい分速い流れでゲームを作ること。あとはしっかりボックスアウト、リバウンド、ルーズを徹底することだった。(ゲーム内容)走ろうとはしてたけど、相手が大きい分中の走りが弱くて、外攻め外攻めになってしまって、ブレイクも出てなかったし、押し出しもできていなかった。相手の背が高い分リバウンドを上から取られてしまって得点されることが多かったので、課題としてたことはちょっとできなかった。(相手の印象)やっぱり大きい分中も強くて、相手がリバウンドを取ったあとのオフェンスの攻めもすごい走り出しが速くて、大きいプラス速い攻めでやってきてたのでその分結構かき回された。(1Q目は)ちょっと着いていけていたかなぐらい。自分たちのミスが起きた時にそのミスを切れなかった。結構誰かがミスしてしまったら続けてまたミスしてってなって、悪い流れになってしまった。ミスしてもしっかり切って、自分たちで声だしてディフェンスから流れをもっていけるようにしないといけないと思った。自分のプレーは決め切るところも決め切れないし、スタートの4回生の人がいない分1個ポジション下りて、下のポジションでやっているが、4番の下から上がる動きとかができていなかった。中やのに外に出てしまって、3番の動きでやってしまっていた。(4回生が)帰ってきても自分が交代とかで中のプレーをすることがあると思う。そこをもっと中の、ハイポスト上がってとかいう動きも自分で修正していけたらいいなと思う。監督がいなかったり、4回生が抜けたりで、バタバタしていたところはあった。その中で自分たちで課題として練習でやってきたことが西日本も1回戦で負けちゃったし、監督がいないからっていうのは言い訳にならないし、戦えるところで戦えなくて、勝てるところで勝ち切れないっていうのがこの上半期あった。いい内容とは言えないけどこれをリーグにいいように生かしてしっかり勝ち切れるチームに修正していかないといけない。(リーグ戦に向けて)新チームになってから、1部昇格をずっと目標にやってきているから、連戦が続くなかで2部でも自分たちより大きいチームばかりなので、しっかり練習からリバウンド入ったり、ボックスアウトしたりそこをやり合うのと、チームとしてはしっかり走って速い展開にする。個人としてはもっとチームの流れが良くない時にしっかり点を決め切ったり、大事な時に得点の取れる波のないプレイヤーになれるようにしたい」

▼伊藤亜希子(人4)
「外から見ている分としてはみんな頑張ってるけど、まだ足りないことを、ゲームに出ている人だけじゃなくて周りの人も一緒にやらないと。練習ではB(チーム)の子たちが相手になってやるわけなので、その子たちがどれだけ同じ意識持ってやるかがこれから夏に大事になってくるところ」