【サッカー】【なでしこ】塚原が2得点!1部昇格へ大きな1勝!

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◇2019年度関西学生女子春季リーグ2部順位決定戦準決勝◇対大国大◇6月9日◇関西大学高槻グラウンド◇

【前半】関大1―0大国大
【後半】関大1―1大国大
【試合終了】関大2―1大国大

1部復帰のためには何としても勝利がほしかった一戦。攻めあぐねる時間帯もあったが、MF塚原碧衣(政策1)が2ゴールを決める活躍。大国大を1点差で振り切り、順位決定戦の決勝に駒を進めた。

前半4分、MF塚原が右サイドからグラウンダーのクロスを上げるも、中の選手とは合わず。19分には、ゴール前での波状攻撃から最後はMF笠原黎里花(社2)がゴールを狙うが、惜しくも枠をそれた。その後相手に攻められピンチを招くも、GK寺村夏海(法2)が落ち着いて対処。DF吉田絢香主将(経4)を中心とした守備陣も奮闘し、失点を許さない。


△MF塚原


△FW井上麻衣(社2)


△MF笠原

何とか得点を奪いたかった関大だったが、ついに試合を動かす。前半32分、シュートのこぼれ球をMF塚原が押し込み、ようやく先取点を奪う。攻撃のリズムを作り続けたルーキーが、大事な試合で力を発揮した。

そのまま試合を折り返し、迎えた後半。DF濱直海(人4)を投入し、追加点を狙う。約1分後、MF塚原からDF濱にボールが渡り、シュートを放つもネットは揺らせない。すると17分、一瞬の隙をつかれ同点に追い付かれてしまう。何とか得点を奪おうと全員が必死に攻めるが、ゴールが遠い展開が続く。


△DF濱


△DF成迫実咲(人2)

チームの重苦しい空気を振り払ったのはまたも塚原だった。後半30分、こぼれ球をヘディングで流し込み、仲間と喜びを爆発させた。その後は冷静な試合運びで相手にペースをつかませず、2-1で勝利。1部自動昇格へ望みをつないだ。

試合後のあいさつで、DF吉田主将は「チーム一体で戦えて、ほっとした」気持ちから思わず目を潤ませた。厳しい暑さの中、一丸となってつかんだ勝利だ。次は自動昇格を懸けた一戦。勝利の価値は、これまでよりはるかに重くなる。戻るべき場所へ向け、関大なでしこの戦いはまだまだ終わらない。【文/写真:長尾洋祐】

▼足高清司コーチ
「(塚原について)新戦力らしく、フレッシュな気持ちでやっていた。2月からは男子と一緒にトレーニングさせている。高校でも全国に行っていたし、基礎はしっかりできている。あと試合慣れもしている。足の速さもあるし、期待している。(今日の試合は)少しは気持ちが入っていたかなとは思うけど…。力が出ていない。僕らスタッフからしても、こんなものではないと思う。(前半は)向こうのチームも偵察していただろうし、『関大は立ち上がりが悪い』というのは感じていたかと。いつも注意しても自覚が芽生えないし、ただ失点をしなかったのは良かったかなと思う。(次戦へ)しっかり関大としていいサッカーをすべき」

▼吉田主将
「今日は勝たないといけない試合だった。みんな気持ちが入っていて、圧倒できたかな。押し込まれる時間帯もあって、そのときは慌てたりしたけど、巻き返す力。相手のFWは結構蹴り込んでくる戦術だったけど、しっかりみんな集中力を切らさずにできていた。(試合後の涙のわけは?)チーム一体で戦えて、ほっとした感じ(笑)。(塚原について)練習からしっかり頑張っていて、1年生ながらチームを引っ張る気概がある。結果を残してくれてよかったと思う。(次戦へ)勝つことはしっかり求めていかないといけない。あと、チームとして得点力不足は課題なので、ゴールに対する貪欲さは必要」

▼塚原
「1点目は、ボールがゴール前にこぼれてきたので、ダイレクトでいくしかないと思っていた。2点目は、味方がサイドを走ってくれたので、ゴール前で詰めれた。(今日の試合は)前回は負けて、チームとしても内容がうまくいっていなかった。今回はレベルが上のチームに勝ち越せて、次につながる試合になった。(関大を選んだきっかけは?)高校の先輩がいたのと、男女が一体となって『全員サッカー』を掲げているのがいいなと思った。自分はFWなので、相手の背後を取る動きだったり、シュート力は持ち味だと思う。(次戦へ)次も多分接戦になるので、今日みたいに勝ち切れたらいい。この1週間で気持ちを高めていきたい」