【バレーボール】男バレ、惜しかった。男子勝利とはならずも、総合関関戦勝利を決めた!!

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◇第42回総合関関戦本戦1日目◇対関学大◇6月9日◇関西学院大学総合体育館ABコート◇

[第1セット]関大18-25関学大
[第2セット]関大25-20関学大
[第3セット]関大25-22関学大
[第4セット]関大23-25関学大
[第5セット]関大16-18関学大
[セットカウント]●関大2-3関学大

先に行われた女子の試合では関大がストレート勝ちを収めた。そのため男子は1セットでも取れば、総合関関戦バレーボールの勝ちが決まる。しかし、近年は関関戦で勝利を手にしていない。関学大は1部リーグ上位校で、セットを取ることは決して簡単な条件ではなかった。それでも「一矢報いてやろう」と南本一成(商2)。伝統の一戦。勝負の行方は男子の挑戦にゆだねられた。

立ち上がりにミスが続き、序盤で差をつけられる。南本のバックアタックなどで巻き返すが、関学大の速さとパワーを前に、第1セットを落とした。

このまま終わるわけにはいかない。もう一度集中し直し、挑んだ第2セット。出だしに田中伸哉(人3)がスパイクを決めると、藤井徹太(社2)、南本が続く。ミドルの岡田大雅(経1)はブロックで得点し、セッターの青木佑介(社3)はサービスエースを決めた。さらに松野龍紀(環境2)がスパイクポイントを取り、関学大はたまらずタイムアウト。関大の攻撃が波に乗る。相手のミスで点差も開き、関大リードのままセット終盤へ。


△田中


△岡田

1セット目とは打って変わり、関大のかつてないチャンスに応援はいっそう盛り上がる。藤井のセンター攻撃で23点、南本のバックアタックでマッチポイント。後衛の選手は必死にボールをつないだ。そして、ついにその時。松野の右手から放たれたスパイクは、悲願の関関戦勝利を見事に射止めた。関大コートに歓喜の渦が巻き起こる。それとは対照的に明らかに沈む関学大の選手たち。この状況は男バレ勝利のためにも絶好のチャンスとなった。


△藤井


△松野

興奮冷めやらぬ中始まった第3セット。南本のスパイクポイントの後、立て続けに相手のミスが生まれた。それに対し、岡田はフェイントで1点を取り、藤井もバックアタックを打ち込まず、コート中央に落とすなど冷静な反応を見せる。サーブで入った吉田和平(社3)は多様なサーブ技術で相手を翻弄(ほんろう)。2連続でエースを取り、完全に流れを引き寄せた。田中の切れ味抜群なスパイクが光り、藤井も速いスパイクで点を重ねる。松野はしっかり2枚付かれても、ブロックを破り2得点。いよいよ関大が関学大に勝ち越すのか。会場は大いに盛り上がる。24点目を決めた南本が力のこもったガッツポーズでチームを沸かすと、最後は岡田がブロックで封じた。


△吉田


△南本

先に王手をかけたのは関大だった。ここまで来たら何としてでも白星を挙げたい。田中は攻守で好プレーを連発し、リベロの平城諒太(社4)は安定のキャッチで攻撃陣を支える。青木の粘り強いつなぎに何度も助けられ、スパイカーたちは躍動した。しかし、関学大も負けてはいられない。思いと思いがぶつかり、両者譲らぬシーソーゲームのままセット終盤に突入した。


△田中


△平城


△青木

コンビバレーが機能しだし、南本がレフトからライト側へ回り込んで点を決める。関学大もスパイクを決め、20-22。そこから南本、松野、藤井が3連続ポイントを奪い土壇場で逆転に成功し、「最後自分が決めて流れ取ったかなとも思った」と藤井。勝利が目前となり、力が入った。自らレシーブを上げ、トスを要求した南本のバックアタックは、無情にも相手コートを外れる。1部常連の関学大は、スパイクとブロックであとの2点も奪い取り、勝負をフルセットに持ち込んだ。


△藤井


△南本

一本一本に気持ちがこもる。南本、藤井中心に打ち合いとなり、どちらも一歩も譲らない。しかし、藤井のサーブミスから、4連続ポイントを許し、先に相手のマッチポイント。ゲームはまだ終わらない。南本が今度は確実にバックアタックを決め、前衛に上がり、ブロックシャット。南本の気迫のプレーで2点返し、デュースに持ち込んだ。しぶとく食らいついた関大だったが、あと少し、及ばなかった。

近年まれにみる大接戦に、試合終了後、両チームに大きな拍手が送られた。「誰かが頑張ったってわけではなく、チーム全員が役割果たして、つないで戦えた」と林拓磨主将(人4)。惜しい敗戦なだけに選手は悔しさをにじませたが、格上相手との熱戦で得たものも大きかったはずだ。秋にはさらに力をつけ、必ずリベンジを果たす。関大に大きく貢献した男女バレーボール部にもう一度盛大な拍手を送りたい。【文:勝部真穂/写真:中西愛】

