【サッカー】桃山大制し、リーグ前期白星締め!

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◇第97回関西学生リーグ前期最終節◇対桃山大◇6月9日◇ヤンマーフィールド長居◇

【前半】関大0ー0桃山大
【後半】関大2ー0桃山大
【試合終了】関大2ー0桃山大

得点力不足で黒星が多く付いたリーグ戦。前節では大体大に敗れ、首位の強さを見せつけられた。迎えた最終節の相手は桃山大。関大がいつも勝てない相手だったが、いつもに増して気持ちの入ったサッカーで完封勝利し、リーグ前期は笑顔で締められた。

試合前から関大の大応援団は声を響かせ続け、紫紺で染められたスタンドから熱い声援で選手たちをピッチへ送る。勝利のために「全員サッカー」で戦う準備はできていた。

前半は一進一退で試合が進んだ。DF羽田健人(情4)のFK(フリーキック)からFW矢野龍斗(法3)、FW高橋晃平(情4)とつながりシュートを放ったがネットは揺らせない。相手の攻撃には、DFラインを中心に固い守備で守り抜いた。さらに、MF荒井大(社4)が中盤で粘りの守備でボールをつないでいく。FW松本歩夢(文3)のクロスをFW矢野が頭で合わせたが、これは枠外。前半だけで10本のシュートを放ち、関大の流れを作り出していた。


△DF羽田


△FW矢野


△FW高橋


△MF荒井

スコアレスで後半戦に折り返す。相手のシュートには、GK鴨川優斗(政策4)の好セーブが機能し、得点を許さない。そして18分、ついにゴールネットを揺らした。MF松井修二(人3)の折り返しをFW矢野がスルー。最後はFW松本が流し込み、待望の先制点を挙げる。その後もチャンスは何度も見られ、FKにはDF羽田が得意のヘディングで追加点を狙った。そして、これまでものにできなかったセットプレーが関大の勝利を決定づける。31分、コーナーキックから混戦となり最後はMF高取誠隆(人2)が押し込んだ。全員の気持ちがつながって勝利をつかみ取った。


△GK鴨川


△MF松井修


△FW松本歩


△MF高取

厳しい試合が続く現状を打開するために、最終節に向けてトップチームだけではなく全カテゴリーの4年生を中心に、全員で戦うための準備をした。「戦術どうこうっていうよりは、勝ちたい、チームを勝たせたいっていう関大への思いをチームで改めて確認して、それが今日の勝利につながった」と牧野寛太主将(経4)。前日のIリーグから気持ちの入った試合を見せ、全員の気持ちが勝利に向かっていた。昨年一度も勝てていなかった桃山大を制し、最終節を白星で飾った。次は関西選手権が控えている。総理大臣杯出場のために「全員サッカー」を最大の武器に日本一を目指す。【文:写真/野村沙永】

▼前田雅文監督
「ビルドアップのところで力を入れてくるっていう印象があったので、それに対しての守備の確認をしながら、横からのボールに対して強く入っていくこと、後はいつもやっていることをしっかりやろうという意識で入った。(試合の入りは)行ったり来たりやったと思うけど、お互いめちゃくちゃチャンスっていうわけでもピンチっていうわけでもない。ゴール前までいけても最後はいけないっていう感じ。(1点目は)クロスに対して2枚入って、3枚目で入ってきたんで、あれは練習でやってきたことが成果として出たかなと思う。(2点目は)攻撃的にいって崩してくれてCKを得たのでそこは良かった。(全体を振り返って)雰囲気を作ってくれようとしていたので、今週はトップだけじゃなくて4年生を中心に全カテゴリーで勝っていこうとしていた。(リーグ前期を振り返って)去年からピッチに立っていた選手が、DF黒川(圭介=法4)とDF羽田とMF牧野なんですけど、ほとんどその選手がいない状況が多くて、いても1人とか。今日やっと2人出てましたけど、その選手たちでチームを支えながら勝ちを重ねたかったんですけど、けががあってなかなか同じピッチには立てず、練習から試合につなげるっていうところでギクシャクしてしまった感じ。(これからは)ハード、タフにトレーニングしていきたい。(関西選手権は)ベスト4、準決勝、決勝と勝ち上がっていきたい」

▼牧野主将
「(この試合への気持ち、取り組みは)最近のトップチームの現状を4年生でしっかり話をして、トップチーム以外の4年生にも現状を聞いて、それは自分たちが感じているものと、他の選手が感じているものが一緒だったので、そこはトップとして変わるしかないなと。具体的に言えば、甘い部分があるとか、勝つ気持ちとか点を取る気持ち、そういうところが足りないんじゃないかと言われて、そこからしっかり変わって、チームとしてもトップだけではなくて、関大として変わる必要があるっていうことで、学年ミーティングしたあとに全体ミーティングで話した。その結果、昨日のIリーグから入って今日のトップの試合は関大らしさが出たかなと感じた。戦術どうこうっていうよりは、勝ちたい、チームを勝たせたいっていう関大への思いをチームで改めて確認して、それが今日の勝利につながった。(試合内容は)前半からそんなにやられている感じもなく、自分たちも攻めれてるっていうよりも、停滞している時間もあったんですけど、前半をゼロで抑えて、後半に点を取れた。2点目は押し込んで点を取る形だったりとか、泥臭くっていう今まで自分たちになかったところだったので、そこは良かった。(リーグ前期を振り返って)結果として出ていないっていうのが一番だけど、その原因を自分たちなりにしっかり考えてれているので、まずは関西選手権に向けてやっていくしかない」

▼FW松本歩
「関大として、ULTRAS、SOLEO、REDGROWと勝てていてなかったので、トップは絶対に勝とうっと思って試合に臨んだ。(試合を振り返って)応援からすごく良くて、前半からいい戦いはできていて、関大ペースで点が取れて勝ち切ることができて理想的な試合になった。(得点シーンは)来るとは思ってなくて、FW矢野がトラップしてそのまま行くと思ったけど、そのままスルーしてくれたので、後は気持ちで入れた。(雰囲気は)負けが許されない試合で、応援、ピッチ、ピッチ外含めて関大が一つになって戦おうとなっていたので、それが実行できて良かった。(リーグ前期を振り返って)全然勝ちが続いていなくて、得点も全然なくて、それがずっと課題と言われ続けてきた。得点の面は後期への課題かな。(自身としては)去年もちょいちょい出ていて、来年は絶対スタメンで出て活躍してやろうっていう気持ちがあった。今年はスタートから出るっていうのが目標だったので、今出続けている中で結果を残さないといけないし、これからもっと得点を量産したい。(これからは)まだ優勝も諦めてないし、ここから厳しい戦いは続くけど、チーム全員で戦って、気持ちのところから全員でやっていきたい」

▼MF高取
「絶対に勝つ、それだけ思って試合に臨みました。(前半は)チャンスも多くつくっていたし、チームとしての雰囲気もすごく良かったと思う。早く先制点が欲しいなと思って、見てました。(交代で)自分が入る前に先制したんで、まずは守備からっていう意識を持って、追加点狙えたらどんどん狙っていこうと思って試合に入りました。(2点目は)微妙なゴールではあったんですけど、あの時間帯に追加点取れたのは良かったかなと思います。(リーグ前期を振り返って)最終節は勝ったものの、前期通して見れば、全然納得できるようなものではなかったと思うんで、後期はインカレ出場に向けて一戦一戦、チーム一丸となって戦っていきたいと思います。個人としては、少しでも多く試合に出場してチームに貢献できるように、練習のところからしっかりアピールして努力していきたい」