▼林主将
「負けはしたけど、よく頑張ったかなって思う。誰かが頑張ったってわけではなく、チーム全員が役割果たして、つないで戦えたからこその、あの結果かなって思う。実力は付いてきていたので、勝つ意気込みではあった。結果的に負けてしまったが、自信にはなった。チームで戦うビジョンが見えたかな。前も1部いって、全然勝てなかったので。すごくいい経験なったかなって。でも、やっぱり悔しかった。勝ちたかった。(良かったところは)やっぱりチームで戦えたところじゃないかな。1セット目はサーブも攻めれてなかったし、でも2セット目からはサーブを攻めて、崩したボールを全員で拾って、つないで、決めてっていうのができたから勝てたと思う。そこがもっとチームに芽生えてほしいところかなって。(課題は)これだけ人がいたから緊張とかもあったかもしれないが、1セット目から自分たちの力が出せないとやっぱりだめかなと思う。それはアップ不足なのか、緊張からくるものなのかわからないけど、そこができたらチームとしてワンナップやと思うから、それができたらいいなって思う。(西日本インカレに向けて)これだけ実力があることは分かったし、うちも万全ではなかったので、もっともっと戦えると思った。ベスト8以上に入って、全日本への切符を西カレでつかみたい」

▼南本
「取れたセットは序盤に取り切れて良かったが、4セット、5セットと競ったところで、勝ち切れなかったのが悔しい。(関学大は)秋にも同じリーグで当たる相手なので、ボコボコにやられるのはあかんなって。一矢報いてやろうというのは思っていた。キャッチから、1本で切れたりする場面は良かった。我慢して取れたセットがあったので。(課題は)4セット目最後のところで、自分がレシーブして、バックアタックでアウト打ったので、入ってたら勝ててたなっていうところだった。最後、自分がしんどい場面で、確実に決めれるように頑張ります。(格上の関学大に対して接戦に持ち込めたことは)自信にはなったかな。(西日本インカレは)トーナメントにもよると思うが、しっかり1つでも多く勝って、そこで全カレ(=全日本インカレ)を決めれたらと思う」

▼平城
「1セット目はみんな硬かって緊張していたが、2セット目から雰囲気も乗れて、応援もあって、みんな体動いていたかなって思う。(応援も多かったが)最初は慣れなくて。ホームじゃないので、緊張もした。(守備の面で)セットを追うごとに相手の攻撃に対してブロックとレシーブが対応できていた。そこがつなぎが良かった部分だと思う。(関関戦に対する思いは)ずっと、僕が1年生の時から勝てていないので。今日はあと1セット取れれば勝てたので、悔しかった。今まで自分たちは2部やって、1部の相手にどこまでできるかっていうのがあってフルセットまでいけたので、秋リーグにはつながったかなと思う。(西日本インカレに向けて)今日見たいに全員で雰囲気良く、全員バレーでベスト8以上目指して頑張ります」

▼藤井
「しんどい時、トスが集まってきた時に、決めきれんかったし、しんどいところで絶対に自分にあがってくるから、そこで最後の5セット目とか決めきれへんかったから、そこが1番悪かったかなと思う。1セット目にあれだけ悪いゲームをしたけど、2、3セット目に立て直して取って、4セット目も最後自分が決めて流れ取ったかなとも思ったけど、やっぱりそこでは取れなくて。でも、1セット目があれだけ悪かったのに2、3セット目立て直せたのは、自分たちの成長した部分かなと思う。(関学大は)一人自分の高校の先輩で関学のエースの人が出てなかったのでその人が入ったらもっと苦しい展開にはなると思う。関学とは秋の予選リーグからあたるので、この夏休みでレベルアップして、勝って、しっかりと秋リーグでは1部に残れるよう頑張りたいと思う。(西日本インカレに向けて)西カレは他の地方の強いところとできるから、そこで自分たちがどれだけの実力を出せるかっていうのを試せると思う。今日は負けちゃったけど、この負けを次につなげていきます」

▼岡田
「キャプテンからまずは楽しめと言われてて、試合前から楽しんでやったし、楽しんでプレーしてたことがフルセットまでいけて、負けたのは残念ですけど、つながったと思う。セッターと喋って今日は速い攻撃があんまり合わなかったのでちょっと遅めにしたりとか調整したりして臨めていた。(関学大について)僕的には相手のサイドのブロックを止められなかったのが一番で、そこはやっぱりレベルが高かったと思う。あと一人相手のエースがいなかったので、秋はもっと強いのかな。(総合関関戦について)他クラブとかが応援に来てくれてて、そういうところが関大全体で戦っているんだなと感じた。(西日本インカレに向けて)今回は4回生が教育実習だったり就活だったりで出場できたんですけど、次はいても最後まで出て活躍できるように頑張りたい」

▼松野
「(関学大の印象は)めっちゃ強かった。でも思ってたよりはいけたかなと思う。練習での攻撃の形がうまくはまったのは良かったと。メンバーや応援に来てくれた方が盛り上げてくれたので良い雰囲気でやれた。(総合関関戦勝利したが)ずっと負けるものだと思ってたのでやっぱり勝てたのはうれしい。(西日本インカレに向けて)ベスト8というチームの目標に向けて力になれるように頑張ります」